PowerPoint で画像のファイルサイズを減らす

2026年2月2日更新
2022年4月12日掲載
イメージ画像:PowerPoint で、画像のファイルサイズを減らす

※本記事はSBテクノロジー株式会社(SBT)が執筆・公開した記事を、ソフトバンク株式会社との合併(2026年4月1日付)に伴い転載したものです。文中の「当社」「SBテクノロジー」などの記載ならびにサービス名称などの内容は、初出掲載時点の情報が含まれます。
元記事URL: https://www.softbanktech.co.jp/special/blog/sbt_sbt/2022/0014/

ソフトバンク社内デザイナーの岸です。

PowerPoint で資料を作成していると、それほどページ数が多くないのにファイルサイズがとても大きくなってしまう場合はありませんか。その一因は、もしかするとファイル内の画像にあるかもしれません。テレワークが盛んな昨今の状況を考えても、ファイルのサイズは小さいに越したことはありません。

今回は、PowerPoint で使用している画像ファイルの圧縮について考えてみたいと思います。

目次

通常の方法で、PowerPointに画像を貼りつけてみる

ストックフォトサービスで購入した高画質の画像を、スライド全面にそのままペーストしてみました。プロパティでファイルサイズを確認すると、スライド1枚のファイルですがサイズは 2.79MB ありました。次にこの画像を縮小して保存しなおしてみます。そこでファイルサイズをもう一度確認したところ、サイズは 2.78MB。ほとんどサイズに変化はありませんでした。


イメージ画像:画像を縮小すればファイルサイズも小さくなるように思えるものの、実際はほぼ同じ


ただし、これは悪いことばかりではありません。一度小さくした画像をもう一度元のサイズに拡大しても画質が荒くならずにまた高画質な画像として利用できるメリットがあるからです。とはいえ複数の画像を貼るとファイルサイズはどんどん大きくなります。画像が4枚配置された下のスライドは、1枚で 6MB にもなってしまいます。

画像のサイズを小さくするにはどのような方法があるのでしょうか。


イメージ画像:高画質が保たれるのはメリットですが、複数の画像を貼りつけるとファイルサイズはより大きくなる…

「貼り付けのオプション」で、図として貼り付ける

一度画像をコピーし、右クリックで出てくるメニューの「貼り付けオプション」にある「図」を選択して貼り付けると、画像のファイルサイズが小さくなります。これは、元の画像が「スライド上での適切な解像度に変換された図」として貼り付けられるためです。

本来はグラフやオブジェクトなどを画像に変換するための機能ですが、代替的に解像度を適度な設定に変換する手段としても使うことができます。下の例では、スライドのサイズは 2.78MB から 831KB まで減っています。


イメージ画像:見た目はほとんど変わらず、画像のファイルサイズはずっと小さくなる!

「図の圧縮」で、一括変換する

局所的に1枚の画像を変換するのであれば貼り付けのオプションでも構いませんが、これとは別に一括で変換する機能があります。スライド上のどれか画像を1枚選択すると、トップのメニューに「図の形式」というタブが現れます。

このタブの「調整」グループ内に、「図の圧縮」という機能があります。


イメージ画像:「図の圧縮」機能の操作画面

「圧縮オプション」メニューは、両方にチェックが入った状態になっていると思います。「この画像だけに適用する」のチェックを外すと、選択した画像だけでなく、ファイル内の全ての画像が圧縮されます。

また、「解像度」メニューでは、圧縮率を選ぶことができます。会議やウェビナーなどでの上映がメインの場合は Web、印刷しての仕様がメインの場合は印刷用、という使い分けをすることが想定されています。

スクリーンショットは、高めの解像度がおすすめ

「図の圧縮」機能には、解像度の目安として印刷用とWeb向けという区別があります。ただし、画像の種類によっては解像度の低さが気になるものとそうでないものがあるので少し注意が必要です。


イメージ画像:スクリーンショットの画像を圧縮した際の比較(圧縮なし、印刷用、Web向け)

試しに Web 画面のスクリーンショット画像を圧縮してみましょう。印刷用の圧縮ならば、だいたい文字が読めますが、Web 向けの圧縮では文字がつぶれてしまい、読むことができません。Web サイトの紹介資料やシステムの操作マニュアルを作る場合はディスプレイへの表示を前提としていても、印刷用の高い解像度での圧縮にしておいたほうが無難であるといえます。

一方、イメージとして使用されている画像素材であれば、低い解像度でも実用面での問題はないでしょう。

「図のトリミング部分を削除」は、こんな場合にも役立ちます

図の圧縮の一機能である「図のトリミング部分を削除」ですが、ファイルサイズ削減以外に余計な情報を外部に漏らさないという側面もあります。例えばブラウザで表示したサイトやシステム画面などをデスクトップ全体でキャプチャした場合、トリミングツールで周囲を消しただけだと再度トリミングツールを起動したり、図のリセットを行うことで、本来見せるべきではない周りの部分も見ることができてしまいます。

デスクトップ上のほかの情報やブラウザのほかのタブタイトル、ブックマークなどを見られないようにするためにも、「図のトリミング部分を削除」は有効だといえるでしょう。

(先にご紹介した「貼り付けのオプション」で図として貼り付ける方法でも、トリミングした部分は消すことができます)


イメージ画像:サイト画像だけ貼り付けたつもりが、消したはずの背景まで見えてしまいます

まとめ

画像は資料の分かりやすさを向上させるための重要な要素ではありますが、あまり多用しすぎるとファイルサイズを増加させてしまいます。圧縮の仕様を理解し、適度なファイルサイズを保つよう心掛けましょう。

AIによる記事まとめ

この記事は、「PowerPoint資料において画像が原因でファイルサイズが大きくなる」問題について、軽量化する方法を解説しています。具体的には、画像貼り付け時のオプションの選択、一括圧縮、トリミングの不要部分の削除などの操作手順を説明しています。

※上記まとめは生成AIで作成したものです。誤りや不正確さが含まれる可能性があります。

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岸 啓介
岸 啓介

ソフトバンク社内デザイナー。法人事業向けのビジュアル作成を行う。

ソフトバンク株式会社との合併以前は、旧SBテクノロジー株式会社のシニアコーポレートアーティストとして、ビジネス資料の「見やすさ・分かりやすさ」に注力した。

著書に、一生使えるプレゼン上手の資料作成入門 完全版(インプレス)などがある。

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