AI議事録の精度向上は音声認識と話者識別がポイント
~会議データを企業の資産に~
2025年9月26日掲載
会議は企業にとって重要な意思決定や情報共有の場であり、その記録を正しく残す議事録は組織運営に欠かせない要素です。しかし、従来の議事録作成は、多大な時間と労力を要するだけでなく、記録者のスキルや解釈に依存する属人的な業務で、品質のばらつきや記録の抜け漏れといった課題がありました。こうした背景を受けて注目を集めているのが、AIを活用して議事録作成を自動化できる「AI議事録ツール」です。導入により作業負担を軽減できるだけでなく、情報の正確性や共有効率を大幅に高める効果が期待されています。
今回は、LINE WORKS株式会社でAI議事録ツールを含むAiNote事業をリードする佐久間氏にお話しをうかがい、AI議事録を選ぶ際のポイントや会議の「声」を企業資産として活用する意義について詳しく解説します。
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お話をうかがった方
議事録が企業DXの鍵になる理由
経営会議や顧客商談、社内プロジェクトの進行管理など、会議は企業活動の根幹を支える情報源です。その記録の精度は意思決定の正確性に直結し、ひいては企業全体の成果に大きな影響を及ぼします。佐久間氏は次のように語ります。
「議事録は会社の意思決定に欠かせない情報資産であり、誤りや抜け漏れが少ないほど価値が高いと言えます」(佐久間氏)
にもかかわらず、多くの企業では依然として手作業や簡易的なツールに依存して議事録が作られており、情報が十分に活用されていない現状があります。
また、近年、生成AIの活用が幅広い分野で注目される中、成果が出る領域と出ない領域の差が鮮明になりつつあります。その中で 議事録は、AI活用によって特に大きな成果が見込まれる 領域のひとつとして位置づけられているとも語りました。
AI議事録であれば、どれでも良いということではない理由
そのような背景もあり、議事録制作を自動化できるAI議事録が近年注目を集めています。
AI議事録とは、従来は手作業でメモをとっていたものを、会議や打ち合わせの音声を、AI(人工知能)が自動で記録・整理する仕組みのことです。これらを使うことで大幅に効率化できると言われています。しかし、現場で「使い物にならない」「精度が不十分」と評価されるケースも少なくありません。その要因として特に大きいのが以下の2点です。
①音声認識の精度不足
発言が正しく文字起こしされないと誤変換が多発し、その後の要約や整理も正しく行われず、誤った情報に基づいてアウトプットしてしまう。
②話者識別の精度が低い
複数人が1つのマイクを共有する会議形式では、だれが発言したかを正確に認識できず、かえって再確認作業が発生してしまう。
「日本の会議ではオフラインやハイブリッド(オンラインとオフライン)形式が好まれます。これらの会議では、複数人が1つのマイクを共有して話すため、話者を識別できず、同じ人物がずっと話していたかのような誤認識を起こしてしまうサービスがあります。その結果、発言者を確認する作業が発生してしまい、むしろ業務効率が下がってしまうケースもよく聞かれます。ここが多くの議事ツールが抱える課題です」(佐久間氏)
AI議事録の精度向上は音声認識がポイント
こうした課題を克服するために開発されたのが「LINE WORKS AiNote」です。
AiNoteは累計100万人以上が利用したCLOVA Note(β版)を法人向けに発展させたもので、日本語音声の膨大な学習データをもとに 高精度の音声認識 を実現しています。さらに、もう一つの課題である話者分離についても、国際コンペティション「DIHARD3」で 話者識別精度で世界3位を獲得 するなど、グローバルにも高く評価されています。
「AiNoteでは声色(こわいろ)による話者識別を実装しています。多く文字起こしツールは声紋登録やマイクごとの識別で話者を判断しますが、AiNoteは声質そのもので話者を特定するので、環境に左右されず安定した精度が発揮できます」(佐久間氏)
議事録の作成時間においても、手作業で週270分かかっていた議事録業務が、AiNote導入後すると45分程度に削減が見込まれるとも語りました。
またコスト面でも大きな効果があると言います。
高精度なものだと一般的に1時間あたり1,000〜2,000円かかると言われるAI議事録ツールに対し、AiNoteでは1時間あたり198円(企業向け「チーム」プランを年額契約の場合※税抜)から利用可能です。これは自社開発ならではのスケールメリットによるものであり、佐久間氏は「議事録は全社員が使うべきものだからこそ、広く利用されて初めて会社の資産になる」と語ります。
会議データを「企業資産」として活用する
AiNoteの価値は、単なる効率化だけにとどまりません。
「これからのビジネスでは生成AIの活用が重要と言われていますが、生成AIは高付加価値の情報をインプットしないと、高付加価値のアウトプットは出てきません。
会社の会議は重要な情報の宝庫であり資産です。これらをデータ化し蓄積することで、将来的には生成AIを活用した高度な分析や知識活用につなげることが可能です。必要なときに必要な会議データを即座に取り出せる環境は今後の企業競争力を大きく左右します」(佐久間氏)
さらに、AiNoteはLINE WORKSの認証基盤を継承しているため、シングルサインオン(SSO)やMDM対応、監査ログ、利用者権限に応じたアクセス制御など、全社導入を前提としたセキュリティ・管理機能を備えており、安心して会議データを長期的に蓄積・活用できる環境が整います。
まとめ:ナレッジ資産化の第一歩に
会議は企業の知的活動の中心であり、その記録をどのように扱うかがDXの成否を決めます。AI議事録ツールは効率化ツールとしての大きな効果に加えて、会議データを資産化し組織全体で共有・活用できる「ナレッジの資産化」の基盤を築くソリューションです。
「会議のアウトプットは一律ではなく、現場ごとに最適な形があります。だからこそテンプレートや連携機能を拡充し、利用シーンに合わせたより使いやすいAI議事録ツールを提供していきたい」
と佐久間氏は最後に語りました。
まずは日常の定例会議や1on1から導入し、AI議事録がもたらす効果を体感してみてはいかがでしょうか。ソフトバンクではスマートフォンに加えて、LINE WORKS AiNoteをはじめとする幅広い法人向けサービスを提供しています。トライアルもご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
AIによる記事まとめ
この記事は、AI議事録の精度向上における音声認識と話者識別の重要性について解説しています。LINE WORKS AiNoteは、高精度の音声認識と話者識別を実現し、議事録作成の効率化とコスト削減を可能にします。さらに会議データを資産化し、生成AIによる高度な分析活用や企業DXを推進する基盤となることを紹介しています。
※上記まとめは生成AIで作成したものです。誤りや不正確さが含まれる可能性があります。
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