活動レポート 2015年6月

サポーター会議で毎月の行事を決定 5月は「デコマグネット作り」講座を開催

特定非営利活動法人 ビーンズふくしま

サポーター会議で毎月の行事を決定 5月は「デコマグネット作り」講座を開催

「みんなの家」がオープンして、まもなく3カ月を迎えます。2015年5月末までの実績として、大人282名と子ども171名の合計453名の方々が利用しています。子育て中の親子を中心に、地域の大人や若者たちの利用も少しずつ増えており、地域の中にだんだんと「みんなの家」が浸透してきたのを感じています。

「みんなの家」は、オープン前から「みんなの家サポーター」を募集しており、「利用者の皆さんと共につくる居場所」を目指してきました。月一回のサポーター会議で、来月の行事予定を決めています。
5月は、サポーターが講師になって「デコマグネット作り」の講座を開催しました。秋には、地域の方や仮設住宅の皆さんをお招きして、「ハロウィン祭り」を企画しています。利用者でありながらも、サポーターとしてより積極的に携わることで、「みんなの家」への愛着が増すことにつながっているようです。

5月からは同じ経験をしている母親同士の語り合いの日も開催しています。例えば、避難先から戻ってきた母親向け「ままカフェMini」、震災後に子どもを産んだ母親向け「ベビままday」、小学生の母親向け「小学生ままday」、中高生の母親向け「中高生ままday」など、お子さんの年齢や避難経験の有無によるカテゴリーごとに集まり、グループトークを行っています。安心して自分の気持ちを話してもらうため、スタッフが進行役として会話をサポートすることでほかの母親の気持ちを聞いてほっとしたり、子育てや生活のヒントをもらったりしているようです。

「みんなの家」が、皆さんにとって安心できる「わたしの家」になるように…。福島の親子、若者、地域の大人たちが安心できる居場所づくりのため、皆さまからの温かいご支援をしっかりと活用させていただきます。
今月もありがとうございました!

市民農園にて遊び場を開催! 住民や子どもが戻ってくることを願って

特定非営利活動法人 冒険あそび場 せんだい・みやぎネットワーク

市民農園にて遊び場を開催! 住民や子どもが戻ってくることを願って

2015年6月7日、岩沼市玉浦地区の市民農園「楽農村」で「土で遊ぼう!」と銘打って遊び場を開催し、100人を超える親子が訪れました。
水を張った休耕田で泥遊びや田植えをしたり、畑の土を掘って大穴や迷路を作ったりして、それぞれ楽しんでいました。最後に、堀った水路に水を流すと、子どもたちから歓声が上がりました。泥で汚れた子たちの中には、水で洗った体をドラム缶風呂で温めて帰る姿も見られました。そのほか、田んぼのカエルやオタマジャクシを捕まえる子、ヤギと遊ぶ子など、各自思い思いの時間を過ごした一日でした。

玉浦地区は、東日本大震災の津波で大きな被害を受けました。海岸沿いの集落が集団移転の対象になったほか、海から2km近くにある地区の中心部を含め、全域が大きな被害を受けました。今回遊び場を実施した市民農園があった場所も、震災前は農業用のハウスが並んでいた所です。この土地の農家の方は、がれき撤去や併設されていた産地直送施設の復旧で多くのボランティアの支援を受けたため、その恩返しに多くの人が使える市民農園を開設したそうです。自力再建区域になったとはいえ海から遠くない場所なので、戻らないままの方も多く、農家の方は住民が戻ってくるためにも、子どもの声が聞こえるようになることを願っているそうです。

当日は、普段の利用者や近所に住む親子に加え、岩沼市の他地区や仙台市から遊びに来てくれた方もいました。交流人口の増加で地域が元気になればと思っています。そして、地区に戻ることを決めた家庭の子どもたちが、地域の資源である自然環境の中で遊ぶことで、「一度は怖い経験をしたけれど、楽しいこともたくさんある好きな場所」と、地域に愛着を持つようになることを願っています。

これからも、それぞれの地域の状況に合わせ、遊び場づくりを通した子どもの心のケアやコミュニティづくりに取り組んでいきます。
引き続きどうぞよろしくお願いします。

地鎮祭の開催 子育て支援活動に向けた決意

特定非営利活動法人 ベビースマイル石巻

地鎮祭の開催 子育て支援活動に向けた決意

2015年5月27日、天候に恵まれる中、地鎮祭が執り行われましたのでご報告します。

長期にわたる復興の中で、しっかり子育てを支え、地域に根差す活動をするためには、小さくとも継続的に活動を続けることが重要です。
今回の子育て支援拠点施設の建設は、長期の活動を可能にしてくれます。皆さま本当にありがとうございます。

子育て支援を行うための拠点をつくることについて、設計図を見ているだけではなかなか現実味がなかったのですが、地鎮祭を執り行ったことでどんどん実感が湧いてきました。同時に被災地での子育てにしっかり向き合い、石巻を子どもの笑顔でいっぱいにすることを改めて決意しました。

新聞に掲載され、たくさんの方から喜びの声を頂きました。特に、現在石巻蛇田新下沼に開所している「マタニティ・子育てひろば スマイル」に来てくれたお母さんが、これまでの活動の経緯を知っているからこそ、涙を流して喜んでくれました。実感はさらに心に染み込みました。

ベビースマイル石巻は、当事者が中心となり活動しています。だからこそ、地域との連携はもちろん、子育ての当事者をしっかり巻き込み、共に地域をつくっていくことを心がけています。「共に、産み、育て、守っていく」一体感と安心感、そして地域への期待感を育てていきたいと思っています。

しかし、一方で新しい住まいを持てずにいる子育て世帯もたくさんあります。復興公営住宅が建ち並び始め、町の雰囲気も驚くほど変わっています。住居を移してほっと一安心する方もいれば、取り残された気持ちで焦っている方もいるでしょう。子育てをしながらも、このようなストレスと向き合っています。大人のストレスが子どもたちに影響しないよう、みんなで見守り合い、気を付けていかなくてはと感じています。
引き続き応援をよろしくお願いいたします!

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