TOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム

ソフトバンクグループ株式会社(以下「SBG」)は、2011年3月11に発生した東日本大震災の被災地域である岩手・宮城・福島の高校生約100名を、米国カリフォルニア大学バークレー校で行われる3週間の集中コースに無償で招待し、グローバルリーダーシップ・スキルと地域貢献を学ぶ機会を提供しています。

「TOMODACHI ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム」と呼ばれる本プログラムは、在日米国大使館と米国の非営利公益法人 米日カウンシルと共に2012年から毎年夏に実施しており、これまでに累計700名が参加しています。高校生たちは、問題解決型のワークショップ「Y-PLAN(Youth – Plan, Learn, Act, Now!)」に参加して、地域社会を改善する方法を探求します。

参加者の中には帰国後、地元で観光事業の立案や復興イベントの企画など、Y-PLANで学んだことを地域社会のために役立てる活動や、取り組んだプロジェクトを実現させるなど、リーダーシップを発揮しています。TOMODACHIおよびSBGは、参加者が帰国後に、プログラムを通して身に付けた学びを被災地の復興のために生かす機会を提供するとともに、参加者の積極的な地域貢献のための活動を全面的に支援しています。

[注]
  • 2012年度は、300名が参加

ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役社長 孫 正義メッセージ

16歳の時に渡米し、新しい文化やライフスタイルに触れたことで私の人生は大きく変わりました。私の母校、カリフォルニア大学バークレー校で行われる本プログラムの参加者は、アメリカで得た経験を生かし、地元で続々と活動を始め、大きな成果を出しています。挑戦することで未来を変えることができます。より多くの高校生にとって、本プログラムが夢をつかむための最初の一歩になることを強く願っています。

TOMODACHIサマー2017 ソフトバンク・リーダーシップ・プログラム概要

費用 全額スカラシップ(参加費&渡航費無料)
対象 岩手・宮城・福島の高校生
募集人数 毎年100名
実施場所 米国カリフォルニア大学バークレー校など
期間 2017年7月21日(金)~8月10日(木)(予定)
プログラム内容
  1. リーダーシップスキルと地域貢献を学ぶプログラム
    • 質疑応答を含めたオープン形式の講義
    • 仲間と話し合い、自分やチームの考えを発表
    • 現地の若手起業家や現地で活躍する日本人との面会
  2. アメリカの文化を体験するプログラム
    • ホームステイ
    • アメリカの高校生や大学生との交流
    • アメリカの文化を体験できるアクティビティ
参加者確定 5月末(予定)

震災から6年。TOMODACHIプログラム卒業生のいま

震災発生当時、中高生だった子どもたちも、今では大学生や社会人になりました。
今どんなことを思い、そしてどんな成長をしてきたのか、話を聞いてみました。

活動の様子

過去のプログラム開催時の高校生たちの様子などは以下をご覧ください。

2016年2月3日

2017年2月1日

2016年8月29日

2016年8月29日

2016年7月25日

2016年7月25日

2016年6月2日

2016年6月2日

2016年2月3日

2016年2月3日

過去の記事一覧

帰国後の取り組み

被災地の高校生が観光客誘致のツアーを企画

福島県いわき市

被災地の高校生が観光客誘致のツアーを企画

2012年夏に本プログラムに参加した福島県いわき市の高校生たちが、この経験を生かして帰国後に立ち上げたのが「TOMOTRA」です。「TOMOTRA」は、TOMODACHI TRAVELの略称で、震災により観光客が激減した地元を盛り上げるため、大手旅行会社の株式会社エイチ・アイ・エス(H.I.S.)とソフトバンクグループ株式会社の協力の下、地元産業の体験や、地元の高校生が被災経験を話しながら観光地を巡るツアーを企画しました。

高校生による旅行ガイド「TOMOTRA」(Facebook)

「仮設」ではなく「家」へ

岩手県釜石市

「仮設」ではなく「家」へ

寺崎 幸季さんは、「自分たちが住んでいる場所を『仮設』ではなく『家』と呼んでもらいたい」という思いから、釜石市で活動する一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校の協力を得て、仮設住宅の壁を手書きの絵が描かれたカラフルな磁石シートで飾る活動に取り組みました。
仮設住宅の住民や地元の高校生だけでなく、全国から多くの人がこの活動に参加し、延べ6千枚の磁石シートが仮設住宅の壁に飾られました。

マグネットぬりえプロジェクト(Facebook)

農産物の安全性とおいしさを伝える

福島県いわき市

農産物の安全性とおいしさを伝える

福島第一原子力発電所の事故による風評被害で福島の農作物が敬遠される状況を目の当たりにし「農家を助けたい、真実を知ってほしい」と、岡田 健哉さんが地域の仲間と「TOMODACHIファーム」という農業体験ツアーを開催しました。地域の農家から農作業について学んだり、野菜の収穫体験やワークショップなどの体験イベントを行うなど、2014年8月に開始して以来、約150人が参加しています。

相双地域の魅力を届ける

福島県相双地域

相双地域の魅力を届ける

「復興に向けて頑張っている人を知ってもらい、被災地とそれ以外の人の“つながり”をつくりたい」と、福島県相双地域に住む門馬 千紗さん、阿久津 祐亮さん、鴫原 菜穂さん、深谷 華さんがインターネット通販サービス「そうまうま定期便」を開始。年間2万円で、年に4回、高校生が薦める地域の物産を、生産者の思いやレシピ、地域情報、高校生からの感謝状と共に発送し、2014年10月の開始以来、約100人のお客さまにご利用いただいています。

アプリを通じ宮城の魅力を発信

宮城県仙台市

アプリを通じ宮城の魅力を発信

仙台市に住む米村 詩枝菜さんは宮城県の色々な町を訪れ、魅力を知ってもらうために、各市町村の特長を表すオリジナルキャラクターを県内の全35市町村分デザインし、スタンプラリー形式で集める宮城県観光アプリ「GoTo」をプロデュース。石巻市で活動する一般社団法人イトナブ石巻がプログラミングをし、2016年7月にスマートフォンアプリがリリースされました。

宮城県観光アプリ「GoTo」(Facebook)

県内の高校生の心を一つに

岩手県全域

県内の高校生の心を一つに

震災後、岩手県の内陸と沿岸地域との間には意識の差があると感じた高校生が、「まずは若者から意識・情報の差を解消したい」との思いから、高校生自ら新聞を作成し、県内の公立高校に配布する「TOMOrrow project」というプロジェクトを企画しました。県内各地の高校生の思いや地域を良くしようと始めた活動を新聞に掲載するなどして、高校生同士の交流を深めることに成功しています。

[注]
  • 2015年7月1日付でソフトバンク株式会社は、ソフトバンクグループ株式会社に社名を変更しています。