「ICTを用いた京都観光プロモーションプロジェクト」
の実施について ~「ICT経済・地域活性化基盤確立事業(『ユビキタス特区』事業)」で実験開始~
2010年2月25日財団法人京都高度技術研究所
株式会社京都放送
株式会社ディレクターズ・ユニブ
頓智ドット株式会社
リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社
ソフトバンクモバイル株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社
ソフトバンクテレコム株式会社は、「ICT経済・地域活性化基盤確立事業(『ユビキタス特区』事業)」において、実施テーマの一つである「携帯電話を活用した外国人ビジター調査、多言語観光ナビゲーションを可能とする携帯端末の貸出サービスの実証」を総務省より受託いたしました。本実証実験では、財団法人京都高度技術研究所、株式会社京都放送、株式会社ディレクターズ・ユニブ、頓智ドット株式会社、リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社とともに、「ICTを用いた京都観光プロモーションプロジェクト」を2010年2月より順次開始し3月末まで行います。
「ICTを用いた京都観光プロモーションプロジェクト」では、インターネットとiPhone™※などのユニバーサルな端末が持つ、情報提供者が世界中の個々人にダイレクトにアクセス可能な力を活用し、京都が有する歴史や文化を基盤とした観光資源を世界に発信して日本の観光産業活性化に貢献することを目指します。
インターネットの「いつでも、どこでも、誰でも」つながる特長と、ケータイが有する「場所(緯度・経度)に応じた情報提供」という機能と、「その場に行かないと情報を獲得できない仕組み」を掛け合わせ、利用者を観光地へと誘導し、iPhoneアプリの「セカイカメラ」などを用いて今までにない観光体験を提供します。
また、外国人観光客に対し、その外国人観光客の母国語で観光情報やナビゲーションサービスを提供することは、非常に重要な「おもてなし」です。本プロジェクトでは、地域の人々が伝えたい歴史や文化などを紹介する「京都の窓」(アプリケーション名:京都はんなりガイド)を、多言語かつ低コストに構築し、iPhoneなどのユニバーサルな端末内に搭載します。
本プロジェクトでは、2010年3月末までに次の四つの実証実験、および検証を行います。
- ホテルにおける多言語観光ナビゲーション端末の貸出サービスとその観光効果測定
- 地元企業によるニッチコンテンツの発掘とその観光効果測定
- ネット上での情報拡散サービスとその観光効果測定
- 観光客動向調査

「インターネット」×「ケータイ」×「AR技術」で、外国人観光客の訪日促進や観光客の京都への誘導
主な参加企業とその役割
- 財団法人京都高度技術研究所
- 観光コンテンツの提供(協力:京都市役所)
- 株式会社京都放送
- 観光番組の二次利用とアーカイブの活用
- 株式会社ディレクターズ・ユニブ
- 伝統産業紹介用コンテンツの作成
- 株式会社エニグモ
- ブログによる情報拡散サービスの提供
- 頓智ドット株式会社
- セカイカメラ環境の提供
- リアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社
- 多言語観光アプリケーションの開発及びプロジェクトWEBサイトの開発・運用、ホテルでの多言語観光ナビゲーション端末の貸出サポート
- ソフトバンクモバイル株式会社
- 観光客動向調査の実施
- ソフトバンクテレコム株式会社
- ICTを用いた観光プロモーションガイドライン案の作成とプロジェクト管理
以上
- ※iPhoneとは、iPhone 3GS/3Gを対象としています。
- *Apple、Appleのロゴは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- *iPhone はApple Inc.の商標です。
- *iPhone 商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- *SOFTBANKおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
- *その他、記載されている社名、製品名等は、一般に各社の商標または登録商標です。
- プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。