タクシー車内設置型デジタルサイネージメディア
「タクシーチャンネル」の共同開発について
～タクシー車内設置型サイネージメディアでワイヤレス方式でのコンテンツ配信を採用／
ICカードリーダ・ライタ連動、タッチパネル式の音声映像広告メディアを新たに開発～

2010年8月2日
日本タクシー広告株式会社
トッパン・フォームズ株式会社
テレコムサービス株式会社
ソフトバンクモバイル株式会社
株式会社テレビ東京

日本タクシー広告株式会社（本社：東京都千代田区）、トッパン・フォームズ株式会社（本社：東京都港区）、テレコムサービス株式会社（本社：東京都豊島区）、ソフトバンクモバイル株式会社（本社：東京都港区）、株式会社テレビ東京（本社：東京都港区）は、各社の専門分野および最新技術を活かし、新たにタクシー車内設置型サイネージメディア「タクシーチャンネル」を共同開発いたしました。

今後は2010年12月の正式運用開始に向けて、設置タクシー会社などのインフラ整備、通信およびシステムの試験運用と同時に番組・CM放映枠の先行販売をおこなってまいります。

日本タクシー広告株式会社

「タクシーチャンネル」を東京都内に約4,000台を設置、運用、媒体管理を実施。広告枠販売からコンテンツ管理、配信作業まですべてをおこないます。また「タクシーチャンネル」を利用したサービスとして、今後無償無線LAN環境の提供、緊急時災害情報の提供、GPSナビゲーションシステムとの連動など、さまざまな試みを計画しております。

トッパン・フォームズ株式会社

「タクシーチャンネル」に搭載するICカードリーダ・ライタ（NFC^※対応）を提供。
今後はタクシー料金メーターおよびNFCを活用した運賃の電子決済システムの開発や、「タクシーチャンネル」の番組コンテンツと連動した電子決済などに利用できるよう技術提供をおこなう予定です。

[注]

• ※NFCとは、Near Field Communicationの略で、交通系ICカードや公共系ICカードなど、異なる通信規格を包括・互換する国際的な次世代標準規格です。

ソフトバンクモバイル株式会社およびテレコムサービス株式会社

タクシー車内設置型サイネージメディアにコンテンツを配信するための3Gネットワークを提供。

株式会社テレビ東京

「タクシーチャンネル」のコンテンツ制作、媒体価値向上に寄与いたします。「タクシーチャンネル」は12枠の番組と4枠のインフォマーシャル、32枠のCMで構成されており、魅力的な番組づくりが不可欠となります。テレビ局としての番組制作、編成、映像技術のノウハウを活かして、広告主、乗客の両方にとって有益なメディアを創生します。

CM放映料金は4,000台、15秒基本枠で税別200万円を予定。その他180秒の番組枠、60秒のインフォマーシャル枠についても積極的に販売していく予定です。

東京エリアの本格運用を皮切りに、大阪・名古屋地区など全国主要都市への展開を検討しております。

今後は、リアルタイムに乗客のニーズにあった情報提供や地域貢献型のインフォメーションボードとしても活用いただけるよう、各方面に提案してまいります。

参考資料

「タクシーチャンネル」詳細情報

1. サイネージ仕様

7.0インチワイド液晶モニター／音声出力（ステレオ）／アナログ抵抗膜タッチパネル／トッパンフォームズ製ICカードリーダ・ライタ（NFC^※対応）／ソフトバンク3Gネットワーク対応／無線LAN機能／テロップ表示機能／タクシーメータ連動システム搭載

2. 筺体設置イメージおよび筐体外観

3. コンテンツ配信方法

ソフトバンクの3Gネットワーク

4. 映像圧縮方式

H.264

5. 展開台数

東京都内 約4,000台

6. 販売予定価格表

CM放映枠	4,000台15秒1ヵ月基本枠…税別200万円 （連続4枠計60秒CMまで放映可能）

7. 運用スケジュール

2010年10月中	タクシー車内にて試験運用開始
10月中	CM枠販売開始（特別価格にて販売予定）
10月末	タクシー会社各社へ設置作業開始（五月雨式に順次設置）
11月頭	プレオープン
12月頭	正式運用開始

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