プレスリリース 2016年

(更新)平成28年熊本地震の影響に伴う
ソフトバンクならびにワイモバイル携帯電話サービスの復旧について

2016年4月25日
(2016年4月27日更新)
(2016年5月16日更新)
(2016年5月20日更新)
(2016年5月27日更新)
ソフトバンク株式会社

平成28年熊本地震により尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げますとともに、被災された皆さまへ心よりお見舞い申し上げます。

地震に伴い、2016年4月16日午前2時頃より、熊本県、大分県の一部地域において、ソフトバンク携帯電話サービス、ワイモバイル携帯電話サービスでご利用しづらい状況が発生していましたが、ワイモバイル携帯電話サービス(1.7GHz帯提供エリア)は4月22日午後6時35分、ソフトバンク携帯電話サービスは4月25日午前8時23分、そして、本日4月27日午後5時55分にワイモバイルケータイ(PHS)通信サービスが復旧しました。これにより当社が提供する全ての携帯電話サービスにおいて復旧となりました。ご利用のお客さまには大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

[注]
  • 中継系伝送路支障や停電の影響がある一部のエリアについては、当面の対策としてマイクロエントランスの活用(中継系伝送路の代替として)、移動基地局車などにより、地震前と同等のエリアをカバーすることができました。

ソフトバンクグループでは、震災発生当日より体制を整え、復旧対応メンバーを全国から招集し、準備ができたチームから救援物資を携え、現地に入りました。

伝送路の切断、電力会社からの電源確保が困難な状況が長引くことを踏まえ、避難所を中心に、発電機と衛星回線の活用、一部の地域では一時的に係留気球を用いた臨時無線中継システムによる臨時基地局を設置するなど、さまざまな対策を行っています。本日までの緊急対応にあたり、のべ243人の技術チームのメンバーが被災地に入り、現在も活動にあたっています。

また、営業部門や管理部門などの有志社員のべ65人が、社内公募型災害時復旧要員(公募要員)として、避難所における衛星回線とフェムトセル(小型携帯電話基地局)などの機器を組み合わせた可搬型基地局の設営や充電サービスの提供などを4月15日より実施しています。

[注]
  • 支援要員用の現地での食料、装備は当社で準備している災害対策用備品を持参しました。

引き続き、ソフトバンクグループは現地で必要な取り組みと支援を実施していきます。

今回配備した設備数

設備 最大設置数 4月27日時点
係留気球無線中継システム 1局 0局
移動基地局車 4台 2台
中継伝送路を確保するための衛星通信設備 16局 0局
可搬型基地局 16局 0局
移動電源車 12台 5台
発電機 12台 0台

支援措置について

被災されたお客さまや被災地支援を行うNPOなどへ以下の支援措置を実施しています。

避難所での取り組み

取り組み内容 開始日 4月27日時点
避難所での充電サービス提供 4月15日~ 121カ所
避難所での無料Wi-Fiスポットの設置 4月16日~ 114カ所

提供場所は「平成28年熊本地震避難所支援情報ページ」で随時更新します。

被災されたお客さまへの取り組み

取り組み内容 詳細 実施時期

九州地方で「ソフトバンクWi-Fiスポット」を無料開放しています。無線LAN対応機種にて、ネットワーク名を「00000JAPAN」を選択することで、どの通信会社の端末でもご利用いただけます。

[注]
  • 熊本県、避難所を除くエリアのWi-Fiスポット無料開放を終了しておりましたが、5月31日で熊本県での無料開放も終了します。なお、避難所では引き続きご利用いただけます(5月27日更新)。
4月14日~28日早朝
災害救助法が適用された地域に契約者住所または請求書送付先住所が所在する当社携帯電話サービスをご利用中のお客さまは、月間所定データ量を超えた場合でも通常速度でデータ通信を利用できるようにします。 4月17日~5月31日まで
(4月30日から延長)
避難指示・避難勧告が発令された地域のお客さまに対して、「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」「SoftBank ブロードバンド サービス」などソフトバンクのインターネット接続サービスに関する支援措置を申し出不要で実施するほか、被災されたお客さまが避難されるなどの事情により、SoftBankのインターネット接続サービス、「おとくライン」などSoftBankの固定電話サービスをご利用いただけなかった場合、お客さまからの申し出によりその期間の月額基本料金などを減免します。 4月18日開始
契約者住所または請求書送付先住所が災害救助法適用地域内に所在するお客さまが、請求書に応じて利用料金を窓口でお支払いいただいている場合、支払期限を請求書記載の日付から1カ月延長します。 4月中の請求書など
が対象
【携帯電話サービス】

本災害において、破損、水ぬれ、紛失によりSoftBankの携帯電話機、Y!mobileの電話機、データカード端末、ADSLモデムの交換または修理を希望される場合、加入サービスや機種などに応じて、その費用を無償化または一部減免します

[注]
  • 一部機種は対象外となります。
4月15日~
【SoftBankのインターネット接続サービス】

災害救助法が適用された地域にお住まいで、買い取りおよびレンタル中のインターネット接続機器が本災害により破損し、サービスをご利用いただけないお客さまに対し、無償で機器交換を行います。

安否確認の手段として「災害用伝言板」と「災害用音声お届けサービス」を提供しています。 4月14日~
被災されたお客さまが各店舗(ソフトバンクショップ、ワイモバイルショップ)に来店された際、本人確認書類に不足があった場合でも受け付け手続きを行います
[注]
  • 手続きの内容により受け付けできない場合があります。また、本人確認書類を後日確認させていただく場合があります。

定期契約の更新月のご相談や各種お手続きについては各店舗まで、ご来店が難しいお客さまは問い合わせ窓口までご相談ください。

[注]
  • 詳細については、それぞれリンク先のお知らせ内容をご覧ください。

被災地支援を行うNPOなどへの取り組み

取り組み内容 開始日 台数(4月27日時点)

【更新】陸上自衛隊、自治体、NPOなどへの電話機・充電器などの無料貸出

(主な貸し出し先)
陸上自衛隊各方面隊、熊本県庁、大分県庁など

4月15日以降順次 合計2,351台
(内訳) 携帯電話 865台
衛星携帯電話 337台
タブレット端末 1,135台
データ通信端末 14台
【4月25日追加】熊本県内に設置された避難所へタブレット端末1,000台を無償貸し出し 4月24日 政府現地対策本部からの要請を受け、熊本県内に設置された避難所へタブレット端末1,000台を無償で貸し出します。
[注]
  • 熊本県内に設置された避難所への貸し出し分を含む

その他の取り組み

取り組み内容 期間
4月15日~5月20日

お問い合わせ窓口

ソフトバンクカスタマーサポート

携帯電話から 157(無料)
フリーコール 0800-919-0157(無料)

ワイモバイルカスタマーセンター

ワイモバイルから 151(有料)
他社携帯・固定電話から 0570-039-151(有料)

係留気球を用いた臨時無線中継システムによる臨時基地局を設置

係留気球を用いた臨時無線中継システムによる臨時基地局を設置

避難所での充電サービス提供

避難所での充電サービス提供

陸上自衛隊からの要請によるタブレット端末100台貸し出し

陸上自衛隊からの要請によるタブレット端末100台貸し出し

  • 本書面に記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。