プレスリリース 2019年

アバターを利用したVRコミュニケーションサービスを開発

~「第5回 先端デジタルテクノロジー展」に参考出展~

2019年3月20日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、Salin Co., Ltd.(以下「Salin」)、ObEN, Inc.(以下「ObEN」)およびwrnch Inc.(以下「wrnch」)と共同で、アバターを利用したVR(バーチャルリアリティー、仮想現実)コミュニケーションサービスを開発し、2019年4月3~5日に東京ビッグサイトで開催される「第5回 先端デジタルテクノロジー展」に参考出展します。

アバターを利用したVRコミュニケーションサービスは、VR空間上に生成されるリアルなアバターを使用して、遠隔地の仲間と一緒にVRコンテンツの視聴とコミュニケーションを楽しむことができます。スマートフォンのカメラを利用してVR空間内にリアルな視聴者本人のアバターを作成し、モーショントラッキング技術によりアバターをリアルタイムに動かすことができ、同一空間に存在する一体感や感動の共有など、VR空間ならではの新しいコミュニケーションが可能となります。

ソフトバンクは、このたび第5世代移動通信システム(以下「5G」)を活用して、VR空間における多視点での3Dパノラマ映像の試合観戦に関する実証実験を、福岡 ヤフオク!ドーム(ヤフオクドーム)で実施しました。この実証実験向けに開発したVRヘッドセットを装着した観戦者がアバターとしてVR空間内に出現するアプリケーションに、今回開発したアバターを利用したVRコミュニケーションサービスの技術の一部を使用しています。将来的には5Gの商用化に合わせて、広く多くの方に利用される次世代のコミュニケーションサービスの提供を目指していきます。

なお、今回開発したアバターを利用したVRコミュニケーションサービスは、ソフトバンクが「第3回 SoftBank Innovation Program」で選考した、「AR(拡張現実)/VR(仮想現実)」をテーマにした案件の一つです。

[注]
  1. 「SoftBank Innovation Program」は、革新的なソリューションや技術を持つ企業とソフトバンクのリソースを組み合わせて、新たな価値の創出を目指す取り組みです。詳細は、SoftBank Innovation Program公式サイトをご覧ください。

出展概要

名称 【コンテンツ東京 2019】内
第5回 先端デジタルテクノロジー展
会期 2019年4月3日(水)~5日(金)午前10時~午後6時
会場 東京ビッグサイト 西ホール(東京都江東区有明3-11-1)
出展内容 スポーツの試合のVR観戦と、観戦中のコミュニケーションの体験
各社の役割

ソフトバンク:プロジェクトの企画・推進

Salin:VR空間でのメディアコミュニケーションプラットフォームの開発

ObEN:モバイル/VRで利用可能なリアル3Dアバター作成ソリューションの提供

Wrnch:VR空間でアバターを自在に動かすソリューションの提供

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