お知らせ 2023年
G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合
「デジタル技術展」に出展
~建機の遠隔操縦やHAPSのAR体験などのソリューションを展示~
2023年4月21日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合に合わせて、2023年4月28~30日に群馬県高崎市のGメッセ群馬で開催される「デジタル技術展」に出展します。ソフトバンクは、通信と先端技術を掛け合わせて新たな価値を創出する「X-Tech(クロステック)」をテーマに、建機の遠隔操縦やHAPS(High Altitude Platform Station、成層圏通信プラットフォーム)のAR(拡張現実)体験など、さまざまな産業のデジタル化を実現するソリューションを展示する予定です。
「デジタル技術展」について
「デジタル技術展」は、総務省、デジタル庁および経済産業省が主催する、G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合に合わせて開催される展示会です。通信やモビリティー、ロボット、映像をはじめとする日本の最先端のテクノロジーをG7各国にアピールし、今後の国際展開・国際連携を促進することを目的に、約100の企業・団体が出展します。なお、入場には事前の申し込みが必要です。申し込み方法などの詳細は、G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合のウェブサイトをご覧ください。
ソフトバンクの展示内容
(1)建機の遠隔操縦
ソフトバンクが実証を進めている通信ネットワークの優先制御機能と、閉域接続サービス「SmartVPN」を活用し、株式会社カナモトの建設機械遠隔操縦システム「KanaTouch」で、展示会場から千葉県内のデモ用作業現場の建機を遠隔操縦できるコーナーを設けます。操縦席には、現地にある建機の振動や傾きを伝える仕組みが搭載されているため、リアルな操縦を体験できます。
(2)HAPSのAR体験
HAPSの無人航空機「Sunglider(サングライダー)」を、ARアプリを通して見ることができます。「Sunglider」の模型にタブレットをかざすと機体がAR空間上に出現し、タブレットを操作することで、拡大して実物大のサイズを体感したり、試験飛行の映像をARで視聴したりすることが可能です。
(3)3Dホログラムの出演・視聴体験
5G(第5世代移動通信システム)のユースケースの一つとして、これまでにない方法で人とのコミュニケーションができる、米国Proto Inc.の3Dホログラムディスプレー「THE EPIC」を展示します。「THE EPIC」は、人物や物体を世界中のどこへでも投影することが可能です。展示ブース内に設置したスタジオで撮影すると、まるでディスプレーの中に出演者の分身が入り込んだかのように全身が表示され、3Dホログラムの出演と視聴をそれぞれ双方向で体験することができます。なお、「THE EPIC」には、5Gや固定回線を通した遠隔地からのライブストリーミングの他、クラウドからのダウンロードによる映像再生、HDMIケーブルによる直接接続での映像再生の機能があります。
(4)UWBを活用した屋内高精度測位
現在ソフトバンクが開発を進めている、UWB(Ultra Wide Band、超広帯域無線通信)を活用した屋内高精度測位ソリューションを展示します。UWBを活用した測位では、屋内の壁や天井などにセンサー(アンカー)を複数設置し、測位対象にタグを装着することで、アンカーとタグ間のUWB通信により距離を計測し、対象物の位置を測定することができます。この技術では、ソフトバンクが自社開発した高精度測位サービス「ichimill」の測位プログラムを応用することで、作業員やロボットなどの位置を誤差最小10cmの高精度で測定することが可能になります。会場では、開発中のアンカーとタグの実物の展示や、映像での紹介を予定しています。
