米国ネットワーク関連企業向け投資事業組合創設の件

当社は、当社が95%を出資する子会社ソフトベンチャーキャピタル株式会社と共同で、米国コンピュータネットワーク関連のベンチャー企業に投資することを目的とした投資事業組合(ソフトベン2号投資事業組合)を創設いたしましたので、お知らせいたします。

投資方針

ソフトベン2号投資事業組合は、日本国内に民法上の組合として設立し、有望な米国コンピュータネットワーク関連のベンチャー企業に投資し、将来の株式公開によりキャピタル・ゲインを得ることを目的とするものであります。米国コンピュータネットワーク関連企業は、向こう10年間で最も高い成長率が予想されるセクターであり、他のセクターと比較しても、公開の可能性が高い企業が多いと確信しております。

また、ソフトベン2号投資事業組合は、世界中の様々なベンチャーファンドが主眼としているような単なる株式公開によるキャピタル・ゲイン追求だけではなく、投資先企業の拡大・成長を支援し、その発展に貢献することをも目的としています。特に、この分野で米国に次いで大きなマーケットであります日本での投資先企業と、当社とのジョイントベンチャーの可能性も追求いたします。内外のソフトバンクグループとの本業分野での戦略的アライアンスをベースにすることにより、株式公開間際の企業からも当該組合への株式譲渡の可能性が増すものと考えられます。

運営と管理

ソフトベン2号投資事業組合の運営は、ソフトバンク株式会社の子会社であるソフトベンチャーキャピタル株式会社が業務執行組合員として担当いたします。投資対象企業の選別・評価などは、ソフトバンクグループのSB COMDEX社やSB Expos社、Ziff-Davis Publishing社などからの情報、およびモルガン・スタンレー社等の米国大手投資銀行に調査を依頼し、これらの種々の情報に基づき、米国コンピュータネットワーク関連企業の中から将来公開企業となりうる有望な会社を選定いたします。調査・分析したターゲット会社に関しては、その報告書が、投資委員会に提出され、議論を重ね、投資が決定されます。投資が決定された案件については、当社より将来のアライアンスを前提とした株式の売却についての可能性を探るべくトップ経営陣との面接を行います。

また、ベンチャーキャピタル育成・ファイナンス・ネットワーク等の専門家、候補会社の同業他社、外部調査機関の情報を充分活用した審査体制を採っていきます。審査スタッフが提出した最終審査報告書は適時に開催される投資委員会に提出され、投資決定がなされます。

上記の他、当社ならびにソフトバンクグループは、本組合の運営・管理につきまして全面的な支援を行ってまいります。

ソフトベンチャーキャピタル株式会社の概要

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所在地東京都中央区日本橋浜町3丁目42番3号
社長代表取締役社長 小林 稔忠
(ソフトバンク株式会社常務取締役)
設立平成4年1月
資本金3,000万円
  • ソフトバンク株式会社 95%
  • 日本合同ファイナンス株式会社 5%
ソフトベン1号投資事業組合平成4年2月創設
総投資金額10億円
ソフトベン2号投資事業組合平成7年11月創設
総投資金額57億円
出資者計17社

以上

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