米国子会社ジフ・デイビス・インクの第1四半期の業績報告

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1999年4月27日、(ニューヨーク時間)−当社米国子会社ジフ・デイビス・インク(NYSE:ZD)は、第1四半期(1999年1月1日〜同年3月31日)の業績を以下のとおり発表いたしました。

第1四半期の連結EBITDA(金利、税金、償却前利益)は、当期の売上高 214.1百万米ドルに対し、16.2百万米ドルを確保いたしました(前年同期は、売上高228.1百万米ドル、EBITDA 15.4百万米ドル)。当期EBITDAは、前年同期は当社の一部門ではなかったZDTVの4.7百万米ドルの損失があったにもかかわらず、前年同期と比較して改善しており、これはZDNetの貢献によるものです。

この売上高の減少は予想どおりのものであり、昨年10月の雑誌の廃刊による収入減、および前年度には第1四半期に開催されていた二つの展示会を今年度は第2四半期に移行したこと等がその主な要因となっております。引き続き軟調に推移しているPC関連広告の影響による法人向け出版物の広告収入の減少は、92%の成長を遂げたインターネット関連収入と消費者向け出版物収入の力強い伸びにより相殺されております。結果として、雑誌の廃刊および展示会開催時期の変更など特殊要因を除けば、売上高はわずかながら増加いたしました。売上高の前年比較については別表Aをご参照ください。

法人税の実効税率に大幅な変更があったため、純損失と一株あたりの純損失は前年同期と比較出来ません。当期純損失は前年度の5.1百万米ドル(遡及修正後一株あたり0.05米ドル)から、37.8百万米ドル(遡及修正後一株あたり0.37米ドル)となりました。仮に前年同期の実効税率を遡及修正した場合 、前年同期の純損失は47.9百万米ドル(一株あたり0.48米ドル)となります。

1999年3月31日に、当社は新シリーズの普通株式11.5百万株の新規公開を完了いたしました(NYSE:ZDZ)。この新シリーズの株式は、当社のインターネット事業部門であるZDNetの業績に連動するものであります。この新株発行に伴う調達資金により、現在当社が抱える負債を約 200百万米ドル返済しております。

ジフ・デイビス・インクの会長兼CEOであるエリック・ヒッポー氏は、「ZDNet トラッキング・ストックの新規公開を無事終えたことは、われわれにとってたいへん喜ばしいことである。われわれのインターネット事業部門の価値が当社の負債を実質的に減少させることにつながった」と述べております。「さらに、インターネット事業部門の拡大と経費削減に注力した結果、当第1四半期のEBITDAは予想以上のものであった。われわれはマーケットにおける変化を予測しており、経営の合理化に先手を打ってきている。われわれは、引き続きメディアとマーケットの統合を図り、この急激に拡大するインターネット業界において優位な地位を築くことを目標としていく」と結んでおります。

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ZD Businesses (NYSE:ZD)

ZDNetの新規公開に伴い、既存のジフ・デイビス・インクの普通株式(NYSE:ZD)は同社の既存ビジネス(ジフ・デイビスの出版、展示会、教育、市場調査、テレビの各部門と、残り84%のZDNet)の業績に連動するものとなります。

この第1四半期のEBITDAは、売上高 195.5百万米ドルに対し、16.2百万米ドルを確保いたしました(前年同期は、売上高218.4百万米ドルに対し、15.4百万米ドル)。

この第1四半期は、ZDNetの業績はZD Businessesに100%含まれております。したがって、ZD Businessesの当期の業績はZDNetの業績を100%反映しており、ジフ・デイビス・インクの連結業績においても同様であります。ただし、ZDNetが新規公開したため、今後はZDNetの84%が業績に含まれることとなります。

出版事業

この第1四半期の出版部門(出版物の刊行・市場調査・教育)の売上高は、前年同期の191.2百万米ドルから 8.5%減少し 175.0百万米ドルとなりました。前述のとおり、この減少は、出版物3誌の廃刊と、引き続き軟調に推移している法人向け出版物の広告収入の減少によるものでありますが、消費者向け出版物が42%成長し、部分的にその減収を補っております。

ハイライト

  • The Audit Bureau Of Circulation によると、当社が米国で発行している9誌の平均購買部数は、1998年12月までの6ヶ月間において前年同期比4.17百万部から約 4.7百万部へ 12.6%増加しました。

  • PC Computingは、5%の割合で発行部数が増加し続けており、1999年の9月号においては1,050,000部に達することが予測されます。同誌の、主要ビジネス誌をしのぐ全米発行部数は長期的に拡大傾向にあります。

  • Family PCは25%の割合で増加傾向にあり1999年6月号では50万部に達する見込みであります。

  • Yahoo! Internet Lifeは、発行部数においてその成長がもっとも顕著な雑誌であり、1999年9月号では60万部から70万部に達する見込みであります。消費者をターゲットにしている同誌は、1995年10月の初版以降600%の伸びを示しており、Advertising Ageによれば年間ベスト5の1誌として位置づけられております。

  • 法人向け出版物各誌は、増加しつづけるネットワーク関連・インターネット関連の広告に注力しつづけております。PC weekやInter@ctive weekは、インターネット分野ですでに成功をおさめており、収入も増加傾向を示しております。これはComputer Shopperによる減収を部分的に補っております。

  • PC WeekとPC Computingの編集部は、第45回Jesse H.Neal Editorial Achievement Awards において3部門で賞を受賞いたしました。この賞はビジネス誌のピューリッツァー賞に値するといわれております。

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展示会部門

展示会部門の売上高は、前年同期の27.1百万米ドルから32%減少し18.5百万米ドルとなっております。これは、前年度は第1四半期に開催しておりましたJava Oneを今年度より第2四半期に移行したことが主要因となっております。

ハイライト

  • 新しい分野および専門的な展示会の開拓にむけて、1999年3月にはニューヨーク市のJacob Javitts Convention Centerで IT on Wall Streetを新規開催いたしました。ブースの総床面積は予定を80%上回る規模となりました。

  • オラクル・コーポレーションは、12都市で開催されたOracle iDevelop'99のプロデュースにZD Eventsチームを指名しました。これは、法人、独立系開発業者、システムインテグレーターを対象にしたものであります。この会議は、ボストン、香港、ロンドン、ミュンヘン、ニューヨーク、サンパウロ、サンフランシスコ、シドニー、東京など世界各国で1999年5月初旬に開催される予定です。

ZDTV

ZDTVは、その加入世帯数における目標を達成しつづけております。この第1四半期末には、全米11百万世帯に配信しており、昨年12月31日現在での960万世帯と比較して大幅に増加しております。当社は、88のケーブル放送業者と放送契約を結び、231ものケーブルシステムに接続され、さらにはDirecTVやEchoStarと二大衛星放送を通じても利用可能です。AT&T/TCIやCox Communication、Comcastといった数多くの大手通信業者もZDTVを配信しております。

1999年2月5日、ポール・G・アレン氏の運営するバルカン・ベンチャーズ社は、ZDTVに対して54百万米ドルを出資し、その約1/3を保有しております。ZDTVの視聴者、配信業者、広告主からの力強い支援と同様に、この新しいパートナーシップはインターネットに根差したテレビ放送が重要であるという当社の信念を力強いものとしております。それとは別に、バルカン社はジフ・デイビス・インクに対しても50百万米ドル出資しております。

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ZDNet

ZDNetの売上高は18.6百万米ドルとなり、前年同期の9.7百万米ドルと比較して、92%増加しております。EBITDAは1.9百万米ドルとなり、前年同期の▲4.5百万米ドルと比較して大幅に増加しております。(ZDNetのプレスリリース参照)

ハイライト

  • メディア・メトリックス社によると、ZDNetは過去33ヶ月中31ヶ月にわたって「ニュース・情報・エンターテイメント」のカテゴリーで第一位にランクしております。

  • ZDNetのユニークビジター数は1999年3月に9百万ユーザーに達し、2月現在での8百万ユーザーと比較して12.6%の成長を遂げております。これはすべてのWebサービスの中で14位の位置にあり、他のすべてのテクノロジーコンテンツサイトに勝る数値となっております。

  • ZDNetの訪問者の平均滞在時間は、3月現在19.9分という結果が出ており、これはテクノロジーコンテンツサイト全体における平均滞在時間の約2倍となっております。

  • ZDNet オークションは今年3月にスタートし、ZDNetサイトにEコマースの要素を加える結果となりました。ZDNet オークションはテクノロジー製品・サービスの売り手と買い手の双方にとってインタラクティブなサービスを提供する革新的な手段であります。

要約

「業界をリードするブランド力とメディアプラットフォームを備えたジフ・デイビスこそが、インターネット時代の波に乗ることができる唯一の地位にあるのだ、とわれわれは確信している」とヒッポー氏は述べております。

「テクノロジー産業における政策決定者、IT技術者そして家庭や消費者すべてが、われわれのコンテンツ、コミュニティー、そしてコマースプラットフォームを通じて、有効にインターネットを利用できるようにわれわれは努力を重ねていく」と結論づけております。

ジフ・デイビス・インクはコンピューティングとインターネット関連の技術に特化した、メディア・マーケティング総合企業であります。そしてそのプラットフォームは出版物、展示会、各種会議、オンラインコンテンツ、市場調査、教育分野に及んでおります。当社は、テクノロジー関連の政策決定支援のために、グローバル企業に対してマーケティング戦略を提供しております。

メディア・メトリックス社によればZDNetはzdnet.com, zdii.com, zdu.comで構成されるものとされておりますが、実際のところZDNetサイトはanchordesk.com, zdtv.com, zdnn.com, zdu.com, pcmagazine.com, gamespot.com, devhead.com, zdy2k.comなど多くのテクノロジー関連サイトで構成されております。

本プレスリリースには、不確定な事象やリスクを被る可能性のある予見的な表現が含まれております。ジフ・デイビス・インクとしては、これら予見的な表現は当社の予想を反映した妥当なものと認識しておりますが、実際の結果は実質的にこれらから乖離したものとなる可能性もあります。実際の結果に対し影響を与えると思われる留意事項およびリスク要因については、ジフ・デイビス・インクが1999年3月30日付でSECにファイリングしました「Registration Statement on Form S-1」の “Risk Factors"の項に掲載されております。ZD株式およびZDNet株式の所有者は、ジフ・デイビス・インクの普通株式の所有者に該当し、ジフ・デイビス・インクにおける投資と同社の営業活動、資産、負債に関連したリスクを負うこととなります。

同社に関する情報については、www.ziffdavis.comもしくはwww.zdnet.comでご覧になれます。

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1999年度と1998年度の比較表は以下の通りです。

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単位:百万米ドル
第1四半期
1999年 1998年
売上高(公表数値) $ 214.1 $ 228.1
廃刊による損失 ※1 - (9.5)
JVによる出版物の増加 ※2 - 2.8
展示会開催時期の変更による影響 ※3 - (10.4)
ZDTV事業の購入 (2.1) -
上記項目を考慮した売上高 $ 212.0 $ 211.0
変化率 0.5%
  • ※1
    Windows Pro, Internet Business, Equip の3誌は、 1998年に実施した当社のリストラの一環として廃刊いたしました。
  • ※2
    Family PC誌.は、かつて当社が50%を保有する雑誌でしたが、1998年3月に100%当社が保有することとなりました。
  • ※3
    ZD Events は、1998年度は第1四半期に実施した Java One と COMDEX Mexico, の展示会を1999年度は第2四半期の実施に変更いたしました。一方、 Support Services East の展示会は、1998年度は第2四半期に実施いたしましたが、1999年度は第1四半期に実施しております。

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注記 1: 報告形式

ジフ・デイビス・インクは業界をリードするメディア・マーケティング統合企業であり、コンピューティングとテクノロジー、そしてインターネットに関する情報を提供しております。ジフ・デイビスはそのビジネスセグメントを4つに識別しており、その概要は以下のようなメディアプラットフォームになっております。

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出版部門 雑誌、ジャーナル、ニュースレター、トレーニングマニュアル、市場調査レポートの刊行
展示会 展示会、各種会議、セミナーの組織化、制作、運営
インターネット テクノロジー関連情報をインターネットユーザーに対して提供
テレビ ケーブルテレビにおける番組提供。

ジフ・デイビスはZDTVの議決権の67%を有します。 ジフ・デイビスの報告するセグメントは内部報告用の書式に則っております。

注記 2: EBITDA(金利・税金・償却前利益)の定義に関して

ジフ・デイビスはその各業種別セグメントにおけるEBITDAを経営指標にしております。EBITDAは、支払税金、支払金利、減価償却費とその他現金の流出を伴わない費用を控除する前の利益として定義されております。このその他現金の流出を伴わない費用には無形固定資産の償却と株式報酬に伴う費用を含んでおります。

ジフ・デイビスが公表しておりますEBITDAにはZDTVの67%の持分を反映しております。ZD BusinessesのEBITDAにはZDNetの100%分とZDTVの67%分を反映しております。

この第1四半期では、ZDNetの業績はZD Businessesに100%含まれております。ただし、1999年3月31日にZDNetのトラッキング・ストックを新規公開したため、今後はZDNetの84%が業績に含まれることになります。

注記 3:ZDTV事業の購入

1999年2月4日、ジフ・デイビスはすでに発表しておりましたZDTVの買収手続きを完了いたしました。ZDTVは、コンピュータ・テクノロジーやインターネットに特化した最初の24時間放送のケーブルTVチャンネルでありウェブ・サイトであります。

ジフ・デイビスによるこのZDTVの購入価格は、約81.4百万米ドルであり、そのうち約32.8百万ドルは現金で支払い、残りの約48.6百万米ドルについては、ジフ・デイビスの関連会社であるMAC Holding(America), Incがジフ・デイビスに対して計上していた未払金で相殺いたしました。このMAC Holding(America), Incの親会社は、ジフ・デイビスの間接的な主要株主であります。

1999年2月5日、ジフ・デイビスは、すでに発表しております通りZDTVの1/3の議決権をVulcan Programming Inc.に54百万米ドルで売却いたしました。

注記 4: 所得税(Income Tax)

ジフ・デイビスが組織変更および新規公開を実施した1998年4月以前は、ジフ・デイビスの子会社は、ソフトバンクによる米国連結納税制度の適用範囲にありましたが、MACアセットに関わる事業については、別の納税者の所管でありこれに含まれておりませんでした。それ故に、今回のジフ・デイビスのMACアセットの購入以前は、ジフ・デイビスはこのMACアセットに関する事業損失について税制上の恩典を受けておらず、さらに、ソフトバンクによるジフ・デイビスの買収による税務上控除されない営業権の償却が発生しておりました。

上記の事情により、ジフ・デイビスの実効税率は、法定税率と異なることとなり、前年との単純比較はできなくなっております。

注記 5: 遡及修正後純損失と一株あたり純損失(EPS)

前年度は、年間法人実効税率25.4%を実際には適用しておりますが、ジフ・デイビスに買収される以前のMACアセットから発生していた損失分を考慮すれば、前年度の比較可能な実効税率は29.8%になると考えられます。その結果、前年度第1四半期の遡及修正後の純損失と一株あたり純損失は、各々47.9百万米ドルと一株あたり 0.48米ドルになると考えられます。

米国子会社ジフ・デイビス・インクの第1四半期の業績報告(別表B)

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Ziff-Davis Inc. Results of Operations By Segment - Unaudited Three months ending March 31, (amounts in thousands)

1999

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Publishing Events Internet Television Total
Revenue $ 174,989 $ 18,474 $ 18,561 $ 2,086 $ 214,110
EBITDA 26,215 (7,197) 1,946 (7,073)
Ziff-Davis Retained Interest 100% 100% 100% * 67% $ 16,225

1998

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Publishing Events Internet Television Total
Revenue $ 191,245 $ 27,121 $ 9,688 $ - $ 228,054
EBITDA 27,550 (7,660) (4,511) -
Ziff-Davis Retained Interest 100% 100% 100% n/a $ 15,379
  • *
    Through March 31, 1999, the ZD Businesses ("ZD") held a 100% retained interest in ZDNet. As a result of the initial public offering of the ZDNet tracking stock, ZD’s retained interest in ZDNet will be reduced to 84%.
米国子会社ジフ・デイビス・インクの第1四半期の業績報告(別表D)

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Ziff-Davis Inc. Consolidated Statements of Operations - Unaudited (amounts in thousands, except share and per share data)

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Three Months Ended March 31,
1999 1998
Revenue, net:
Publishing $ 174,989 $ 191,245
Events 18,474 27,121
Internet 18,561 9,688
Television 2,086 -
214,110 228,054
Cost of production 59,855 70,310
Selling, general and administrative expenses 141,745 143,987
Stock-based compensation 1,472 252
Depreciation and amortization of property and equipment 8,543 7,029
Amortization of intangible assets 31,871 30,446
Loss from operations (29,376) (23,970)
Interest expense, net (32,372) (45,939)
Other non-operating income, net 1,264 1,497
Minority interest in losses of subsidiaries 3,473 125
Loss before income taxes (57,011) (68,287)
Income tax benefit (19,236) (63,166)
Net loss $ (37,775) $ (5,121)
EBITDA $ 16,225 $ 15,379
Net loss per share * $ (0.37) $ (0.05)
Weighted average common shares outstanding * 101,015,813 100,000,000
  • *
    1998 is calculated on a proforma basis and assumes Ziff-Davis Inc.'s initial public offering occurred on January 1, 1998.

Ziff-Davis Inc. Condensed Consolidated Balance Sheets Unaudited (amounts in thousands)

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March 31, December 31,
ASSETS 1999 1998
Cash & Cash Equivalents $ 38,013 $ 32,566
Accounts Receivable, net 206,724 227,325
Other Current Assets 77,363 126,340
Total Current Assets 322,100 386,231
PP&E, intangible and other assets 3,123,944 3,047,572
Total Assets $ 3,446,044 $ 3,433,803
LIABILITIES & STOCKHOLDERS’ EQUITY
Current portion of notes payable-affiliates $ 6,923 $ 7,692
Current Liabilities 359,145 343,006
Total Current Liabilities 366,068 350,698
Notes Payable, net 1,432,668 1,469,130
Notes Payable to affiliates 69,272 70,192
Deferred taxes and other liabilities 160,011 190,172
Total Liabilities 2,028,019 2,080,192
Minority interest 42,223 1,013
Total Stockholders’ Equity 1,375,802 1,352,598
Total Liabilities & Stockholders’ Equity $ 3,446,044 $ 3,433,803
米国子会社ジフ・デイビス・インクの第1四半期の業績報告(別表E)

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ZD Combined Statements of Operations - Unaudited (amounts in thousands, except share and per share data)

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Three Months Ended March 31,
1999 1998
Revenue, net:
Publishing $ 174,989 $ 191,245
Events 18,474 27,121
Television 2,086 -
195,549 218,366
Cost of production 57,193 69,047
Selling, general and administrative expenses 127,675 130,925
Stock-based compensation 636 252
Depreciation and amortization of property and equipment 8,011 6,680
Amortization of intangible assets 30,849 29,068
Loss from operations (28,814) (17,606)
Interest expense, net (32,372) (45,939)
Loss related to retained interest in ZDNet (186) (6,009)
Other non-operating income, net 1,264 1,371
Minority interest in losses of subsidiaries 3,356 125
Loss before income taxes (56,753) (68,058)
Income tax benefit (18,978) (62,937)
Net loss $ (37,775) $ (5,121)
EBITDA $ 16,225 $ 15,379
Proforma net loss per common share * $ (0.37) $ (0.05)
Proforma weighted average common shares outstanding * 101,015,813 100,000,000
  • *
    Assumes reclassification of Ziff-Davis Inc. shares to ZD shares occurred on January 1, 1998.

ZD Condensed Combined Balance Sheets Unaudited (amounts in thousands)

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March 31, December 31,
ASSETS 1999 1998
Cash & Cash Equivalents $ 37,778 $ 32,274
Accounts Receivable, net 189,412 208,593
Other Current Assets 75,934 125,296
Total Current Assets 303,124 366,163
PP&E, intangible and other assets 3,139,164 3,063,775
Total Assets $ 3,442,288 $ 3,429,938
LIABILITIES & DIVISION EQUITY
Current portion of notes payable-affiliates $ 6,923 $ 7,692
Current Liabilities 351,753 335,880
Total Current Liabilities 358,676 343,572
Notes Payable, net 1,432,668 1,469,130
Notes Payable to affiliates 69,272 70,192
Deferred taxes and other liabilities 163,647 194,446
Total Liabilities 2,024,263 2,077,340
Minority interest 42,223 -
Total Division Equity 1,375,802 1,352,598
Total Liabilities & Division Equity $ 3,442,288 $ 3,429,938
ZDNetの第1四半期における業績報告

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当社の米国子会社ジフ・デイビス・インクのインターネット事業部門であるZDNetは27日(ニューヨーク時間)、第1四半期の業績を発表いたしました。売上高は18.6百万米ドルとなり、前年同期の9.7百万米ドルと比較して92%の増収となりました。EBITDA(償却前利益)では約1.9百万米ドルと前年同期の▲4.5百万米ドルと比較して大幅な増益となりました。純損失は0.186百万米ドル(一株当たりでは0.00米ドル)となり、前年同期の6百万米ドル(一株当たり0.08米ドル)と比較して大きく改善いたしました。

ZDNetの社長兼CEOであるダン・ローゼンズバイグ氏は、「われわれはZDNetが売上高・利益ともに力強く成長できたことを喜ばしく思っている。これは、インターネットにおけるテクノロジー関連情報、コミュニティ、コマースの分野で、われわれが業界をリードしているということの表われである。われわれは新しいコンテンツ、Eコマース(電子商取引)関連製品・サービスなどでユーザー層の拡大をはかり、これらのサービスによってわれわれは幅広い顧客ニーズに対応することや、高い編集能力を維持していくことが出来るのである」と述べ、「同時に、われわれは戦略的提携を通じてブランド力を拡張し、さらに革新的な新番組を提供することで広告基盤を拡大することにより安定的な成長を続け、それがセールス・マーケティングプロセスの強化にもつながるのである」と結論づけております。

ハイライト

  • メディア・メトリックス社によると、ZDNetは過去33ヶ月中31ヶ月にわたって「ニュース・情報・エンターテイメント」のカテゴリーで第1位にランクしております。

  • ZDNetのユニークビジター数は1999年3月に9百万ユーザーに達し、2月現在での8百万ユーザーと比較して12.6%の成長を遂げております。これはすべてのWebサービスの中で14位の位置にあり、他のすべてのテクノロジーコンテンツサイトに勝る数値となっております。

  • ZDNet オークションは今年3月にスタートし、ZDNetサイトにEコマースの要素を加える結果となりました。ZDNet オークションはテクノロジー製品・サービスの売り手と買い手の双方にとってインタラクティブなサービスを提供する革新的な手段であります。

  • 1999年3月31日にジフ・デイビス・インクは新シリーズの普通株式11.5百万株を発行いたしました。これはZDNet(NYSE:ZDZ)の業績に連動するものであります。ZDNet株式の新規公開の結果、ジフ・デイビスの普通株式(NYSE:ZDZ)は同社の既存ビジネス(ジフ・デイビスの出版、展示会、教育、市場調査、テレビの各部門と、残り84%のZDNet)の業績に連動するものとなります。

ZDNetはZDNet Web site(www.zdnet.com)を発展させるようメンテナンスを重ねており、それはテクノロジーおよびインターネット関連のコンテンツ、コマースにおいて、業界をリードする情報発信サイトとなっております。革新的な双方向技術と、数々の賞を受賞した編集スタッフならびに世界各国のジャーナリストのネットワークとの二つの要素を統合させることにより運営されております。これによって、ユーザーが、その時々の話題や、他のユーザーとのコミュニケーション、ソフトウェアのダウンロード、さらには幅広い製品・サービス等の購入などを一つのサイトで完結出来るようになっております。メディア・メトリックス社によればZDNetはzdnet.com, zdii.com, zdu.comで構成されるものとされておりますが、実際のところZDNetサイトはanchordesk.com, zdtv.com, zdnn.com, zdu.com, pcmagazine.com, gamespot.com, devhead.com, zdy2k.comなど多くのテクノロジー関連サイトで構成されております。

本プレスリリースには、不確定な事象やリスクを被る可能性のある予見的な表現が含まれております。ジフ・デイビス・インクとしては、これら予見的な表現は当社の予想を反映した妥当なものと認識しておりますが、実際の結果は実質的にこれらから乖離したものとなる可能性もあります。実際の結果に対し影響を与えると思われる留意事項およびリスク要因については、ジフ・デイビス・インクが1999年3月30日付でSECにファイリングしました「Registration Statement on Form S-1」の “Risk Factors"の項に掲載されております。ZD株式およびZDNet株式の所有者は、ジフ・デイビス・インクの普通株式の所有者に該当し、ジフ・デイビス・インクにおける投資、および同社のあらゆる営業活動、資産、負債に関連したリスクを負うことになります。

同社に関する情報については、www.ziffdavis.comもしくはwww.zdnet.comでご覧になれます。

ZDNetの第1四半期における業績報告(別表)

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ZDNet Combined Statements of Operations - Unaudited (amounts in thousands, except share and per share data)

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Three Months Ended March 31,
1999 1998
Revenue, net 18,561 9,688
Cost of operations Production and content 7,760 6,492
Selling, general and administrative expenses 8,972 7,831
Stock-based compensation 836 -
Depreciation and amortization of property and equipment 532 349
Amortization of intangible assets 1,022 1,378
Loss from operations (561) (6,362)
Minority interest in losses of subsidiaries 117 125
Loss before income taxes (444) (6,237)
Income tax benefit (258) (228)
Net loss $ (186) $ (6,009)
EBITDA $ 1,946 $ (4,510)
Proforma net loss per common share * $ (0.00) $ (0.08)
Proforma weighted average common shares outstanding * 71,500,000 71,500,000
  • *
    Assumes ZDNet initial public offering occurred on January 1, 1998.

ZDNet Condensed Combined Balance Sheets Unaudited (amounts in thousands)

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ASSETS March 31, 1999 December 31, 1998
Cash & Cash Equivalents $ 235 $ 292
Accounts Receivable, net 17,312 18,732
Other Current Assets 1,429 1,044
Total Current Assets 18,976 20,068
PP&E, intangible and other assets 77,187 77,618
Total Assets $ 96,163 $ 97,686
LIABILITIES & DIVISION EQUITY
Accounts payable and accrued expenses $ 5,865 $ 6,048
Unearned income 1,527 1,078
Total Liabilities 7,392 7,126
Minority interest 896 1,013
Total Division Equity 87,875 89,547
Total Liabilities & Division Equity $ 96,163 $ 97,686
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