プレスリリース 2018年
携帯電話の基地局を活用した映像コンテンツ配信サービス
「スマート情報カメラ」を法人向けに提供開始
2018年11月9日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)は、携帯電話の基地局にソニービジネスソリューション株式会社製のネットワークカメラを設置して映像コンテンツを配信する法人向けサービス「スマート情報カメラ」の提供を、2019年春から開始します。
「スマート情報カメラ」は、ソフトバンクが運用する全国の携帯電話の基地局にネットワークカメラを設置し、リアルタイム映像やアーカイブ映像を配信する、新たなIoTサービスです。昨今、台風や地震といった自然災害への対応が最優先の課題となっています。全国の主要な地点や施設に情報カメラを配置し、官公庁や報道機関、運輸事業者などに向けてリアルタイム映像を配信することで、事前の準備や迅速な防災対応、防災報道に活用されることを想定しています。
今回提供するサービスは、全国の携帯電話の基地局の中から、沿岸や河川、火山、山間部、空港、港、駅、高速道路、サービスエリア、ランドマーク、市街地など、お客さまが必要とするロケーションにカメラを設置して、その映像をお客さまだけが利用できる「専有パターン」と、あらかじめ全国の基地局に設置されたカメラのラインアップから選択して、複数のお客さまで映像を利用する「共有パターン」の2種類です。「専有パターン」はフルHD(フルハイビジョン、1,920×1,080ドット)の映像を提供し、お客さまがウェブブラウザー上で映像を確認したり、カメラを操作(パン・チルト・ズーム)したりすることができます。「共有パターン」はカメラの操作を必要とせず、費用を抑えてスピーディーに利用したいお客さま向けのサービスで、固定された画角の映像のみを利用できます。まず「専有パターン」から提供を開始し、準備が整い次第「共有パターン」の提供を開始する予定です。将来的には、映像を基に解析・予測に役立つ次世代のIoTサービスの開発も視野に入れ、「スマート情報カメラ」を提供していきます。
「スマート情報カメラ」サービス概要
サービス開始時期
2019年春(予定)
想定利用用途
- 自治体における防災対策として
- 放送局の情報カメラやお天気カメラとして
- 交通状況や設備のモニタリング用として
専有パターン カメラ操作画面
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- ※画像は開発中の画面です。
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具体的な利用イメージ
- [注]
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- ※画像は配信される映像のイメージです。
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沿岸、河川
- 沿岸、河川の状況確認
- 自然災害や台風などの状況確認
- 堤防決壊観測
- 浸水観測
山間部、火山
- 山間部の状況確認
- 自然災害や台風などの状況確認
- 火山活動観測
- 土砂崩れ観測
空港、港、駅、高速道路、サービスエリア
- 自然災害や台風などの状況確認
- 航空機、船舶の離着陸(岸)の状況確認
- 渋滞状況確認
- 緊急車両誘導
- 落下物確認
ランドマーク、市街地
- 歩行者天国の状況確認
- 交差点の車や人の動きの確認
法人のお客さまからの問い合わせ先
URL | https://tm.softbank.jp/form/inquiry/m2m/index.php |
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ご参考
ソフトバンクのWEBマガジン「Future Stride」
「つながる」は電波から映像に。全国の基地局が365日映像配信「スマート情報カメラ」
「スマート情報カメラ」は、2018年11月14日(水)から幕張メッセで開催される「2018年国際放送機器展(Inter BEE 2018)」のソニーブースにて展示予定です。
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