プレスリリース 2025年
「生涯バスケ部」プロジェクトの第1弾として
「SoftBankジュニアバスケットボールDXアクション」
を実施
~過疎地などの小中学生の個人練習の精度を高めるとともに合同チームの結成を促進~
2025年2月28日
公益財団法人日本バスケットボール協会
ソフトバンク株式会社
公益財団法人日本バスケットボール協会(東京都文京区、会長:三屋裕子、以下「JBA」)とソフトバンク株式会社(東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮川潤一、以下「ソフトバンク」)は、JBAと株式会社博報堂(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下「博報堂」)との協働プロジェクト「生涯バスケ部」の第1弾として、過疎地などの小学生や中学生の個人練習の精度を高めるとともに合同チームの結成を促進する「SoftBankジュニアバスケットボールDXアクション」を、2025年6月から実施します。
「SoftBankジュニアバスケットボールDXアクション」では、バスケットボールに本格的に取り組みたいものの、部員不足や専門指導者がいないなど、環境に恵まれない小学生や中学生を全国で広く募集します。ソフトバンクのスポーツDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスである「AIスマートコーチ」による遠隔指導や「MY試合記録」によるスタッツのデータを活用する他、JBAが指導者のマッチングなどを行い、個人のスキルやチーム力の向上を支援します。さらに、JBA主管大会などでこのプロジェクトからの出場枠を新設するなど、活躍機会の創出を行っていく予定です。
この活動の募集要項やスケジュール、選考方法については、後日公式サイトで詳細を発表する予定です。
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- ソフトバンク株式会社 代表取締役 副社長執行役員 兼 COO 榛葉淳のコメント
日本バスケットボール協会と株式会社博報堂の協働プロジェクト「生涯バスケ部」の第1弾として「SoftBankジュニアバスケットボールDXアクション」を実施させていただけることを大変光栄に思います。
近年、バスケットボールの人気が急速に高まっています。一方で指導者の不足によるスポーツ教育格差や、少子化・過疎化などにより選手が集まらずチームスポーツの継続が難しいといった社会課題も存在しています。このような子どもたちを取り巻く社会課題に対し、ソフトバンクはスポーツDXを活用して、多くの子どもたちが環境に左右されることなくバスケットボールを楽しく学べる機会を提供していきます。
このプロジェクトを通して、ジュニアバスケットボール界を一層盛り上げていくとともに、選手たちの夢と成長を全力でサポートしていきます。
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- 公益財団法人日本バスケットボール協会 会長 三屋裕子のコメント
このたび、「生涯バスケ部」プロジェクトの第1弾として、ソフトバンク株式会社と「SoftBankジュニアバスケットボールDXアクション」を実施できることを大変嬉しく感じています。
少子高齢化や都市部への集中に加え、教員の働き方改革・運動部活動の地域移行(地域展開)など、日本を取り巻く社会課題はスポーツ界・バスケ界においても大きな影響を及ぼしています。一緒に練習ができる仲間がいない、教えてくれる人がいないなど、特に離島や過疎地で顕著な課題となっています。バスケをしたい、もっとバスケがうまくなりたいと思っている小中学生に対して、環境に左右されることなくバスケをすることができ、技術の向上や全国の舞台に立つ機会をつくるために、ソフトバンクが持つICTの力と、JBAの指導に関するノウハウなどでサポートしていきます。そして、大好きなバスケに関わるきっかけとさらにはずっと関わっていたいと思う環境を創出していきたいと考えています。
「生涯バスケ部」について
「生涯バスケ部」は、「バスケットボールをはじめてみたい」という気持ちから、「ずっと好きでいる」気持ちまでバスケットボールに関わるすべてのヒトに寄り添うことを目指すプロジェクトです。
子どもたちのプレー環境をはじめ、あらゆるライフステージでバスケットボールを続けられるような環境づくりのためには、コートといった場所の確保から、指導者・審判など人的リソースの拡充解決といった、あらゆる課題が山積みしています。
「生涯バスケ部」の活動を通して、次の世代によりよいバスケットボール環境を提供すること、また、親から子へ、そして子が成長し、子が親となり、また親から子へとつながる「バスケットボールのあるライフサイクル」を提唱し、日本をバスケットボールがあふれる国にしていきます。
このプロジェクトでは、JBAと博報堂が、共創アクションの実現に共感いただけるパートナーを募集し、パートナーと共に「生涯バスケ部」の中でそれぞれのバスケットボールにまつわる社会課題の解決に向けたアクションを実施していく予定です。
ステートメント

ロゴ

ソフトバンクが提供するスポーツDXサービスについて
「AIスマートコーチ」の概要
「動画で学ぶ、撮影する、比較する、振り返る」を通して運動のスキル向上と、生徒の主体的・協同的な学びをサポートするアプリです。このアプリでは、スマートフォンで撮影した動画と、お手本となる動画のフォームを並べて比較することで、自分のどこが違っているのか、改善すべき点を視覚的に把握することができる他、AI(人工知能)による骨格解析では、映像だけでは分かりにくい腕や脚など骨格の動きが確認できたり、マッチ度判定で理想のフォームとの差を確認したりすることもできます。「AIスマートコーチ」の詳細は、こちらをご覧ください。
「MY試合記録」の概要
バスケットボールのスタッツを記録・蓄積できるウェブサービスです。選手やチームごとにスタッツを記録できる他、大会運営者などが記録した試合結果を読み込むことで、スタッツを蓄積していくことができ、小学生から社会人まで生涯にわたるスタッツを確認できるようになります。ソフトバンクは今後、JBAと連携して、「MY試合記録」の活用を推進していきます。「MY試合記録」の詳細は、こちらをご覧ください。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。