CSRトピックス 2009年

学校やご家庭での学習に役立つ、学習専用ポータルサイト「Yahoo!きっず学習」

ヤフー株式会社は、学校やご家庭での学習を目的としたインターネット利用の拡大を受け、学習だけに特化した専用のポータルサイト「Yahoo!きっず学習」を開設しました。今回は、「Yahoo!きっず」の企画リーダーである古賀 翠に、「Yahoo!きっず学習」の背景や特長についてインタビューしました。

学習に役立てられる新サイト「Yahoo!きっず学習」を開設

学習専用ポータルサイト「Yahoo!きっず学習」
インタビュアー:
「Yahoo!きっず学習」を開設した背景について教えてください。
「Yahoo!きっず」とはどういった点が異なるのでしょうか。
古賀:

当社が提供している情報検索サービス「Yahoo! JAPAN」開始2年目の1997年から運営している「Yahoo!きっず」は、エンターテインメントと学習のコンテンツを織り交ぜた子ども向けポータルサイトです。WEBサイトの内容を一つひとつスタッフの目でチェックした上で、独自のカテゴリ登録を行っていますので、安心して利用できるWEBサイトのみを閲覧することができます。「Yahoo!きっず」では、登録されたWEBサイトから必要な情報を探し出すための検索機能が備えられているのはもちろんのこと、「Yahoo!きっず」オリジナルの子ども向けコンテンツとして、「楽しむ」(ゲームや占いなど)、「知る」(図鑑やニュースなど)、「学ぶ」(学習ゲームや環境学習など)などのテーマに沿って、サービスを提供しています。小中学生のお子さんが、安心して楽しく利用できるインターネット環境として、学校での授業やご家庭で広くご利用いただいています。
文部科学省が制定する小学校の新学習指導要領において、コンピュータでの文字入力や情報モラルについての教育が言及されたことから、学習を目的としたインターネット利用は、今後さらに広まっていくと予測されています。そうした中、エンターテインメントと学習の両方の要素が混在する「Yahoo!きっず」について、従来より学校の先生方から、「授業で使う学習コンテンツや指導用資料がもっと探しやすくなると便利」「子どもが学習に集中しやすいページにならないか」というご要望をいただいていました。こうした状況を踏まえ、学校でのご利用はもちろんのこと、自宅学習にも利用していただける、“学習”コンテンツだけに特化したサイトとして、「Yahoo!きっず学習」を2009年9月に開設しました。

古賀
インタビュアー:
「Yahoo!きっず学習」の特長と具体的な機能について、教えてください。
古賀:

「Yahoo!きっず学習」には、大きな特長が2点あります。ひとつ目は、小学校、中学校の教科ごとに、インターネット上で行える学習ドリルや関連する動画を提供している点です。これまでも、「Yahoo!きっず」において、学年ごとに、国語・算数・理科・社会の教科別の学習ゲームを提供していましたが、「Yahoo!きっず学習」では、各教科をさらに細分化し、単元ごとの学習コンテンツを用意しています。単元ごとへの細分化によって、先生方に授業で使っていただきやすい構成になりました。さらに、動画で学べる教材、ワークシート、英語教材のほか、教科に関連したさまざまな情報もまとめています。
「Yahoo!きっず学習」のもうひとつの特長は、子どもたちが「調べ学習」を行いやすいようにさまざまな工夫を凝らしている点です。小学校では、パソコンを使って調べものをする「調べ学習」が授業の一環として取り入れられています。小学校の社会科の授業で、「調べ学習」の題材になっている「米」が、「Yahoo!きっず」の2008年の年間検索ワードの第3位にランクインしたほか、学校の授業時間帯に合わせて「Yahoo!きっず」の利用が伸びるなど、インターネットを活用した「調べ学習」が盛んに行われています。「Yahoo!きっず学習」では、キーワードを入力して調べものができる「検索ボックス」を設置しているだけでなく、検索ボックスで検索したキーワードについて、検索件数をもとに「注目カテゴリ」を表示し、子どもたちがどのようなキーワードで調べものをしているのかがひと目で分かる仕組みを導入しています。特に注目度の高いキーワードについては、関連するWEBサイトや動画のリンクを掲載しています。

より安全に楽しくインターネットをお使いいただくために

啓発イベントの様子
インタビュアー:
学習コンテンツの提供以外にも、インターネットを使って調べものをするために必要なスキルの習得をサポートしているそうですね。
古賀:

インターネットを活用して調べものをするには、まず、インターネット利用の基礎知識を身につける必要があります。例えば、お米の作り方についてインターネットで調べる場合、「お米 作り方」というように、いくつかのキーワードをスペースで区切って入力して検索しますが、子どもたちは「お米はどうやって作るのか」というように、文章をそのまま検索ボックスに入力してしまいがちです。日頃インターネットを使い慣れている大人にとっては当たり前のことを、インターネット利用の初心者である子どもたちは、一から学ぶ必要があります。そんな子どもたちのために「検索のコツ」というページを設置して、「キーワード検索」(知りたい情報の鍵となる言葉で検索する方法)や、「カテゴリ」(テーマ別に分類された情報から知りたい情報を集める方法)、「注目カテゴリ」(ひんぱんに検索された言葉を表示)など、インターネットを使って調べものをする際に必要な基礎知識について、啓発を行っています。

もう一つ、インターネットを利用して調べものをする際に知っておかなければならないことがあります。「調べ学習」を行う際、従来であれば、図書館に出向いて書籍で調べるか、人に聞いて情報を集めるしかありませんでしたが、現在はインターネットを利用することで、多くの情報を広く、深く、集めることができるようになりました。インターネットにはこのようなメリットがある一方で、「正しい情報が載っている保証はない」というデメリットがあります。「Yahoo!きっず学習」には、情報源として信頼の置けるWEBサイトのみを掲載していますので、その点は安心してご利用いただける環境が整っています。その上で「情報の選び方」というページを「Yahoo!きっず」の中に設置して、一般のインターネットサイトに掲載された情報の中から正確な情報を見分ける力を、子どもたちが早いうちから身につけられるようなサポートも行っています。

このほかにも、学校やご家庭でインターネットを学習にいっそうご活用いただくために、「Yahoo!きっず」についてご紹介するイベントを不定期で開催しています。保護者向けの説明会の実施や、子どもたちにクイズ形式でインターネットの安全利用について学んでもらう授業などを行っています。

「Yahoo!きっず」の投稿コーナー
インタビュアー:
学習におけるインターネット利用の取り組みについて、
今後の展望をお聞かせください。
古賀:

「Yahoo!きっず」では、子どもたちが安心して、安全にインターネットを利用できる環境づくりを最も重視しています。これまでは安全を重視するあまり、インターネットの特性を制限した“閉じられた場”を作ってきましたが、今後は、子どもたちのニーズの高い、掲示板などのコミュニケーション機能も提供していきたいと考えています。現在「Yahoo!きっず」でご利用いただいている「Yahoo!きっず おしえてちょボ(http://contents.kids.yahoo.co.jp/oshietechobo/)」、「Yahoo!きっず うらない(http://fortune.kids.yahoo.co.jp/toukou/kekka.html)」(なんでも投稿箱)、「Yahoo!きっず 環境(http://contents.kids.yahoo.co.jp/environment/planet/)」(キッズプラネット・動物達にメッセージを書こう!)といった投稿コーナーでは、投稿内容をスタッフが一つひとつ適切な内容かどうかをチェックした上で順次掲載していますが、投稿内容がリアルタイムで掲載される仕組みを導入することも検討しています。今後も安全が第一であることは変わりません。コミュニケーション機能の提供を安易に開始するのではなく、安全が担保できる仕組みをきちんと用意することが先決だと考えています。

インターネットは、正しく使えば楽しいもの。お客様の声を取り入れながら、よりよいサービスを提供し、引き続き、子どもたちや保護者の皆様、先生方に安心して使っていただける、楽しくて役に立つポータルサイトを目指していきます。

(掲載日:2009年10月19日)

  • *内容は掲載当時の情報です。記載されている会社名、サービス名、肩書などは現在と異なる場合があります。