CSRトピックス 2014年

障がいのある方の社会生活を支援するサービス「アシストスマホ」提供開始

ソフトバンクモバイル株式会社(以下「ソフトバンクモバイル」)は、障がいのある方の社会生活を支援するサービス「アシストスマホ」を、2014年3月24日より提供開始しました。

「アシストスマホ」は、「シンプルスマホ SoftBank 204SH」(シャープ製)に専用ソフトウエアをダウンロードし、「アシストスマホ」モードに切り替えて利用できるサービスで、主に知的障がいのある方の「利用シーンに応じた連絡・報告」「目的地までの移動」などをアシストする機能を搭載し、利用者の社会生活をサポートします。2013年度の厚生労働省「障害者自立支援機器等開発促進事業」にも採択されている「アシストスマホ」の概要をご紹介します。

多彩な機能で日常の連絡や行動をサポート

「アシストスマホ」は、障がいのある方の生活を支援するさまざまな機能を搭載しています。「アシストナビ」は、目的地までの移動ルートを検索し、AR(拡張現実)技術により画面に表示される実風景上に道順を表示することで、利用者のスムーズな移動をサポートします。「アシストメール」では、利用シーンに応じて定型文を選ぶだけで、簡単に連絡や報告のメールが作成できます。そして「みまもるフェンス」では、通勤や通学時の到着地周辺エリアを設定することにより、指定した時間に該当エリアに到着していない場合、保護者や支援者にメールでお知らせします。

さらに、保護者や支援者は専用サイト「サポートWeb」を通して、ホーム画面や利用するアプリケーションの選択、ナビの目的地設定やメール定型文の編集など、利用者の習熟度や使い方に応じたカスタマイズが可能です。

スペシャルオリンピックス日本と連携


スペシャルオリンピックス日本 有森 裕子理事長 ©Special Olympics Nippon

ソフトバンクモバイルは、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本と協力し、知的障がいのあるアスリートが実際にアシストスマホを半年間ほど利用した感想をWEBサイト上でリポートしていただきます。この協力体制について同法人の有森 裕子理事長は、「知的障がいのある人たちが自立して、多くの人と出会い、社会性を広げ、新たにチャレンジする世界を見つけて活躍することを願っています。そして彼らの生活を通信でサポートする環境が充実することを望んでいます」と述べています。

画家 AKIさんインタビュー

国内外の絵画コンテストで多くの受賞歴を持ち、「アシストスマホ」のサービスマニュアルのイラストを描いている、知的障がいのある画家 AKIさん(福祉作業所ライフステージ所属)と、AKIさんの活動をサポートしているお父さまの木下 昭さんに話を伺いました。お二人には「アシストスマホ」サービス検討時から、機能についてさまざまなアイデアをご提供いただいています。


AKIさんが手がけたサービスマニュアル(左)、左から木下 昭さん、AKIさん(右)

今回の絵のテーマについて教えてください。

AKIさん:「幸せ」「楽しさ」「愉快」です。追いかけっこをしている動物の絵がお気に入りです。

「アシストスマホ」を実際に触ってみていかがですか?

AKIさん:気に入りました。メールも打ちやすいです。

木下さん:とても良くできていると感じました。「みまもるフェンス」や「アシストメール」の機能など、親が安心できる機能が盛り込まれていると思います。

「アシストスマホ」のサービスについてどのように感じましたか?

木下さん:知的障がいのある子どもが社会に出るためには、さまざまなサポートが必要です。特に共働きの夫婦が増えている昨今、「アシストスマホ」は障がいのある子どもが就労・就学のスタートラインに立つことをサポートするサービスだと思います。私たち親の立場からすると、すごくありがたいです。ぜひ、共働きの親御さんに使っていただきたいです。使ってもらえれば、その便利さがきっと分かると思います。

ソフトバンクグループは、今後も「情報革命で人々を幸せに」の経営理念の下、今後も多様なニーズに対応できるよう、さまざまな取り組みを行っていきます。

アシストスマホ紹介動画~お仕事篇~

(掲載日:2014年5月21日)

  • 内容は掲載当時の情報です。記載されている会社名、サービス名、肩書などは現在と異なる場合があります。