プロジェクトPickUp 2012年

国内最大規模の新卒採用インターンシップ
「就活インターン」を実施


インターンシップ初日に行われたオリエンテーションの様子

ソフトバンクモバイル株式会社、ソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社(以下「ソフトバンクグループ通信3社」)では、2012年8月1日~9月14日の間、国内最大規模となる約300名の学生の皆さんを受け入れた、新卒採用インターンシップ「就活インターン」を実施しました。今回「就活インターン」の企画・運営を担当した、ソフトバンクグループ通信3社 人事本部 採用企画部 採用推進課 生住 直哉と、同本部 組織人事1部 技術部門人事課 中久木 健大にインタビューしました。

[注]
  • いずれもインタビュー日時点の所属です。

「就労体験型」「採用直結型」にこだわり

今回実施したインターンシップの概要や特徴を教えてください。


配属先で従業員と同様の業務に携わる学生の皆さん

中久木:8月1日から9月14日の期間中、国内最大規模となる約300名の学生の皆さんを受け入れた「就活インターン」を実施しました。ソフトバンクグループ通信3社として、本格的なインターンシップを実施したのは今年が初めてです。参加した学生の皆さんは、2週間もしくは4週間にわたり、営業部門や技術部門、商品・マーケティング部門、情報システム部門、カスタマーサービス部門、管理部門などさまざまな部署に配属され、ソフトバンクグループ通信3社における実際の業務を体験しました。

生住:今回のインターンシップには、大きな特徴が2つありました。1つ目は「就労体験型」、2つ目は「採用直結型」であるということです。われわれは以前より、「昨今、学生と企業との間にミスマッチが起きているのではないか?」という問題意識を持っていました。そこで、学生にとっては「実際のソフトバンクグループ通信3社の姿をリアルに感じられる場」、採用する企業の側としては「実際の業務を通して能力をしっかり判断する場」として、「就労体験型」「採用直結型」という2つの特徴を打ち出したインターンシップを実施することにしました。

「就労体験型」「採用直結型」という特徴について、もう少し具体的に教えてください。


生住

生住:「就労体験型」とは、実際の業務を体験してもらうということです。現在の日本では、名目上は「学生に就労の機会を与える」と言いつつも、実際には数日間で終わるグループワークや会社説明会しか行わないなど、単に自社を宣伝する場としてインターンシップを利用している企業が多いように感じます。そこで、われわれが提供するインターンシップでは、本当のソフトバンクグループ通信3社の姿を知ってもらうために、実際の現場で従業員と同じ業務を経験してもらうことにこだわりました。
また、「採用直結型」とは、今回のインターンシップにおける実業務を通しての評価を、採用評価に加味するということです。日本には、「インターンシップは採用に直結させてはいけない」という慣習があるのですが、本来は学生と企業双方のマッチングを行うことがインターンシップの目的のはずだとわれわれは考えました。そこで、日本の就職活動のあり方に一石を投じたいという思いで、「採用直結型」のインターンシップを導入することにしました。

成功のカギは現場の従業員と学生の信頼関係

参加した学生の皆さんの反響はいかがでしたか?


中久木

生住:インターンシップ終了後に実施したアンケートの結果、ほぼ全ての学生の皆さんが「満足した」と答えてくださいました。また、「ソフトバンクグループ通信3社の良い面も悪い面もリアルに知ることができた。その上で、従業員のモチベーションの高さ、チームワークの良さ、スピードの速さが印象的で、ソフトバンクグループ通信3社が第一志望に変わった」と言ってくださる方もいらっしゃいました。さらに、「従業員と同じように仕事をさせてくれて、これぞインターンシップのあるべき姿だと実感できた」という声も寄せられるなど、まさにわれわれの狙いが、しっかり学生の皆さんにも伝わったのだと思います。

中久木:数週間という長い期間、しかも実際の職場の様子を肌で感じてもらうことで、実は学生の皆さんがどう感じるか不安な部分もありました。「会社のありのままの姿を知ってもらう」というコンセプトどおり、会社としても、良い面だけを見せようと取り繕うことができないわけですから。しかし実際には、現時点でソフトバンクグループ通信3社を第一志望だと言ってくださる方が、インターンシップ実施前に比べて倍以上に増えました。社内のいろいろな部門で働く従業員のリアルな姿が、学生から見て魅力的に映ったということだとすれば、とてもうれしいです。

今回の「就活インターン」の成功のカギは何だったと思いますか?

生住:学生の皆さんと現場の従業員との間で、信頼関係を築けたことが一番のカギだったと思います。インターンシップ終了後、学生の皆さんからは「お礼のメールを送りたいので上司の連絡先を教えてほしい」といったご連絡を多数いただきました。また、受け入れ先の従業員からも「学生に『来てくれてありがとう』という気持ちを伝えたい」といった問い合わせが寄せられました。一緒に仕事をしていく中で信頼関係が生まれ、お互いに思い入れを持ってもらえたことが、担当者として何よりうれしかったです。来年以降も、ぜひ良い形でこの「就活インターン」を続けていければと思っています。

(掲載日:2012年10月22日)

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