プロジェクトPickUp 2013年

ソフトバンクBB、国内企業として最多となる5名が「vExpert Award」を受賞

コンピューター仮想化ソフトウエアの製造・販売最大手である米国VMware, Inc.(以下「VMware社」)が、コンピューター仮想化ソフトウエア「VMware」に関する啓蒙活動や支援活動に貢献した個人を表彰する「vExpert Award 2013」において、ソフトバンクBB株式会社(以下「ソフトバンクBB」)より、国内企業として最多となる5名の受賞者が誕生しました。今回は受賞者を代表して、ソフトバンクBB コマース&サービス統括 コマース&サービス本部 仮想化ビジネス統括部 仮想化ビジネスマーケティング部 ソリューション推進課 課長の山辺 和篤と、同本部 技術統括部 ソリューションテクノロジー部 技術支援2課 担当課長の三ッ木 恒幸にインタビューしました。

国内企業として最多の5名が受賞

現在の業務内容について教えてください。

山辺:私は2004年にソフトバンクBBに入社して以来、一貫して「アプリケーションの仮想化」という分野の製品の営業を担当しています。「VMware」とは、VMware社が提供するさまざまなデータを仮想化するソフトウエア・サービスの総称です。主に企業向けに提供されていますが、これを用いることで企業はビジネスの「俊敏性、効率性、収益性」を高めることができます。現在私はVMware社の製品の中でも「ThinApp」というアプリケーション仮想化ソフトウエアをメインに扱っています。このソフトウエアは、独自の技術によって、アプリケーションをOSにインストールしなくても動作する形に変えることができます。例えば、これまでWindows 2000やXPなどの古いOSでしか動かなかったアプリケーションであっても、「ThinApp」を活用することで、新たなOSであるWindows 7で動かせるようになります。結果として、アプリケーションの改修やバージョンアップなどに必要な時間とコストを大幅に削減できます。
私は、具体的には、お客さまに直接お会いして「ThinApp」のご紹介をしたり、各種セミナーに講師として参加したり、ホワイトペーパーと呼ばれる製品説明の資料集を作成するなどの業務を行っています。

三ッ木:私は2005年にソフトバンクBBに入社し、当時から引き続きソリューションテクノロジー部という技術部門に所属しています。普段の業務としては、お客さまが「ThinApp」を導入する前の検証や動作確認、導入時にお客さまに対して実施する技術的なトレーニングの講師、お問い合わせ窓口の管理などを行っています。また、導入後に障害などが発生した場合の問題解析も実施しています。

今回受賞した「vExpert Award」について教えてください。また、どのような点が評価されたのだと思いますか?

山辺:「vExpert Award」は、「VMware」の製品を世に広める活動などを行った個人に贈られる賞です。今年は世界で578名、日本で24名が受賞しました。受賞者の皆さんは、仮想化の分野では有名な方々ばかりです。そんな名だたる方々と同じ賞をいただけたことを大変光栄に思っています。
私の場合は、先ほどお話したような活動を通じて、「VMware」の製品を世の中に広め、多数販売したという実績を評価していただけたのではないかと思います。

三ッ木:私は、お客さまが「VMware」の製品を導入する際に生じた問題を解決するまでのスピードが、評価されたのではないかと思います。私の場合は、お客さまとの窓口になっている山辺とも連携しながら、問題解析に当たっています。山辺は営業担当者ですが、かなり専門的な技術に関する知識も持っています。ですから、ある程度の問題であれば、山辺が解決してきてくれます。また、その場で解決に至らなくても、いろいろな解決策を試しておいてくれるので、私がお客さまの所に出向くときには「パターンAとBを試したけれどだめだったので、どうやら問題は違うところにあるようだ」という情報を共有してくれます。このように的が絞られると、あとは本当に難易度の高いところだけに取り組めばよくなるので、解決までに要する時間も短縮されるのです。

なぜ、ソフトバンクBBから5名もの受賞者が誕生したのでしょうか?また、このことの意義とは?

三ッ木:5名もの受賞者が誕生したのは、おそらくこの1年間の会社としての取り組みがうまくマッチしたからだと思います。2012年4月に「仮想化ビジネス推進部」(2013年4月より「仮想化ビジネス統括部」)という部署が新設され、「VMware」が最大注力商材として位置づけられました。そして、パートナー企業の皆さまと一緒に市場を拡大していくために、パートナー企業向けに技術力向上を目的としたトレーニングを全国で開催するなど、さまざまな活動を行ってきました。こうした取り組みが、VMwareの米国本社からも注目されたのだと思います。

山辺:販売代理店として「VMware」の製品を扱っている会社は、ソフトバンクBBだけではありません。お客さまは、同じ製品を私たち以外の代理店から買うこともできるわけです。しかし、「製品に一番詳しくて、豊富な経験やノウハウがあるのはソフトバンクBBだ」ということになれば、お客さまは私たちから製品を買ってくださいます。とはいえ、いくら自分たちで「私たちが一番製品に詳しいです」と言っても、それだけでは説得力がない。その点、メーカーであるVMware社が認める「vExpert Award」の受賞者がソフトバンクBBには5名もいるということは、とても大きな後ろ盾になりますし、大変意義のあることだと考えています。

お客さまと一緒に汗をかく

普段の業務の中で心がけていることはありますか?


山辺

三ッ木:できるだけお客さまの所に出向くように心がけています。実際にお客さまがソフトウエアを使う環境は、今まで使ってきたシステムやITの基盤が複雑に絡み合い、お客さま自身もほどけない状態になっていることも珍しくありません。しかし、そのような複雑な環境の中でも、きちんとソフトウエアが動かなければ意味がないのです。そのために、実際の環境に合わせてチューニングしていく必要があります。例えば、お客さまが100台のパソコンにソフトウエアを導入し、そのうち2~3台が正常に動かなかったとします。この問題に対して、「お客さまの環境依存の問題なので対応できません」と言ってしまうことは簡単です。でも、そう言って諦めずに、お客さまと一緒に汗をかくようにしています。

山辺:私も、「営業だから」「技術だから」という縦割りではなく、サッカーの中盤の選手のように、「攻めも守りも両方やる」という意識で取り組みたいと思っています。そうすることで、お客さまからの信頼も得られ、チームの一員として見ていただけるようになるからです。先日、うれしい出来事がありました。ある企業のシステム移行のプロジェクトをお手伝いし、無事に成功へと導くことができたときのことです。プロジェクト終了後、社内の打ち上げの場に私たち2人を招待してくださり、サプライズで感謝状を贈呈してくださったのです。お客さまとそのような信頼関係を築けたことが、本当にうれしかったです。

今後の目標や展望をお聞かせください。


三ッ木

山辺:受賞すること自体が目標というわけではありませんが、今後もこの名誉ある賞に傷を付けないように活動し、その結果としてまた来年も受賞できればうれしいです。

三ッ木:今後は、アプリケーションの仮想化を広げ、「いつでもどこでもすぐに使いたいアプリケーションを使える」という世の中にしたいと思っています。その実現に向けて、少しでも貢献できればうれしいです。まだまだ遠い道のりですが、ソフトバンクグループから世界を変えていきたいです。

(掲載日:2013年9月18日)

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