プロジェクトPickUp 2016年

社員が研修講師を務める
ソフトバンクグループ独自の「社員認定講師制度」とは

ソフトバンクグループでは、300年成長し続ける企業グループとなるために、従業員一人一人の能力を向上させることが不可欠だと考えています。

決算説明会などで投影されるプレゼンテーション資料の作成やビックデータの活用—。ソフトバンクグループのノウハウは、どのように社内に根付いているのか。ノウハウの社内共有を目的として独自に取り組んでいる「ソフトバンクユニバーシティ社内認定講師制度」を、ソフトバンク株式会社 人事本部 人材開発部 部長 源田 泰之にインタビューしました。

現場で培われたノウハウを生かす研修を

他社にはないソフトバンクグループ独自の取り組みである「社内認定講師制度」について、教えてください。

源田:ソフトバンクグループの社員自らが「研修講師」となり、自分の知識やノウハウを他の社員に伝承していくという制度です。2009年6月に導入した制度で、今年で8年目を迎えます。「ソフトバンクグループを良くしたい」という思いを持った社員が集まっており、研修内容も実務に沿ったものになっています。

どのようなきっかけで社内認定講師制度を導入したのでしょうか?

源田:過去に私自身が外部のリーダーシップ研修を受けたことがきっかけでした。非常に優れた講師の方でしたが、研修内容は机上の理論が中心で、「ソフトバンクグループの社員には、現場で培われたより実践的なノウハウが生かされた研修の方がいいのではないか」と思いました。講師が集まるのか心配でしたが、社内で募集をかけてみたところ、多くの応募がありました。

「認定講師」というと本格的な印象を受けますが、講師の方はどのような流れで認定されるのでしょうか?

源田:まず書類選考があり、その後面接をして、合格すると認定試験を受けることになります。そしてデリバリースキル(伝達力)養成などのためのトレーニングを受け、実際に講義するという流れです。

人気のあるコースは何ですか?

源田:「“SB流”プレゼン作成ワークショップ」「実践!データ分析」「英会話レッスン」の三つです。これらのコースは募集を開始すると、すぐに満席になってしまいますね。

社員が研修の講師を務めるメリットを教えてください。

源田:受講者にとってのメリットは二つ。まず、研修内容が実際の業務に紐付いていて、「翌日からすぐに実践できる内容」であることです。社員が講師を務める研修だからこそ、業界や社内で必要な知識が研修に盛り込まれており、研修内容が一人歩きしません。そして二つ目は、研修後も講師と社員が交流を続けることで、同じ仲間として情報交換などができることです。また、講師にもメリットが二つあります。一つ目は自らの知識を棚卸しし、自己スキルアップを図れること。二つ目は研修を通して社内での人脈が広がることです。社員同士のつながりが生まれ、その中で互いが刺激し合える環境が自然とできてきます。

最後に、今後の課題・目標について教えてください。

源田:研修制度や人材開発の枠組みを使って、社員同士のネットワークを今まで以上に強固にし、その中で新規事業などが生まれてくれば、さらに面白いと思っています。

今後も社員のスキルや才能を生かし、より実践的で有効な研修を実施することで、当社の成長を支える人材育成に取り組んでいきます。

「“SB流”プレゼン作成ワークショップ」とは?

講師:
ソフトバンクグループ株式会社 人事部 事業化推進グループ
石黒 真

本講義では、プレゼンテーションの細かいテクニックだけではなく、「見やすさ、読みやすさ、伝わりやすさとは?」などプレゼンテーションに限定しない考え方の育成を重視しています。講師を務める石黒は、これまで社長室などで新規戦略案件の企画や社長講演・決算説明会などのプレゼンテーション資料作成を手がけてきました。「業務で培った経験を社内に共有するとともに、会社全体のレベルアップに少しでも貢献できているのがやりがいだ」と語っています。

ノウハウを生かしたプレゼンテーション資料は決算説明会などでもご覧いただけます

次回決算説明会は、2016年2月10日午後4時30分に開催を予定しており、ライブ中継にて当日の模様をご覧いただけます。また、これまでに開催した各種説明会などのプレゼンテーション資料や動画は「説明会資料・動画」でご確認いただけます。

(掲載日:2016年1月21日)

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