実環境における量子もつれの伝送実験を開始

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ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とLQUOM株式会社(以下「LQUOM」)は、量子インターネットの実現に向けて、実際に東京都心部に敷設されている光ファイバーを使って量子もつれを伝送する実験を開始しました。実験では、ソフトバンクの本社と東京都内にあるソフトバンクのデータセンターを結ぶ光ファイバーに、LQUOMが研究を進める量子通信システムを組み合わせることで、量子通信技術の検証を行います。

ソフトバンクは、将来の量子社会を支えるインフラとして、既存のインターネット技術と量子インターネット技術を融合したハイブリッドネットワークの実用化を目指して、取り組みを進めています。LQUOMは、量子インターネットの実現に向けて、量子通信システムや関連技術の開発に取り組んでいます。今後、ソフトバンクとLQUOMは、量子インターネットの実現に必要な基礎技術の検証を行い、量子インターネットのユースケースを見極めながら社会実装を進めるとともに、将来のネットワークインフラの高度化に寄与していきます。

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