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ACTIVATORS TALK【新入社員編】
同期とともに成長し、「真のACTIVATORS」へ

#その他 #社員紹介 #ActivatorsTalk

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SoftBankキャリアNOW!」で行われた、2023年入社の新入社員3人による座談会。今回はアフタートークとして、先端技術研究所の知られざる魅力やこれからの未来像を語り合ってもらいました。さらに、入社して驚いたことや尊敬している先輩についてなど、新入社員ならではの回答も。世の中を前進させる研究・開発を行う研究員「Activators」として邁進する、彼らの“今”をお届けします。

若手が大活躍。事業化を見据えたスピード感のある研究所

―先ほどは「SoftBankキャリアNOW!」の企画で、大学時代の学びや入社の動機などについて座談会を行っていただきました。座談会を終えてみて、率直にいかがですか?

池田:いやぁ、初めての経験だったので緊張しちゃいました。だけど、会社や今の業務に対する考えについて総合的に振り返ることがあまりなかったので、とてもいい機会になりました。

新谷:たしかに。先端技術研究所内でそれぞれのチームが発表をすることはよくありますが、研究の考察が中心なので。自分の働き方を振り返ることはあまりなかったので、私も新鮮に感じましたね。

今井:私は今回のプロモーション担当でもあるので、「座談会、盛り上がるかな……」と最初は不安でした(笑)。ただ、2人が濃い話をしてくれたので、今となっては杞憂だったな、と。同期の研究内容とその苦労について詳しく聞く機会もなかなかなかったので、とても勉強になりました。そもそも入社のきっかけもちゃんと聞いたことがなかったですし。

池田:そうだね(笑)。あと、3人それぞれの働き方があることがわかり、改めてソフトバンクって働き方が柔軟な会社なんだなと思いました。

―この企画では肩の力を抜いて、ぜひリラックスしてお話ししてくださいね。みなさんのお話を伺って、先端技術研究所がどういった構造で成り立っているかが気になりました!

今井:プロモーション担当の私から説明させてください。先端技術研究所には、次世代ネットワークの「6G」や成層圏通信プラットフォームの「HAPS(ハップス)」、「自動運転」といったさまざまな研究カテゴリーが存在します。その中で、「Activators」と呼ばれる研究員たちが、カテゴリー内のチームに分かれ、プロジェクトに沿って研究しています。例えばHAPSは、成層圏から通信を提供するシステムなのですが、HAPSに搭載するためのモーターやソーラーパネル、リチウム金属電池といった技術やプロジェクトごとのチームに分かれて研究を行っています。

私たちが目指すのは、事業化を見据えたスピード感のある研究をすること。そのために「事業企画部」が設置され、そのメンバーは各研究カテゴリーのプロジェクトに参加し、研究員に伴走しながら事業化に向け邁進しています。事業企画部では研究の成果を国内外に発信するプロモーション業務も行っているのですが、私はその一員になります。

そして、研究員が研究をスムーズに行うためには意思決定の支援を行う「管理部」の存在も欠かせません。これらの部署が連携しながら、先端技術研究所を運営しています。メンバー構成は7〜8割が研究の部署、残り2〜3割が事業企画部と管理部となっています。

―そんな先端技術研究所の特長はどんなところでしょうか?

今井:今、AIが世界的に注目され、さまざまな会社で導入されていますが、ソフトバンクでは全社的にAIの取り組みに力を入れています。なかでも先端技術研究所はAIの深い研究ができるので、AIに興味がある人にとっては最適な環境が整っていると思います。

池田:まさにそう。さまざまな研究分野において、AIは1つのキーワードになっています。私たちが所属する先端技術研究所では、無線通信の分野でもAIを活用してネットワークを稼働させ、データのやりとりやRANの制御の効率化といったさまざまな機能の実現に向けて日々研究しています。

新谷:先端技術研究所の特長は、自由な環境でやりたいことに集中できることだと感じています。AIはもちろん、そのほかの分野でも自分のやりたいことを言語化して周囲に伝えていけば、挑戦できると思います。チームのメンバーの年齢が割と近いので、いろいろと相談しやすいのも魅力ですね。

池田:そうだね。いろいろな年齢層の研究員がいるけど、20〜30代が特に多いよね。若手がバリバリ活躍しているという点も先端技術研究所の特長ですね。それから入社してすぐの頃は、業務中に仕事に関する質問や雑談が気軽にできることにも驚いた記憶があります。

今井:対面でもチャットでも、先輩に何でも質問しやすい環境なのも特長だよね。私も「わからないことがあったらいつでもチャットしていいよ」って最初に先輩に言われて、一気に緊張が解けた覚えがあります。

―では、先端技術研究所全体の特長を一言で表すと? 3人で力を合わせて答えを導いていただいてもOKです!

池田:出ましたね、大喜利(笑)。

新谷:う〜ん…なんだろう。難しいですね。

今井:じゃあ、「事業化を見据えたスピード感のある研究所」はどう?

池田:いいね! 通信系の会社の中には別会社として研究所があり、基礎研究に終始しているところも多い。一方、先端技術研究所は事業に寄り添った研究ができ、サービス開発にも関わることができる。その特長を端的に表した一言だと思う!

新谷:この先、先端技術研究所について説明するときはそれを使わせてもらおう。

飽くなき向上心を持つ。それがActivatorsの必須条件

―先端技術研究所で働いてみて、技術面・組織面で驚いたことはありますか?

池田:先端技術研究所の先輩たちを見て、エンジニアとしての技術力が想像以上に高いと感じました。自身の専門とは別分野の研究に自ら取り組んでいる先輩もゴロゴロいます。しかも、世界的にトップレベルとも言える研究内容で本当に驚きました。

新谷:それは私も感じました。手前味噌に聞こえるかもだけど、本当にすごいよね!

池田:技術に対する好奇心も本当に高い。別のチームの先輩と話したとき、私の業務内容についてすごく専門的な質問が飛んでくることもよくありますし。別分野のエンジニアなのに、どうやったらそんな深い知識が身につくのか……と驚愕しています。

今井:あらゆる分野に造詣が深い先輩が多いよね。年次が上がるほど忙しいはずなのに、最新情報にも詳しくて驚くことばかりです。

新谷:「この分野についてはこの人に聞け」というスペシャリストが各チームにいるのもすごい。先輩たちを見ていると、知識や知見を深めるために自ら積極的に勉強をしている人も多い。そう考えると、学びへの探究心と向上心が高いことが、先端技術研究所で働くことの必須条件かもしれませんね。

―そんな先輩や上司の真似したいところ、尊敬しているところは?

今井:私のいる事業企画部は社内外の情報収集がすごく大事なのですが、忙しい中でもアンテナを高く張って動いている先輩ばかり。そこをしっかりと見習っていきたいと思っています。

新谷:私が行っているAIの研究では、新しいAIモデルを実際に触って使いこなす必要があるのですが、その習得スピードがかなり早い人ばかりで驚きます。私も先輩たちのように早く効率的に調査できるようになりたいですね。

池田:先端技術研究所内では、スケジュールをGoogleカレンダーで共有しているのですが、年次が上がれば上がるほど、会議や実験などの予定がぎっしり。そんな中、みなさん上手にスケジュールをコントロールして仕事をしています。そういったタイムマネジメント力はぜひ真似したいと思っています。

同期は気軽に悩みを打ち明けられる「心の支え」

―3人にとって同期はどういう存在ですか?

池田:私にとっては心の支え的な存在ですね。

新谷:私も同じ。新卒社員って基本的に似たようなことで悩むから、みんなが良き相談相手だなと感じます。

今井:そうだね。穏やかな関係性で、ライバル意識はみんな持っていないはず。それぞれが自分の道を突き進み、お互いを応援している感じだよね。

池田:同期で昼や夜にご飯に行くと、気軽に打ち明けられるからすごく楽しいよね。

新谷:うんうん。

今井:リモートワークか出社か、みんな日によって違うので積極的に会おうとしないと会えないよね。そんな中、いつも言い出しっぺになってくれるのは池田さん。かなり助かってます。

池田:私はフル出社タイプなので基本会社にいるし、みんなとコミュニケーションを取るのが好きなので。

―3人はとてもいい関係性なのですね。先端技術研究所に限らず、社内の同期に刺激を受けることはありますか?

今井:他部署の同期が、会議で堂々と上司に報告している姿を見るとすごいなと感心しますね。

池田:それはあるよね。新入社員が入社半年間の経験と成果を発表する「業務報告会」があるのですが、大規模な仕事に関わっていたり、大きな成果を上げていたりする同期がいると尊敬と同時にちょっと焦りも感じます。研究の成果は一朝一夕に出るものではないので、ほかと比べてもしょうがないのですが。

新谷:それにはすごく共感するなぁ。私は会議で発表するとき、研究途中だとしてもそこまでの成果物などをアウトプットして伝えようかなと思いました。そうすると他部署の人にとってもわかりやすいのかな、と。

池田:なるほど。それはいいアイデアですね。

専門性やリーダーシップを高め、Activatorsとしてさらなる高みへ

―入社して約7か月が経ちました。これまでにさまざまな学びがあったと思いますが、入社2年目に成し遂げたいことは?

新谷:2年目はコミュニケーション能力や対人スキルをもっと磨いて、社内外とのやりとりを積極的に行い、チームリーダー的な立場を務められたらと思っています。

今井:先端技術研究所のホームページの記事の更新や運用など、自分でできることをもっと増やしていきたいですね。今は先輩に質問することが多いのですが、来年度、新入社員が入ってきたら、今度は彼らの質問に答える立場になります。だから、今のうちに経験を積んでおかないとと思っています。

池田:チームのミーティングで今後の方針について話し合う際に、自分の意見を積極的に言えるようになりたいですね。今、私は聞き役に徹してしまっている状態なので、少しでも発言できるようになれれば、と。最も年が近い先輩が積極的に意見を言う人なので、まずはその人を目標に頑張りたいと思います。

―来年度からはみなさんが先輩という立場になります。どんな先輩になりたいですか?

池田:私自身、エルダー(新入社員のサポートをする先輩社員)に1から教育してもらったのですが、社会人としてもエンジニアとしても尊敬するところばかりでした。その人を見習って、交渉力や調整力などのビジネススキルも高めるのが目標です。来年、私も新入社員から少しでも尊敬してもらえるように、しっかりとスキルを磨いていきたいですね。

今井:自分自身が先輩にたくさん質問をして成長できたように、後輩にとっても質問しやすい環境を作れたらと思っています。まずは気さくにコミュニケーションを取ることから始めたいですね。

新谷:私も同じですね。メールやチャットの返信が早い先輩にいつも助けられているので、私もスピーディーなコミュニケーションができれば、と。また、「AIに関しては新谷に聞け」と周囲に言われ、後輩に頼られるような存在になることも目標の1つ。そのために専門性を磨いていきたいです。

―この先も、先端技術研究所で切磋琢磨していくと思いますが、どんなActivatorsでありたいですか?

今井:イベントや発表会など何かしらのプロジェクトを任され、それを完璧に仕上げることが目標です。身近な先輩のスキルをどんどん盗んでいきたいと思います。そして、国内外に先端技術研究所およびソフトバンクの技術力をアピールしていきたいですね。

新谷:私はマネジメント的な立場になることが目標です。ベンダーさんとやりとりをしたり、自社のエンジニアに仕事の割り振りをしたりと、スケジュール管理を行いながら会社に貢献できたらいいなと思っています。

池田:無線通信の研究を続けながら、ほかの専門分野に関する知識も身につけていきたいですね。最先端技術に関する幅広い知識を身につけ、今の研究に還元するだけでなく、新しいサービスを展開するためのアイデアを生み出し、多方面で活躍するActivatorsでありたいと思っています。

「SoftBankキャリアNOW!」
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