米国ユーティースターコム社株式の一部売却について

当社は、全額出資子会社ソフトバンク・アメリカ・インク(本社:米国デラウェア州、代表者:孫 正義、以下SBA)が保有する米国ユーティースターコム・インク(Nasdaq:UTSI 、本社:米国カリフォルニア州、以下UTSI)株式の一部売却を決定しましたのでご報告いたします。

SBAのUTSI株式売却株数は10,000,000株で、2月6日の終値:21.38米ドルで試算した売却見込み額は約214百万米ドル(円換算:約280億円、為替レート$1=133円で計算)となります。

本売却に伴う投資有価証券売却益は確定次第改めてご報告いたします。

今回の売却によるSBAのUTSIの持分比率は、約42%から約32%になる予定です。本売却後もSBAはUTSIの筆頭株主であり、UTSIは当社グループにとっては戦略上極めて重要な位置付けであることに変わりはございません。

本売却の目的は、当社が現在推し進めている財務体質改善の一環であり、売却資金は連結純有利子負債残高(連結有利子負債残高から手元流動性を差引いた額)の削減に充当することになります。

当社は既に昨年12月28日付けで、SBAによる米国ヤフー・インク等の株式売却及び米国キー・スリー・メディア・グループ・インクの当社連結除外により、当中間期末比1,000億円近くの連結純有利子負債削減の目途をつけた旨を発表しております。

さらに、1月30日にはSBAが保有する米国イー・トレード・グループ・インク株式18,000,000株を約210億円で売却いたしました。また、連結子会社ソフトバンク・インベストメント株式会社(本社:東京都港区、代表者:北尾 吉孝)の東京証券取引所市場第1部への上場に伴う、全額出資子会社ソフトバンク・ファイナンス株式会社(本社:東京都千代田区、代表者:北尾 吉孝)保有株式50,000株の売出しにより、約85億円の資金創出を見込んでおります。

今回のUTSI株式売却代金約280億円と上記を合わせた合計約1,500億円は、当社連結純有利子負債削減に充当いたします。その結果、当社財務体質は飛躍的に改善されることになります。

以上

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