ソフトバンク「光の道」への提言 「光の道」で日本のIT立国を

ソフトバンクの提案する「光の道」各種講演/説明会資料・動画

  • 「光の道とは?」編
  • イラスト(PDF形式 488KB)
  • 医療編
  • 「光の道の実現方法」編
  • イラスト(PDF形式 479KB)
  • 教育編

「光の道」は、AかBか

「光の道」は政府が掲げる成長戦略です。

政府が掲げる「光の道」構想は、全国に光ブロードバンド網を整備し、日本の経済や社会システムを抜本的に効率化させ、新たな成長戦略を描こうというものです。
2010年6月18日に日本の新成長戦略が発表され、日本復活の鍵として「光の道」構想の実現が挙げられました。そして同年8月31日には「光の道」戦略大綱として、インフラ整備・利活用の加速化を通じ、2015年頃を目途に、すべての世帯におけるブロードバンドサービス利用の実現を目標とするものであることが発表されました。

ソフトバンクの提案する「光の道」

ソフトバンクの提案する「光の道」

国民が望むのはAかBか?

国民が望むのはAかBか?

※2010年11月現在 NTT東日本Bフレッツ月額料概算
表A表Bデータ出典:2010年11月9日 ソフトバンク「光の道の実現に向けて」
表A:2010年11月2日 NTT東西「PSTNのマイグレーションについて」

A案は「現在の進め方をそのまま継続」するものです。公設民営のため、政府や自治体が補助金(税金)を出すことで整備が進められていきます。しかも需要見合いで進むため、地方によっては利用したくてもできない方が多数存在することになります。このままでは2015年頃の「光の道」実現は不可能でしょう。
一方B案は、民間のアクセス回線会社が、一気に効率よく既設のメタル回線を撤廃し光ファイバーに切り替えていくため、赤字原因であったメタル回線の維持費が不要となることから、新たに税金を投入する必要がなくなり、光ファイバーの利用料金を下げることも可能です。

現在、総務省のICTタスクフォースで「光の道」構想の実現に関する議論が行われていますが、このままではA案で決まりそうな状況です。政府が掲げた構想を実現できる方法を考えず、このままゆっくり進めていくだけで、これからの日本の成長が期待できるでしょうか?
ここで「光の道」を実現しなければ日本の成長はさらに遅れ、国際競争力を失い、力強い国として、再び立ち上がることができなくなってしまうかもしれません。これはもはや通信業界だけの問題ではなく、日本の存亡がかかっている一大事なのです。

本当に実現可能なのか?

私たちの試算では、B案の実現は十分可能です。
ここで私たちが考えなければならないことは、「実現できるのか、できないのか」ではなく、「どのように実現するか」です。国の借金(債務残高)が900兆円、国民一人当たりで700万円以上の借金を抱える私たちには、「できる、できない」の議論をしている余裕はありません。どのように実現するか知恵を絞り出して、そして実現していかなければならないのです。

もしNTTがやらないなら、誰もやらないなら、私たちソフトバンクも会社の経営に参画し、実現する自信と覚悟があります。

日本の将来を、真剣に考えなければならない

かつて日本は、電気・ガス・水道・通信・道路・鉄道など、さまざまなインフラを整え発展してきました。時にこれらのインフラは、整備した当時の日本の国力に見合わないほど、大規模な事業として行われてきました。その時々の高い志を持った人々が“腹をくくり”、未来の日本人のため、文字通り命を削って残してくれたものなのです。その礎の上に、今日の日本の繁栄があると言えます。

では、21世紀に生きる私たちが、現在の、そして未来の人々のために残すべきインフラは果たして何か?それは超高速・大容量のデータ通信を可能とする光ファイバー網によるインフラ、すなわち「光の道」です。「光の道」は、あらゆる産業・文化・生活に、劇的な変化をもたらし、人類がかつて経験したことのない、まったく新しい「21世紀型のライフスタイル」を誕生させます。

「光の道」の実現こそが、「IT立国」こそが、日本の競争力を復活させる、日本を救う鍵です。

「光の道」をいますぐ税金ゼロで。

各種講演/説明会資料・動画

光の道の実現に向けて

民主党「情報通信議員連盟」総会 孫 正義 講演「わが国の情報通信戦略について」
(2010年11月10日)
[総務省] グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース
「過去の競争政策のレビュー部会」「電気通信市場の環境変化への対応検討部会」(第16回)
(2部会合同)開催案内(2010年11月9日)
ITで医療は変えられるか?~孫 正義と9人の医療従事者が徹底討論~
(2010年11月5日)
光の道実現に向けての新提案(Proposal for a New Broadband Super Highway)
(2010年10月29日)
光の道実現に向けての新提案 (2010年10月25日)
「光の道」構想 今後の議論に向けて (2010年8月23日)
デジタル教科書教材協議会設立シンポジウム(2010年7月27日)
「光の道」 孫 正義社長 × 池田 信夫氏 対談(2010年6月17日)
GEヘルシーマジネーションデイ2010:
成長の源泉としてのヘルスケア構築に向けて(2010年5月31日)
[総務省] グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース「国際競争力検討部会」
(第4回 会合)(2010年5月17日)
「光の道」 孫 正義社長 × 佐々木 俊尚氏 対談(2010年5月13日)
[総務省] グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース「過去の競争政策のレビュー部会」「電気通信市場の環境変化への対応検討部会」(第9回 2部会合)(2010年4月20日)
[総務省] グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース (2009年10月23日)
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ソフトバンクグループ代表の孫 正義が片山総務大臣を表敬訪問

ソフトバンクグループ代表の孫 正義が片山総務大臣を表敬訪問

9月29日、ソフトバンクグループ代表の孫が、片山総務大臣の大臣ご就任の表敬訪問とあわせ、それまでにお寄せいただいた約3万4千通の署名を直接お渡ししました。

「光の道」構想は総務大臣が主導する国家プロジェクトです。

総務省

総務省|グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース