教師用指導書

ロボット・プログラミング教育の良さ

ロボット・プログラミング教育の良さは、センサー(入力)のはたらきとモーター(出力)の動きの関係をプログラムで制御する(論理的な思考)が実践できることです。子どもたちにとってはディスプレイの中の仮想的なものより、実体のある機械や装置が動きしゃべるといったことの方が結果が分かりやすく、楽しんで学習に取り組むことができます。

新学習指導要領で重要とされている「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」は、将来子どもたちに必要な資質・能力の育成に深く関係しています。ロボット・プログラミング教育では、これらを総合的に学習することができ、そして「考える癖」を育みます。 Pepper 社会貢献プログラムで提供する教師用指導書は、単なるプログラミングの理解や表現だけでなく、社会との関連や将来への活用など、グループ活動や討論の中に発信も加え、学習効果をさらに高められるよう工夫しています。

学習の構成内容

Pepperを活用したプログラミング教育は子どもたちの学習の進捗状況や興味関心に合わせて、様々な側面から取り組むことができます。教師用指導書で用意される学習は主に次の内容に区分されるようになっています。

① Pepperのコミュニケーション表現を広げるプログラミング要素の学習
② パラメータや分岐条件を操作し、手計算や試行が困難な事象をプログラミングで演算・実験する学習
③ 既習事項や要素を使い、特定のテーマを実現するためのプログラムを教科横断的に自由に創作・発表する学習

柔軟な授業実施計画に対応

プログラミング教育は特定の科目で行うのではなく、教科等とプログラミングを関連付けた学習が行えるように心掛けています。それによって、学校や指導環境、地域の事情等によってプログラミングを実践できる場面を選択することが可能です。

小学校向け 30コマ分 算数、国語、音楽、総合的な学習の時間
中学校向け 40コマ分 数学、理科、国語、技術・家庭、美術、課外活動

※ 8コマ分は小学校・中学校で共通です。Pepper 社会貢献プログラム スクールチャレンジでの教師用指導書内容です。

Pepperならではのユニークな学習

Pepperを用いることで今までにないユニークな学習が可能になります。 例えば中学校の理科で学ぶ「力のはたらき」について、Pepperを使って紙ボールを投射するプログラムを作成します。腕の振りの速さとリリースポイントを制御することにより、力の向き・大きさ、自由落下運動、等速直線運動という現象を感覚的に学ぶことができるようになります。

※撮影のため特別にプラスチックボールを使用しています。

授業運営をサポートするワークシート・学習指導案

プログラミング教育は指導者が一方的に教えるのではなく、子どもたちと一緒に悩み、考え、気づくという授業スタイルになります。教科等によっては新しい授業運営になる場合も無理なく開始できるように、子どもたちの気づきを引き出すワークシートと学習指導案をあわせて提供します。

ロボット教育・STEM教育を第一線で実践する関係者が制作協力

教師用指導書 ステップアップ編の内容は、ロボットを用いた教育やSTEM教育、コンピュテーショナル・シンキングを第一線で実践、研究する関係者とともに教育現場での活用視点に立って制作しています。

監修 川原田 康文氏(相模女子大学小学部 副校長・World Robot Summit ジュニア競技委員)
監修協力 高田 秀志氏(立命館大学 情報理工学部 教授)
岐阜県岐阜市教育委員会
佐賀県武雄市教育委員会
教材開発協力 株式会社idea spot (イデアスポット)
株式会社よしもとロボット研究所