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もしもスマホがなかったら?「スマホなし3日間生活」で気づいた、スマホの存在感と向き合い方

もしもスマホがなかったら?「スマホなし3日間生活」で気づいた、スマホの存在感と向き合い方

動画を見たり、調べものをしたり、友だちと連絡を取ったり。スマホは、毎日の暮らしに欠かせない存在です。
もし、スマホが3日間使えなくなったら、みなさんはどうしますか?
夏休みに祖父母の家へ遊びに行った小学生の女の子は、スマホを忘れたことをきっかけに、3日間スマホのない生活を送ることになりました。そこで今回は、その3日間で困ったことや工夫したこと、気づいたことを自由研究にしてみました。

スマホを忘れた! 3日間の「スマホなし生活」がスタート

スマホを忘れた! 3日間の「スマホなし生活」がスタート

おじいちゃんとおばあちゃんの家で楽しい時間を過ごした小学生の娘。自宅に帰ると、「動画を見ようかな」とスマホを探しましたが、どこにも見当たりません。お母さんと一緒にバッグの中や机の上を探してみても見つからず、「最後にスマホを使ったのはいつだったかな?」と1日の出来事を振り返ります。もしかしたら、おじいちゃんとおばあちゃんの家に忘れてきたのかも… 。

お母さん

「おじいちゃんに電話をして、スマホがあるか聞いてみようか」

そう声を掛けられた娘は、

娘

「あっ、スマホがないから電話できないんだった!」

と気付きました。普段は娘自身のスマホから電話をかけたり、メッセージを送ったりしているため、スマホが手元にないと、おじいちゃんへ連絡することもできません。そこで、お母さんは自分のスマホを娘へ渡します。おじいちゃんへ電話をかけると、「ちゃんとあるよ」と聞いて一安心。ちょうど明後日、おじいちゃんとおばあちゃんが遊びに来る予定だったため、そのときに持ってきてもらうことにしました。電話を終えてほっとした様子の娘に向かって、お母さんは笑顔で、

お母さん

「忘れちゃったものは仕方ないね。3日くらい、なんとかなるよ!」

娘

「えーっ! 3日も…」

少し残念そうな娘の様子を見ながら、お母さんは、この3日間をどう過ごそうかと考え始めました。こうして、思いがけない「スマホなし生活」が始まりました。

「スマホなし生活」1日目の夜

その日の夜、スマホを探したことや、お母さんのスマホを借りておじいちゃんへ電話をしたことなど、その日にあった出来事を思い出しながら、夏休みの宿題の絵日記を書いていました。

娘

「スマホがないと、電話もできないし、動画も見られないんだね…」

スマホがない生活は、まだスタートしたばかりです。無事に3日間を過ごせるでしょうか。

スマホなし生活1日目。宿題も友だちとの約束もどうする?

スマホがない1日目。宿題も友だちとの約束もどうする?

スマホがない生活の1日目。いつもなら何気なくスマホを使っていた場面で、「今日はどうしよう?」と考える場面が少しずつ増えていきます。

スマホがなくても大丈夫。辞書で調べる楽しさを発見

スマホがなくても大丈夫。辞書で調べる楽しさを発見

夏休みの宿題の読書感想文を書くため本を読んでいると、意味の分からない言葉が出てきました。ちょっとしたことはスマホで調べることもありますが、この日は手元にスマホがありません。

娘

「お母さん、この言葉ってどういう意味?」

家事をしていたお母さんは、そのたびに手を止めて答えていました。そこで、本棚から国語辞典を取り出し、「辞書で調べてみようか」と娘へ渡しました。娘は辞書を開き、一文字ずつ索引をたどりながら言葉を探していきます。

お母さん

「辞典で調べると、どんなことが分かった?」

娘

「言葉の意味が分かったら、お話の内容もよく分かった!」

調べたかった言葉を見つけることができただけでなく、近くに載っていた別の言葉にも自然と目が留まり、新しい発見もあったようです。

スマホがなくても約束できる? 家族の力を借りて待ち合わせ

連絡ができないとき。伝える方法を変えてみる

宿題を終え、お昼ご飯を食べながら、娘は翌日友だちと遊ぶことを楽しみにしていました。ところが、待ち合わせの時間も場所もまだ決まっていません。普段は娘自身のスマホで友だちとメッセージアプリを使って連絡を取り合っています。しかし、この日はスマホが手元にありません。

娘

「スマホがないと、友だちにメッセージが送れないんだ!」

お母さんのスマホを借りても、普段はメッセージアプリで連絡を取っているため、友達の連絡先が分かりません。そこで、お母さんが友だちのお母さんへ電話をかけることにしました。親同士で「○○公園なら子どもたちも分かりやすいですね」「それでは10時に公園の入り口で待ち合わせましょう」と相談し、待ち合わせの時間と場所を決めます。

待ち合わせの時間と場所が決まり、お母さんもほっとした様子でした。

動画が見られない夜。家族と過ごす時間に変えてみる

動画が見られないとき。いつもと違う楽しみ方を見つける

夕食の後は、家族それぞれが好きな時間を過ごすのがいつもの日課です。お父さんはリビングのテレビで番組を見始め、お母さんはタブレットで本を読んでいます。娘もいつものようにお気に入りの動画を見ようとしましたが、スマホはおじいちゃんの家です。

娘

「いつもなら動画を見て過ごすのに、今日は何をしよう…」

少し考え込む娘の様子を見て、「今日はみんなでテレビを見てみようか」と声を掛けました。家族みんなでリビングに集まり、同じ番組を見ながら笑ったり、「次はどうなるかな?」と話したり。いつもとは少し違う夕食後の時間を、家族みんなで楽しみました。

その日の絵日記には、辞書で漢字を調べたことや友だちとの待ち合わせが決まったこと、そして家族みんなでテレビを見たことが描かれていました。翌日の約束を楽しみにしながら、スマホなし生活1日目が終わります。

ワンポイント

今日分かったこと

スマホは便利。でも、困ったときは自分で考えたり、家族に相談したりすると、できることがたくさんある。

友だちとの約束の日。スマホがなくても安心してお出掛けできる?

約束の日。スマホがなくても友だちに会える?

スマホがない生活2日目。前日から楽しみにしていた友だちとの約束の日です。午前は公園、午後はプール。スマホがなくても約束どおり会えるよう、待ち合わせの時間を決めたり、紙の地図を用意したりしながら、1日を過ごしました。

待ち合わせはいつもの公園。約束どおり会えるかな

前日、お母さんたちが電話で決めた待ち合わせは、午前10時に公園の入口です。約束の時間より少し早く公園へ到着すると、待ち合わせ場所にはまだ友だちの姿はありません。スマホがないため、「今どこ?」と連絡を取り合うことはできず、何度か辺りを見渡していると、しばらくして向こうから友だちが手を振りながらやって来ました。

約束どおり友だちと会うことができ、その後はシール交換をしたり、ブランコで遊んだりしながら楽しい時間を過ごしました。

午後はプールで遊ぶ予定ですが、スマホが手元にないため、あとから待ち合わせの時間を相談することはできません。

娘

「今日はスマホがないから、あとで連絡できないもんね。13時にプールの入り口で待ち合わせしよう!」

集合時間を決めてから、それぞれ昼ご飯を食べに家へ帰りました。

夏といえばプール! 手書きの地図で安心して出発

夏といえばプール! 手書きの地図で安心して出発

昼ご飯を食べ終えると、約束どおり13時にプールへ向かう時間です。プールはこれまでにも行ったことがある場所ですが、スマホが手元になく、途中で困っても連絡が取れないことをお母さんは心配していました。それでも午後は仕事があるため、一緒について行くことはできません。そこで、プールまでの道順に加え、交通量が多い交差点や歩道橋を渡る場所などを書き込んだ手書きの地図を用意しました。

お母さん

「車が多いところは歩道橋を渡ろうね。もし困ったことがあったら、この児童館で相談してね」

娘と一緒に地図を確認しながら、お母さんは帰る時間も確認します。

お母さん

「今日は何時ごろ帰ってくる予定?」

娘

「16時には帰るね!」

そう約束を交わし、娘は手書きの地図を持ってプールへ向かいました。

プールでは友だちと泳いだり、かき氷を買って食べたりしながら、夢中になって遊びます。気が付くと、約束していた時間の15分前。急いでプールから上がって着替えると、16時を少し過ぎていました。スマホが手元にないため、「少し遅くなるね」と、お母さんへ連絡することはできません。帰る時間を過ぎても娘から連絡がないことを心配したお母さんは、プールまで迎えに向かうことにしました。ちょうどその頃、遊び終えた娘が友だちと一緒にプールから出てきます。

娘

「あっ、お母さん! 夢中になって遊んでいたら、時間を忘れちゃった」

スマホなし生活-母娘でプールから帰る道

元気な姿を見つけ、お母さんもほっとひと安心。娘は今日あった出来事を楽しそうに話しながら、お母さんと一緒に家へ帰りました。

その日の夜も、夏休みの宿題の絵日記を書きました。公園で友だちと遊んだことや、プールへ出掛けたこと、手書きの地図を見ながら目的地まで向かったことなど、その日の出来事を絵と言葉でまとめていました。約束の時間を決めて行動したことや、手書きの地図を準備して出掛けたことなど、スマホがなくても安心して過ごすための工夫も、絵日記に書き残していたようです。

娘

「お母さんが書いてくれた紙の地図がすごく役に立ったよ!」

ワンポイント

今日分かったこと

待ちあわせの時間や場所を前もって決めたり、紙の地図を用意したりすると、安心して出掛けられる。

3日間で分かったことを自由研究にまとめてみよう

3日間で分かったことを自由研究にまとめてみよう

今日は、おじいちゃんとおばあちゃんが遊びに来る日です。3日ぶりにスマホが返ってくることもあり、朝からどこか待ち遠しそうな様子でした。おばあちゃんたちが来るまでの間、まだ読み終わっていない課題図書を読んでいると、また分からない言葉が出てきたようです。この日は迷わず本棚から国語辞典を取り出し、一昨日よりも慣れた手つきでページをめくりながら、分からない言葉の意味をスムーズに見つけられるようになっていました。

娘

「調べた言葉の近くにも、知らない言葉がいっぱいあった!」

分からない言葉が出てきても、自然と国語辞典を手に取る姿が見られるようになりました。

スマホが戻ってきた

お昼になると、おじいちゃんとおばあちゃんが遊びに来ました。おばあちゃんがバッグから取り出したのは、3日ぶりに戻ってきたスマホです。

娘

「やっとスマホが帰ってきた! 今度は忘れないようにしなきゃ!」

うれしそうにスマホを受け取ると、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に記念写真を撮りました。

お母さん

「スマホがなくても、いろいろ工夫できたね」

娘は、お母さんに友だちとの約束を手伝ってもらったこと、公園で遊んだこと、紙の地図で気を付ける場所を確認しながら、初めて一人でプールへ行ったことなど、この3日間を思い返しながら

娘

「スマホがなくても過ごせたけど、写真もすぐ撮れるし、やっぱりスマホって便利だね!」

と笑顔で話していました。

その日の夜、娘は夏休みの絵日記をお母さんに見せてくれました。 公園で遊んだことや、友だちの家へ行ったこと、紙の地図を使ったことなど、この3日間で困ったことや工夫したことが絵と言葉でまとめられています。

お母さん

「困ったことと、そのときに工夫したことを書き出してみたら、自由研究になりそうだね」

娘

「それ、やってみたい! スマホがなくても、いろいろできたことが分かるね!」

娘は目を輝かせながら答えました。

翌日、絵日記を見返しながら、困ったことや工夫したこと、気付いたことを一つずつ整理していくと、「スマホなし生活レポート」が完成! レポートには、「スマホを忘れない工夫も考えてみよう」と書き加えていたようです。

娘

「スマホを忘れないように、めじるしチャームも付けたいな!」

スマホがない3日間は不便なこともありましたが、そのたびに家族や周りの人と相談しながら工夫することで、いつもの暮らしを見つめ直すきっかけになりました。

スマホなし生活レポート-自由研究

(掲載日:2026年8月18日)
文:ソフトバンクニュース編集部