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女子中高生がSTEM分野の進路を考えるきっかけに。ソフトバンクの女性エンジニアと未来のキャリアを描く「Girls Meet STEM」

2026年7月22日、STEM分野に関心がある女子中高生約20人がソフトバンク竹芝本社に来訪し、オフィスツアーや座談会に参加しました。公益財団法人山田進太郎D&I財団が実施する「Girls Meet STEM」の一環として開催されたもので、座談会ではエンジニア経験のある女性社員が自身の進路選択や仕事について語り、女子中高生からの質問に答えました。

ソフトバンクのオフィスでSTEM分野の仕事・働き方に触れる

日本では、STEM分野を学ぶ女性や、STEM(Science:科学、Technology:技術、Engineering:工学、Mathematics:数学)分野の職業に就く女性が少なく、女性の進学・就業の選択肢を広げていくことが求められています。

こうした現状を受け、公益財団法人山田進太郎D&I財団は「Girls Meet STEM」の事業を通じて、中高生がSTEM分野の仕事や学びに触れ、将来の選択肢を広げることを目的にさまざまなプログラムを実施しており、ソフトバンクも本プログラムに参画しています。

当日は、女子中高生約20人がソフトバンクの竹芝本社を訪れ、オフィスツアーや社員との交流を行いました。

オフィスツアーでは、AI、IoT、5Gなどを活用したソフトバンクの最新ソリューションが展示されているEBC(Executive Briefing Center)や、社員が働くエリアを見学。気になったことをその場で質問するなど、生徒はソフトバンクでの仕事や働き方への理解を深めていました。

「進路はどう決めた?」中高校生からの質問に社員が回答

座談会には、現在技術職として働く社員や、過去に技術職に従事した経験を持つ社員4人が参加しました。社員が各テーブルを回り、高校卒業後の進路や、現在の仕事を選んだ理由などについて、生徒からの質問に答えました。

苦手があっても大丈夫。好きなことから広がる、学びと仕事の選択肢

多くの生徒が関心を寄せたのが、進路についてです。
技術企画に携わる社員は、高校生の頃に見たプロジェクションマッピングがきっかけで、ものづくりに興味を持ったと紹介。プログラミングがその表現を支えていることを知り、情報系の道へ進みました。
この話を聞いた生徒からは「私もプロジェクションマッピングが好きです。こうした作品に関わるには、どんな仕事がありますか?」という質問が。社員は、プログラミングだけでなく、電気や機械、デバイス設計など、さまざまな分野の仕事が関わっていると説明。

STEM分野への進学を考える生徒からは、「数学が本当に苦手で、進路に迷っています」という率直な悩みも寄せられました。社員は、自身も苦手だった化学を専攻し、大学院まで進んだ経験を紹介。「大学に入ってからも化学は好きになれず、苦労しました。それでも、『人の役に立つ仕事につながるかもしれない』という思いがあったから頑張れました」と振り返り、苦手な科目があっても、興味のある分野を諦める必要はないことを伝えました。

また、「好きな教科はあるけれど、将来やりたいことが決まっていない」という声には、「最初から全てを決めなくても、今興味があることを入り口にしていい」とアドバイス。社員自身も、仕事をする中で新たに作りたいものや挑戦したいことが生まれている、と明かし「いろいろ試しながら、『これだ』と思うものを少しずつ深めていけばいい」と語りかけました。

答えのない課題に向き合った経験が、今の仕事につながっている

学校で研究に取り組む生徒からは、「思うような結果が出ない」という相談も。微生物を使ってプラスチックを分解する研究をしていると聞いた社員は、自身の研究生活を振り返り、「研究は答えが決まっていないので、思った通りの結果が出ないことの方が多い」と回答。学生時代に試行錯誤を重ねた経験が、現在の仕事にも生きていると話しました。

学生時代に学んだことが今の仕事にどうつながっているのか、専攻と仕事の関係に興味を持つ生徒もいました。生物学を専攻した社員は、大学で微生物を研究し、入社後は通信インフラの運用・保守を経験。現在は技術系人材の育成を担当しています。大学での専攻と現在の仕事は一見異なる分野に見えますが、その根底にあるのは「人々の生活を支える仕事に関わりたい」という思い。通信インフラを支える仕事を経験し、今度は「インフラを支える人を支えたい」と考えるようになり、学んだ分野に将来の仕事を限定せず、自分が大切にしたいことを軸にキャリアを選んできた経験を伝えました。

ソフトバンクのイベント担当者は、「社員との対話を通して、技術職にもさまざまなバックグラウンドやキャリアがあることを知ってもらえたと思います。アンケートでも、将来の進路や職業をイメージできたという声が多く寄せられました。皆さんには、自分の『好き』や『興味』を大切に、将来の可能性を広げていってほしいです」と振り返りました。

(掲載日:2026年8月21日)
文:ソフトバンクニュース編集部