お知らせ 2010年

【ご報告】7月4日に発生したパケット通信サービスにおける障害について

2010年7月15日
ソフトバンクモバイル株式会社

平素は、弊社サービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

この度発生したパケット通信に関する通信障害において、ご利用のお客さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます。

今回の障害の原因と対策について、以下のとおりご報告いたします。

1. 原因

障害の原因は、ユーザーIDを管理するサーバーで故障が発生し、予備設備への切り替えができなかったことによるものです。原因の詳細は以下のとおりです。

(1)ハードウェアの故障

ユーザーIDを管理するサーバーのハードウェアに故障が発生しました。

(2)予備サーバーへの自動切り替え不可

サーバー障害時は自動的に予備のサーバーへ切り替える方式をとっていましたが、自動切り替え時のプログラムに不具合が発生し、切り替えができませんでした。

(3)サービス復旧までの長時間化

障害発生直後より早期復旧に向けた措置を行いましたが、想定していた複数の障害回復手順でのサービス復旧が困難であったため、サービス復旧が長時間化しました。

2. 対策

すでに故障したハードウェアの交換を完了しております。加えて、故障時の切り替えプログラムを見直し、万が一障害が発生した場合には迅速に復旧できる体制を強化します。具体的な対策は以下のとおりです。

(1)ハードウェア障害の対策

故障したハードウェアの交換を行いました。

(2)予備サーバーへの自動切り替え不可の対策

  1. 自動切り替え時プログラムの修正を実施。
  2. 自動切り替えが失敗するとサービス停止に陥る可能性を有する設備について、より信頼性の高い冗長構成への見直しを行います。
  3. システム設計に関して、第三者視点での監査、専門技術者の更なる投入により、システムに潜在する脆弱箇所の徹底的な排除を行います。

ソフトバンクモバイルでは、長時間にわたりサービスがご利用できない状況が発生したことを重く受け止め、ご利用のお客さまの信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいる所存です。

以上