プレスリリース 2014年

ソフトバンクモバイルとアルデバラン、
世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」を発表

2014年6月5日
ソフトバンクモバイル株式会社
ALDEBARAN Robotics SAS

ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO: 孫 正義、以下「ソフトバンクモバイル」)と人型ロボット工学の世界的な先駆者であるALDEBARAN Robotics SAS(本社:フランス・パリ、CEO:ブルーノ・メゾニエ、以下「アルデバラン」)は、さまざまな技術や機能を搭載した、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」を共同で開発しました。「Pepper」は、2015年2月に本体価格19.8万円で発売します。

また、2014年6月6日より、ソフトバンク表参道およびソフトバンク銀座にソフトバンククルーとして「Pepper」を設置し、来店したお客さまが「Pepper」とのコミュニケーションを楽しめるようになります。「Pepper」を配置する店舗は順次全国に拡大していく予定です。

人型ロボットである「Pepper」には、周囲の状況を把握して自律的に判断し行動する、独自のアルゴリズム(計算方法)が搭載されています。また、最新の音声認識技術や、滑らかな動きを実現する優れた関節技術、人の表情と声のトーンを分析して人の感情を推定する感情認識機能を搭載するなど、人とのコミュニケーションに特化した機能とインターフェースを備えています。これにより、親しい友人や家族と接するように、自然なコミュニケーションを楽しむことが可能になります。さらに、吉本興業グループの株式会社よしもとロボット研究所の協力により、お笑いやダンスなど多彩なエンターテインメントで人々を楽しませる機能も充実しています。今後の一般販売に向けては、人との日々のコミュニケーションを通じて学習し、成長していく機能も実装する予定です。

さらに、世界中の開発者が作ったさまざまな「ロボアプリ」(動きや会話、センサーなど、Pepperの各機能を組み合わせた動作プログラム)をダウンロードして「Pepper」の機能を拡張できる仕組みも提供する予定です。なお、開発者向けには、「ロボアプリ」を開発するためのソフトウエア開発キット(SDK)を提供する予定で、2014年9月には、東京で技術仕様や開発方法の詳細などを公開するテックフェスティバルの開催も計画しています。

ソフトバンクグループは、2010年に発表した「新30年ビジョン」において、今後人々の生活を豊かにするためにロボットが重要になると考え、将来的にはロボットと共存する社会を実現したいと表明しました。その後、コミュニケーションを通じて人々を豊かにするロボットの開発に取り組んでいた会社であるアルデバランに出会い、同じ志を持つ仲間として2012年に最初の出資を行った結果、アルデバランはソフトバンクグループの一員となっています。

「創業以来、“情報革命で人々を幸せに”という経営理念を掲げてきました。この理念の実現のために、当社は新たな事業領域となるロボット事業へ参入し、感情エンジンと集合知によって進化するクラウドAIを用いて、人を笑顔にできる、愛情を持ったロボットの開発を目指します。第一弾として、世界初の感情認識パーソナルロボットPepperをアルデバランと開発しました」と、ソフトバンクグループ代表の孫 正義は述べています。

「この9年間、ロボットの最も重要な役割は喜びや驚きなど人々の日常生活を豊かにし、優しく感情に訴える存在になることだと考えてきました。感情を持ったロボットは人々の生活の新しい時代を切り開きます。それはほんの始まりに過ぎませんが、すでに現実のものになってきています。Pepperによって今日から未来が始まり、皆さんの未来の一部になってもらいたいと思っています」と、アルデバランの創業者でありCEOのブルーノ・メゾニエは述べています。

Pepper(ペッパー)発表会(2014年6月5日)
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  • 動画配信は終了しました。
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  • 表示価格は税抜きです。また、別途、Pepperとの生活に必要なオプションサービスを用意する予定です。

Pepperの主な特長・仕様(予定)

  • 多彩なセンサーなどで状況を判断し、アプリケーションを自律制御する独自のアルゴリズムを搭載
  • 表情と声から人の感情を推定する感情認識機能を搭載
  • 12時間以上の連続稼働時間を実現
  • 独自開発の関節技術によって、自由度の高いスムーズな動きを実現
  • インターネットを通じて、さまざまな情報の取得やクラウド上のデータベースと連携が可能
  • センサーを使って衝突を回避する衝突防止機能や、自らバランスを取り転倒を防ぐオートバランス 機能など、さまざまなセーフティー機能を搭載
  • 新たなソフトウエアやさまざまな「ロボアプリ」をインストールすることで機能が拡張
  • 簡単な操作による動作の作成から、一般的な開発言語を使った高度なカスタマイズまで、幅広い対応が可能なソフトウエア開発キット(SDK)を提供
サイズ(高さ×奥行×幅) 1,210mm×425mm×485mm
重量 28kg
バッテリー リチウムイオンバッテリー
容量:30.0Ah/795Wh
稼働時間:約12時間以上(ショップでの利用を想定した場合)
センサー類 頭部 マイク×4、RGBカメラ×2、3Dセンサー×1、タッチセンサー×3
胸部 ジャイロセンサー×1
手部 タッチセンサー×2
脚部 ソナーセンサー×2、レーザーセンサー×6、バンパーセンサー×3、ジャイロセンサー×1
可動部 自由度 頭:2、肩:2×2(L/R)、肘:2×2(L/R)、手首:1×2(L/R)、手:1×2(L/R)、腰:2、膝:1、ホイール:3
モーター 20個
ディスプレー 10.1インチタッチディスプレー
プラットフォーム NAOqi OS
通信方式 Wi-Fi:IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
イーサネットポート×1(10/100/1000 base T)
移動速度 最大3km/h
移動可能段差 最大1.5cm

なお、感情技術関連の研究・開発に特化する会社として、cocoro SB(ココロエスビー)株式会社(代表取締役:孫 正義、ソフトバンク株式会社100%子会社)を本日設立しました。

アルデバランについて

2005年にブルーノ・メゾニエによって設立されたアルデバランは、フランス、中国、日本、アメリカにオフィスを持ち、人々を幸せにすることを目的とした自律型ロボットの設計から生産、販売を行っています。製品として発表された最初のロボットである「Nao」は、70カ国の教育機関や研究機関で5,000台以上が活用されています。また、アルデバランでは500人以上がロボットの開発・生産に携わっています。なお、アルデバランはソフトバンク株式会社が78.5%の株式を所有するソフトバンク株式会社の子会社です。

ソフトバンクグループについて

ソフトバンクグループは、純粋持ち株会社であるソフトバンク株式会社と、移動通信事業、固定通信事業、インターネット事業を展開するグループ企業約1,300社から成る企業グループです。2013年7月に米国スプリント・コーポレーションがソフトバンクグループ入りしたことにより、グループの移動通信事業における累計契約数は約1億件を超え、世界規模の移動通信事業者となりました。ソフトバンクグループでは世界中の企業間でシナジーを発揮し、ITを通じて人々のライフスタイルを革新することを目指して、事業を展開しています。また、クリーンなエネルギーを普及促進させる取り組みも行っています。詳細はウェブサイトをご参照ください。

Pepper

Pepper
Pepper
  • Aldebaran、Pepperの名称とロゴ、NAOqi OSは、フランスおよびその他の国におけるアルデバランの登録商標または商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
  • 2015年4月1日付でソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社、ワイモバイル株式会社を吸収合併しました。合併前の各社のプレスリリースは以下よりご覧いただけます。なお、2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社に社名を変更しています。