クラウド型コンタクトセンターサービス
「ホワイトクラウド コンタクトセンター」の提供開始について~小規模コールセンターに特化し、各種機能一式を必要な時期、必要な分だけ提供~
2015年7月29日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、コンタクトセンターに必要なシステムや機能をSaaS型で提供するクラウド型コンタクトセンターサービス「ホワイトクラウド コンタクトセンター」(以下「本サービス」)を、2015年7月30日から提供を開始します。
本サービスは、ACD(自動着信呼分配装置)やPBX(通話制御機能)、通話録音などの各種コールセンター機能一式を必要な時期、必要な分だけ提供するクラウド型のサービスで、システム構築の初期コストを抑え、ビジネスの変化に素早く対応し柔軟なコールセンター構築をサポートします。
また、IVR(自動音声応答)や通話録音、ルーティングなどの基本機能やレポート機能を備えるだけでなく、初期設定・変更・回線の増減などの各種設定は専用の管理ポータルで簡単に管理・編集できるので、コンタクトセンターの導入や運用経験のない部門の方でも安心してご利用いただけます。
本サービスは大規模・高コストな従来の企業向けコールセンターサービスとは異なり、特に社内ヘルプデスクなど10~50席程度の小規模コールセンターの運営や、電話での取り次ぎ業務が多い企業内部門の業務の効率化・見える化の実現に適しています。
本サービスの特長は次のとおりです。
- 1. 柔軟な契約形態
発着信の回線数ごとに契約でき、契約回線数の増減変更は1カ月単位で可能です。これにより、業務の繁閑状況に応じて必要な時期、必要な分だけ、自社の環境に合った最適なモデルを最小限のコストでご利用いただけます。
- [注]
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- ※最低契約回線数は10回線(チャンネル)からです。
- ※別途、お客さまの利用拠点とサービス設備間を接続する閉域網サービス契約が必要です。
- ※
- 2. 固定電話網と閉域網の組み合わせによる高セキュアなシステム環境
固定電話網と閉域網を組み合わせたシステム環境で提供するため、IP電話に比べて音声品質が良く、またセキュリティーレベルも高いので安心してご利用いただけます。
- 3. 回線から機能までワンパッケージで提供
コンタクトセンターに必要な機能を電話回線も含めてワンパッケージで提供します。お客さまはお手元のパソコンにヘッドセット、拠点と本サービスを結ぶ閉域ネットワークがあればどこでも業務ができます。
また、専用の管理ポータルサイトの「カンタン設定」機能を利用すれば、はじめて環境を設定する際も短時間で完了することができ、分かりやすい機能設定画面によって運用開始後の設定・変更・管理の工数負担も軽減できます。 - 4. 各種CRMサービスと連携
各種CRMサービスと連携することにより、着信した電話番号からCRMサービスの情報検索・表示ができるので、よりスムーズな顧客対応を可能にします。
- [注]
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- ※CRMサービスとの連携は順次拡大予定です。
- ※
なお本サービスは、ソフトバンクの情報システム部門がオープンソースを活用して独自に開発・改良を加え、実際に自社のコンタクトセンターで使用しているソリューションをベースにクラウド型サービスとして機能最適化・ダウンサイジングしたものです。2012年以降ソフトバンクの社員ヘルプデスク部門や営業部門をはじめとする多くの部門での利用実績があります。
「ホワイトクラウド コンタクトセンター」の概要
1. 提供機能
(1)基本機能
PBX(通話制御機能)、ソフトフォン、ACD(自動着信呼分配装置)、リアルタイム運用レポート表示、ヒストリカルレポート(運用レポート集計出力)、全通話録音、IVR(自動音声応答)、管理ポータル(運用維持管理)など
(2)オプション機能
各種CRMサービス連携、通話録音容量の拡張
2. 提供料金(税抜き)
初期費用 | 3万円 |
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月額費用 | 1万円/回線 |
- [注]
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- ※最低契約回線数は10回線(チャンネル)からです。
- ※お客さまの利用拠点とサービス設備間を接続する閉域網サービス契約が別途必要です。
- ※各種オプション機能の料金は問い合わせください。
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3. 想定利用イメージ
(1)小規模のインバウンド業務
電話の取り次ぎ業務が多い部署などでご導入いただけます。全通話を自動的に録音し、記録を共有できるのでお客さまからの問い合わせを正確に共有できます。
(2)マーケティング、プロモーション対応・集計業務
キャンペーンなどで媒体ごとに問い合わせ番号を掲載した場合も、少人数で受電対応でき、媒体ごとの問い合わせ件数の集計も可能です。
(3)社員向けヘルプデスク
総務や情報システム部での社員向けヘルプデスクとして導入いただけます。レポート機能で入電件数や通話時間を「見える化」し、社内の問題に素早く対応することができます。
サービスの詳細についてはこちらをご参照ください。
- [注]
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- ※2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社からソフトバンク株式会社へ社名を変更しました。
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- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
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