プレスリリース 2015年

IBM Watsonエコシステムプログラムを提供~2015年10月からエコシステムパートナーの正式募集を開始~

2015年7月30日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下「日本IBM」)と共同で、各業界でIBM Watson(以下「Watson」)を活用した新しいビジネスアイデアを展開するためのエコシステムプログラムを構築・提供し、2015年10月1日からエコシステムパートナーの正式募集を開始します。また、ソフトバンクは正式募集に先駆けて、初期エコシステムパートナーとして9社を選定しました。これにより、独自にWatsonのアプリケーションを開発する強力な日本のエコシステムを確立し、Watsonの日本市場での導入拡大を推進していきます。

ソフトバンクと日本IBMが共同で、日本で利用可能なAPIとWatsonのエコシステムを提供することにより、起業家や開発者が日本で新しいWatsonのアプリケーションを開発し、採用することが可能になります。このエコシステムにより、Watsonの法人や個人向けでの活用が一層進むことが期待できるほか、ロボットやIoTなどの分野でWatsonが活用されることによる市場開拓・拡大も視野に入れています。

2015年10月から正式募集を開始するエコシステムパートナーは、Watsonを活用したアプリケーションやサービスを提供する「ビジネスパートナー」と、Watsonの導入コンサルティングやWatsonと接続するアプリケーションの開発などの技術的支援を行う「テクノロジーパートナー」の二つに分類され、ソフトバンクはエコシステムパートナー向けに開発環境や開発支援トレーニング、技術サポート体制を提供します。

Watsonエコシステムプログラムの概要

1. エコシステムパートナーの種類と役割

種類 役割
ビジネスパートナー
(アプリケーションパートナー)
Watsonを活用したアプリケーションやサービスの提供
テクノロジーパートナー
(タレントパートナー/データパートナー)
  • Watsonを活用したアプリケーションの開発
  • Watsonの導入コンサルティング
  • Watsonへのデータ提供
  • Watsonを活用したロボット向けアプリケーションの開発

2. Watsonエコシステムプログラムの詳細/問い合わせ先

URL http://tm.softbank.jp/watson/(ソフトバンク 法人向けサービスサイト)

初期エコシステムパートナー(社名五十音順、順不同)

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、カラフル・ボード株式会社、株式会社クレスコ、株式会社ジェナ、株式会社シグマクシス、ビッグデータロボ株式会社、株式会社FiNC、株式会社ブレインパッド、株式会社ロココ

初期エコシステムパートナー各社から、次の通りエンドースメントを頂戴しています。

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

取締役 兼 常務執行役員 イノベーション推進担当役員 髙取 成光さま

「伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(略称CTC)は、ソフトバンクの『Watsonエコシステムプログラム』の発表を歓迎いたします。
CTCはICTの普及や人口構造の変化に伴うライフスタイルおよびワークスタイルの変化が生まれている社会において、より豊かな未来社会に向けて“Wants”を探求し、ICTを通じたビジネス・イノベーション創出に取り組んでいます。
今回Watsonのエコシステムパートナーとして、コグニティブ・コンピューティングを推進し、豊かな未来生活の実現に貢献してまいります」

カラフル・ボード株式会社

代表取締役CEO 渡辺 祐樹さま

「感性を理解する『SENSY』と、言語を理解する『Watson』、人工知能レベルのコラボレーションによりイノベーションを実現します。
このたびのパートナリングにより、『SENSY』が描く人工知能プラットフォーム構想は実現に向けて大変強力なブースターを手に入れました。全ての人々が最高のコンテンツと瞬時に出会い、生活をより豊かなものとする、『SENSY』と『Watson』の共演にぜひご期待ください。
カラフル・ボード株式会社は、ソフトバンクの『Watsonエコシステムプログラム』の提供を心よりお喜び申し上げております」

株式会社クレスコ

代表取締役社長 根元 浩幸さま

「株式会社クレスコは、Watsonエコシステムプログラムの発表を心よりお喜び申し上げます。
ソフトバンクのテクノロジーパートナーとして、より多くのお客さまにWatsonの可能性をお届けできるよう協力してまいります。
Pepperをはじめとするロボット、モバイル、パソコンに対応する様々なアプリケーション開発を通じ、Watsonによるビジネスの変革を支援します」

株式会社ジェナ

代表取締役社長 手塚 康夫さま

「ソフトバンクによるWatsonエコシステムプログラムの提供を心より歓迎いたします。
これを契機に、弊社が多くの実績を持つスマートフォンやタブレット向けのアプリケーション開発などのモバイル領域はもちろん、ロボティクスやウエアラブルなどの新領域におけるWatsonを活用したアプリケーション開発における協業が多く創出されることを確信しています。今後、弊社ではスマートデバイスや新しいデバイスの領域で、Watsonを活用した多くの革新的かつ先進的なアプリケーションやサービスの開発・提供を推進してまいります」

株式会社シグマクシス

デジタルフォース グループ マネージングディレクター 松岡 竜大さま

「株式会社シグマクシス(以下「シグマクシス」)は、ソフトバンクの『Watsonエコシステムプログラム』の発表を歓迎いたします。
ITは、ICT、そしてIoTという段階を経て、AIやロボティクスをはじめとしたDigitalテクノロジーへとさらなる進化を続けています。
シグマクシスは、『人とDigitalテクノロジーの調和』をテーマに、これまでのコンサルティングノウハウを活用し、魅力的、かつ豊かな世界の実現をめざして、Watsonのエコシステムパートナーとして未来に向けた価値創造に取り組んでまいります」

ビッグデータロボ株式会社

代表取締役社長 西田 泰弘さま

「ビッグデータロボは、ソフトバンクの『Watsonエコシステムプログラム』の提供を心より歓迎いたします。
今回のプログラムにより、両社の協業が強化され、日本におけるWatsonを中心としたビジネス拡大に大いに期待しています。ビッグデータロボは、従来からのビッグデータ分析・データキュレーションシステムのソリューション提供とともに、Watsonと融合した次世代のビッグデータ分析サービス基盤の開発を計画しています。今後、ソフトバンクの『Watsonエコシステムプログラム』を活用し、お客さまに価値のあるIT基盤を提供してまいります」

株式会社FiNC

代表取締役社長CEO 溝口 勇児さま

「FiNCは、Watsonの日本市場への導入を歓迎します。また、Watsonのエコシステムパートナーに選ばれたことを大変光栄に思います。
自然言語を理解し膨大なデータの中から最適な解を導くWatsonは、意思決定プロセスが複雑なヘルスケアや医療業界において、新たにイノベーションを創出することができると期待しています。
FiNCとWatsonとのコラボレーションによって、健康改善のための栄養や運動習慣のリコメンドロジックを向上させ、最適なサービスをユーザーに提供することができます。FiNCは、『一生に一度のかけがえのない人生の成功をサポートする』をビジョンとして掲げており、Watsonとのコラボレーションは、そうした世界の実現に向け強力な推進力になると確信しております」

株式会社ブレインパッド

代表取締役 草野 隆史さま

「株式会社ブレインパッドは、このたびのWatsonエコシステムプログラムの提供の発表を歓迎いたします。
弊社は、創業来、マーケティング領域を中心に、データ分析を通じてクライアント企業のビッグデータ活用のご支援を行ってまいりました。特に近年は、扱うデータ規模の増加に留まらず、複雑度の高い言語情報の活用支援が求められております。Watsonが提供する高度な自然言語処理能力は、データをビジネスにおける価値へと変換する新たなエンジンとなると期待しております。
また弊社では、レコメンドエンジン搭載のプライベートDMPとして、Rtoaster(アールトースター)を開発・提供してまいりました。今後は、ブレインパッドのレコメンド技術とWatsonの自然言語処理との相乗効果により、エンドユーザーとインタラクティブな会話を通じたユーザビリティーの高い検索や推薦機能の提供を推進してまいります。
今後も弊社は、Watsonの持つ可能性を、お客さまのビジネス成功へと結びつけるお手伝いを続けてまいります」

株式会社ロココ

代表取締役社長 長谷川 一彦さま

「株式会社ロココは、Watsonエコシステムプログラムの提供の発表を心よりお喜び申し上げます。
また、このたび初期のパートナーとして弊社をご選定いただき心より感謝申し上げます。
弊社は、これまでソフトバンクのご支援をいただきながら長年にわたり多くのアプリ開発実績を残してきました。
このエコシステムプログラムを通じ様々な分野で活用され、人々に新しい価値をもたらすものと確信しております」

テクノロジーパートナーについて

テクノロジーパートナーには、次の二つの役割があります。一つはオープンなWatsonの基盤を使い実用化されたWatsonのアプリケーションを開発、管理、採用するタレントパートナーで、もう一つはアプリケーションが取り込むドメイン固有のデータ(コーパス)を提供するデータパートナーです。

Watsonエコシステムプログラムへの参加を希望される企業、開発者、起業家の方は、下記のウェブサイトをご参照ください。

URL http://tm.softbank.jp/watson/(ソフトバンク 法人向けサービスサイト)

コンピューティング新時代のパイオニア、IBM Watsonについて

Watsonは、コンピューティングの新しい時代を代表するコグニティブ・コンピューティング機能を初めて実用化しました。クラウドから提供されるシステムは、大量のデータを分析し、自然言語による複雑な質問を理解し、根拠に基づいた回答を提示します。また、Watsonは過去の会話から価値や知識を継続して学習します。Watsonを利用することで、開発者やパートナー企業は、業界を変革し、専門家の業務を支援し、重要な課題を解決するコグニティブ・コンピューティングの機能を活用したアプリケーションやサービスを構築しています。

Watsonは世界中の開発者、学生、起業家向けのエコシステムを育成します。Watson Developer Cloud上で入手可能な25以上のWatsonのサービスを通じて、コグニティブ・コンピューティングの力が開発者たちにもたらされ、Watsonを活用して全く新しいアプリケーションやビジネスを発見し、開発することができます。このコミュニティーは既に毎月30億のAPI要件を創出しており、このオープン基盤への関心や採用が進んでいることが証明されています。業界や分野を超えて、300以上のビジネスパートナーや何万もの熱心な開発者と共に、IBMはコグニティブ・コンピューティングを新しいコンピューティングのスタンダードにするべく取り組んでいます。

IBMは「IBM Watson Health」および「Watson Health Cloud」基盤により、コグニティブ・コンピューティング、アナリティクス、セキュリティー、クラウドを今後も強化していきます。この組み合わせは、日々生み出される膨大な個人の健康データから得られる新しい洞察により、医師、研究者、健康保険や個人の革新能力の向上を支援しています。「Watson Health Cloud」は情報を匿名化、共有化し、ダイナミックに増大し続ける臨床、研究に関する集合データと組み合わせます。

以上

[注]
  • 2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社からソフトバンク株式会社へ社名を変更しました。
  • 第3段落および「テクノロジーパートナーについて」の記述を一部修正しました。(2015年8月3日)
  • IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。現時点でのIBMの商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/us/en/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
  • 2015年4月1日付でソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社、ワイモバイル株式会社を吸収合併しました。合併前の各社のプレスリリースは以下よりご覧いただけます。なお、2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社に社名を変更しています。