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ビジネスにおけるコミュニケーション手段として、電話は欠かせないアイテムです。しかし、最近では若い世代を中心にスマートフォンの利用が中心となっており、電話に関するさまざまな機能やサービスを知らない人も多いのではないでしょうか? 今回のブログでは、「着信課金サービス」について紹介します。どのような機能で、どんな場面で多く使われているか。意外と知らないそのサービス内容を簡単に解説していきます。
着信課金サービスとは、発信者側に通話料金の負担がかからないサービスをさします。電話番号の頭が「0120」で始まるイメージが強い方も多いのではないでしょうか?
通話料の負担を着信者である企業側が負い、発信者側には一切の通話料がかからないため、通信販売での商品購入や問い合わせなどの新規顧客の獲得を目的とする場合や、金融や保険など問い合わせ内容が多岐に渡るコールセンター等の問い合わせ先としてよく利用されます。
企業の顧客満足度の向上やイメージアップにつながり、競合他社との差別化やユーザビリティーの改善にも役立つなど、さまざまなメリットをもたらすサービスと言えます。
着信課金サービスは、NTTコミュニケーションズのフリーダイヤル以外にも、SoftBankが提供する「フリーコールスーパー」やKDDIが提供する「フリーコール」などがあります。
「0120」で始まる着信課金サービスに似た電話番号で、「0800」「0570」などではじまる番号のものがあります。
「0800」も同じく着信課金サービスの番号です。認知度は低いですが契約している企業側が通話料を負担するので、発信者側に通信料がかからないという点は変わりません。「0800」の登場は、「0120」の番号が枯渇したことが主な理由とされています。
「0570」はこれらとは異なります。「0570」で始まる番号にかけると、音声ガイダンスとともに「〇秒ごとにおおよそ〇円でご利用いただけます」などという案内が入るのを聞いたことのある人も多いのではないでしょうか? こちらはNTTコミュニケーションズの「ナビダイヤル」というサービスです。ガイダンスの通りに番号を入力することで、目的の案内にたどり着いたり、オペレーターにつながって会話することができますが、こちらは発信者側が通話料を負担することとなり、待ち時間の間も料金が発生します。
電話をかける発信者側(顧客)にとっては、通話料を気にせずに問い合わせや相談ができるメリットがあります。通話料がかからないため顧客が電話をすることのハードルを下げ、通信販売などでの購買意欲を刺激することにつながります。
また、問い合わせやクレームでコールセンターに電話した際、待ち時間が発生した場合でも、通話料が無料なので顧客側のストレスを軽減できます。着信課金サービスは顧客からの問い合わせに対し、問題解決までスムーズにサポートすることに役立てたり、企業と顧客との信頼関係を築くことができます。
テレビショッピングや通信販売では、着信課金サービスを利用した電話での注文受付が一般的です。通信販売の番組や商品カタログに掲載されている着信課金サービスの番号に電話することで、オペレーターにつながって注文できます。また、商品についての疑問や問い合わせなど、顧客の疑問や不安を迅速に解消するためにも利用されています。
また、金融や保険業界においては、新規申込、変更や退会、商品やサービスに関する問い合わせ、クレームの対応など、さまざまな業務を着信課金サービスで受け付けています。
専門知識を持ったオペレーターが、着信課金サービスを介して顧客の質問や疑問、要望に迅速かつ丁寧に対応することで顧客のニーズに応えたり、的確な案内を行うことが可能です。
着信課金サービスの導入によって商品やサービスに興味を持っている顧客が気軽に企業と接触することが可能となり、お問い合わせや相談がしやすくなります。また、企業側から見ても、着信課金サービスは迅速な問題解決や顧客のニーズの把握に役立ちます。これらは顧客満足度の向上や企業イメージの改善に繋がり、競合他社と差別化する重要な要素となるでしょう。顧客との信頼性を深めることが、いずれビジネスの成長につながっていきます。
以上、今回は着信課金のサービスについて説明しました。
ソフトバンクではお客さまの業務環境の課題解決、電話環境の改善に向け、さまざまなサービス・ソリューションを展開しています。ぜひこちらも参考にしてください。
通話料金を着信者側が負担する電話サービスです。0120や0800から始まる電話番号を使うことができるので、主にお問い合わせセンターや注文受付センターで利用されています。
発信地域や曜日・時間帯に応じて着信先を分けたり、通話中の着信に対するアナウンス機能など、多彩なオプション機能をご利用いただけます。
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