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仮想マシングループEdgeを作成する
仮想マシングループEdgeの各種機能を設定する
仮想マシングループEdgeで通信を制御します。
- check
- 重要
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仮想マシングループEdgeを作成していない場合は、仮想マシングループネットワークを右クリックしても「サービスを構成」はクリックできません。事前に仮想マシングループEdgeを作成してください。
「仮想マシングループEdgeを作成する」
DHCPを有効化する
仮想マシングループEdgeのDHCPを有効化する方法を説明します。
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「ネットワーク」タブをクリックします。
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左ペインで「仮想マシングループネットワーク」をクリックし、仮想マシングループ名をクリックします。
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対象の仮想マシングループネットワークを右クリックし、「サービスを構成」をクリックします。
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左ペインで「DHCP」をクリックします。
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各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
項目 説明 DHCPを有効化 チェックを入れると、DHCP機能を有効化します。 DHCPサーバアドレス CIDR形式で入力してください。prefixは 30 以下にする必要があります。 IPの範囲 リースするIPアドレスの範囲を入力します。 DHCPリース期間 IPアドレスのリース期間を秒単位で入力します。 DHCPが有効化されます。
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仮想マシングループネットワークの「DHCP」欄に「Y」と表示されたことを確認します。
NATのポート転送またはIP変換を有効化する
NATを有効化する方法を説明します。NATには「ポート転送」と「IP変換」の2種類があります。両方の設定を混在させることはできないため、いずれかを選択して有効化します。
「ポート転送」では、仮想マシングループEdgeのWAN側のIPアドレス(以下の図の172.16.1.1)宛てに届いた通信について、宛先のポート番号から転送先の仮想マシンを特定します。また、仮想マシングループ内の仮想マシンから仮想マシングループEdgeの外へ通信するには、IPマスカレード機能を有効化し、グループ内部のIPアドレスを隠すことができます。IPマスカレード機能により、仮想マシングループEdgeのWAN側IPアドレス(以下の図の172.16.1.1)が送信元となります。
「IP変換」では、仮想マシングループ内の仮想マシンのIPアドレスと、テナントネットワークのIPアドレスを1対1で変換します。

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「ネットワーク」タブをクリックします。
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左ペインで「仮想マシングループネットワーク」をクリックし、仮想マシングループ名をクリックします。
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対象の仮想マシングループネットワークを右クリックし、「サービスを構成」をクリックします。
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左ペインで「NAT」をクリックします。
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「NATを有効化」にチェックを入れ、「NATタイプ」を選択して、ルールを追加します。
ポート転送ルールを追加する方法は、 「ポート転送ルールを追加する」 を参照してください。
IP変換ルールを追加する方法は、 「IP変換ルールを追加する」 を参照してください。 -
「OK」ボタンをクリックします。
NATが有効化されます。
- edit
- 補足
NATを有効化した後、再度手順5.の画面を表示すると、仮想マシングループEdgeのWAN側IPアドレスを確認できます。
ポート転送ルールを追加する
ポート転送ルールを追加する方法を説明します。
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「追加」ボタンをクリックします。
仮想マシングループ内から外部へ通信をする場合には、「IPマスカレードを有効化」にチェックを入れます。
ポート転送ルールを選択し、「編集」ボタンをクリックすると、ポート転送ルールを編集できます。
ポート転送ルールを選択し、「削除」ボタンをクリックすると、ポート転送ルールを削除できます。「ポート転送ルールの追加」画面が表示されます。
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各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
項目 説明 順番 値の小さいルールの優先順位が高くなります。 外部ポート 仮想マシングループEdgeのWAN側IPアドレスに対し、ここで入力したポート番号でアクセスした際に、通信を転送します。 転送先ポート 通信を転送する際のアクセスポートを入力します。 プロトコル 通信プロトコルを選択します。 使用可能な仮想マシンインターフェース 通信の転送先仮想マシンを選択します。 ポート転送ルールが追加されます。
IP変換ルールを追加する
IP変換ルールを追加する方法を説明します。
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「追加」ボタンをクリックします。
IP変換ルールを選択し、「編集」ボタンをクリックすると、IP変換ルールを編集できます。
IP変換ルールを選択し、「削除」ボタンをクリックすると、IP変換ルールを削除できます。「IP変換ルールの追加」画面が表示されます。
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各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
項目 説明 順番 値の小さいルールの優先順位が高くなります。 使用可能な仮想マシンインターフェース 通信の転送先仮想マシンを選択します。 マッピングモード マッピングモードを選択します。
・手動:お客さまがテナントネットワーク内のIPアドレスを指定します。テナントネットワークで既に使用されているIPアドレスやIPアドレスプールに登録されているIPアドレスは避けてください。
・自動:接続先のテナントネットワークから自動的に変換後のIPアドレスが割り当てられます。IP変換ルールが追加されます。
ファイアウォールを有効化する
ファイアウォールを有効化する方法を説明します。
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「ネットワーク」タブをクリックします。
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左ペインで「仮想マシングループネットワーク」をクリックし、仮想マシングループ名をクリックします。
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対象の仮想マシングループネットワークを右クリックし、「サービスを構成」をクリックします。
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左ペインで「ファイアウォール」をクリックします。
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「ファイアウォールを有効化」にチェックを入れ、「デフォルトアクション」を選択します。
「デフォルトアクション」では、ルールに該当しなかった通信に対するアクションを「許可」または「拒否」から選択します。
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「追加」ボタンをクリックします。
ルールを選択し、「編集」ボタンをクリックすると、ルールを編集できます。
ルールを選択し、「削除」ボタンをクリックすると、ルールを削除できます。「ファイアウォールルールの追加」画面が表示されます。
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各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
項目 説明 有効 チェックを入れると、ルールを有効化します。 適用対象 NorthSouthが選択されています。 名前 ルールの名前を入力します。 順番 値の小さいルールの優先順位が高くなります。 ソース 送信元のIPアドレス、CIDR、IP範囲、「any」で入力します。 ソースポート 送信元のポート番号を指定します。 ターゲット 宛先のIPアドレス、CIDR、IP範囲、「any」で入力します。 ターゲットポート 宛先のポート番号を指定します。 プロトコル 通信プロトコルを選択します。 アクション ルールに適合した通信の処理方法を選択します。 -
「OK」ボタンをクリックします。
ファイアウォールが有効化されます。
固定ルーティングを設定する
固定ルーティングを設定する方法を説明します。
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「ネットワーク」タブをクリックします。
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左ペインで「仮想マシングループネットワーク」をクリックし、仮想マシングループ名をクリックします。
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対象の仮想マシングループネットワークを右クリックし、「サービスを構成」をクリックします。
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左ペインで「固定ルーティング」をクリックします。
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「追加」ボタンをクリックします。
固定ルーティングを選択し、「編集」ボタンをクリックすると、固定ルーティングを編集できます。
固定ルーティングを選択し、「削除」ボタンをクリックすると、固定ルーティングを削除できます。
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各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
項目 説明 名前 ルーティング設定の名前を入力します。 ネットワークアドレス 宛先のネットワークアドレス(CIDR形式)を入力します。
ロンゲストマッチには対応していません。ネクストホップIP 宛先のネットワークにルーティングを行う隣接ノードアドレスを入力します。 -
「OK」ボタンをクリックします。
固定ルーティングが設定されます。