仮想マシングループを操作する

仮想マシングループの起動/停止処理を設定する

仮想マシングループ内の仮想マシンをまとめて起動/停止できます。仮想マシングループを起動/停止処理する際の、各仮想マシンの起動/停止順序、および起動/停止処理の内容を事前に設定する方法を説明します。

各仮想マシンについて個別に設定できるため、一部の仮想マシンに起動処理を行わない設定にもできます。また、停止処理は「パワーオフ」と「シャットダウン」から選択できます。

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補足
  • デフォルトでは、起動処理は「パワーオン」、停止処理は「パワーオフ」に設定されています。また、処理の順序は、全ての仮想マシンが同時に処理を開始するように設定されています。
  • 起動・停止待機時間を秒単位で指定が出来ますが、ジョブ管理では分単位で設定されます。ジョブ管理については、 「仮想マシングループの電源ステータスの変更をジョブ登録する」 を参照してください。
  • 仮想マシンの停止処理は、「シャットダウン」を推奨します。ただし、事前にゲストOSにVMware Toolsをインストールする必要があります。当社が提供するテンプレートには、VMware Toolsが含まれています。
  • 仮想マシングループを起動/停止する方法は、 「仮想マシングループを起動/停止する」 を参照してください。
  1. 「仮想マシングループ」タブをクリックします。

  2. 起動/停止処理を設定する仮想マシングループを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

    「仮想マシンのプロパティ」画面が表示されます。

  3. 左ペインで「仮想マシンの起動と停止」をクリックします。

  4. 各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。

    項目 説明
    順序 仮想マシンの起動順序を入力します。
    起動処理は、数値が小さい仮想マシンから順に実施します。
    停止処理は、数値が大きい仮想マシンから順に実施します。
    開始アクション 起動処理を選択します。
    ・パワーオン:仮想マシンをパワーオンします。ハードウェアの電源オンと同等の処理です。
    ・なし:仮想マシンを操作しません。
    起動待機時間 次に起動する仮想マシンに起動処理を実施するまでの待ち時間を入力します。
    停止アクション 停止処理を選択します。
    ・パワーオフ:仮想マシンをパワーオフします。ハードウェアの電源オフと同等の処理です。
    ・シャットダウン:OSからのシャットダウンを行います。
    停止待機時間 次に停止する仮想マシンに停止処理を実施するまでの待ち時間を入力します。

    起動/停止処理の設定が完了します。

起動/停止処理の設定例と処理のタイミング

起動/停止処理を以下のように設定した場合に、実際に処理が行われるタイミングを示します。

起動処理は「順序」の数値が小さい順に行われ、停止処理は逆の順序で行われます。