量子・スパコン連携 プラットフォームプロジェクト キックオフシンポジウム

本イベントのお申し込みは受付を終了いたしました。

量子・スパコンを活用した将来の展望とは

国立研究開発法人理化学研究所(理研)とソフトバンクは、経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募したプロジェクトである 「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発(委託)」における開発テーマ「(g1)量子・スパコンの統合利用技術の開発」に採択され、量子コンピュータとスーパーコンピュータ(スパコン)の連携利用を目指すプラットフォームの研究開発を2023年11月より開始しました。

本キックオフシンポジウムでは、プロジェクトに携わる理化学研究所やソフトバンクによる取り組み内容の説明のほか、 量子コンピューター開発を行うIBM社・Quantinuum社よりロードマップの説明、本プロジェクトに携わる研究者による事業項目の発表をいただきます。 将来的なビジネス活用に向けた量子コンピュータの取り組みについても知っていただける内容ですので、ぜひご参加ください。

タイムテーブル

12:00−

開場受付

13:00-13:20

開会挨拶

国立研究開発法人 理化学研究所 理事長 五神 真 氏

国立研究開発法人理化学研究所
理事長
五神 真

13:20-13:35

来賓挨拶

経済産業省

経済産業省

NEDO 理事 西村 知泰 氏

NEDO

文部科学省

文部科学省

13:35-13:50

計算科学研究センターによる挨拶

国立研究開発法人 理化学研究所 計算科学研究センター センター長 松岡 聡 氏

国立研究開発法人理化学研究所
計算科学研究センター
センター長
松岡 聡

14:00-14:20

NEDO JHPC-quantumプロジェクトの概要

理化学研究所(理研)は、経済産業省、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募を行った「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発(委託)」における開発テーマ「(g1)量子・スパコンの統合利用技術の開発」に「計算可能領域の開拓のための量子・スパコン連携プラットフォームの研究開発」をソフトバンク株式会社(ソフトバンク)と共に提案を行った結果採択され、2023年11月よりプロジェクトを開始しています。本プロジェクトJHPC-quantumのキックオフ・シンポジウムにあたり、プロジェクトの概要と狙いについてご説明いたします。

理化学研究所 事業代表 佐藤 三久 氏

国立研究開発法人理化学研究所
計算科学研究センター
量子HPC連携プラットフォーム部門 部門長
本プロジェクト研究開発統括責任者
佐藤 三久

14:20-14:50

ソフトバンクの次世代計算基盤戦略

ソフトバンクの次世代計算基盤戦略では、「Beyond Carrier」戦略の下、デジタル社会の成長に必要な先進インフラを構築します。AI時代の膨大なデータ処理ニーズに対応するため、量子コンピュータの高速な計算能力の活用も重要となっています。講演ではソフトバンクのこれら次世代インフラについて解説いたします。

日本マイクロソフト株式会社 谷口 拓郎 氏

ソフトバンク株式会社
データ基盤戦略本部
執行役員本部長
丹波 廣寅

14:50-15:20

Future of HPC: Integrating Quantum and Massively Parallel Computing

In this talk I will give an overview of the state of the art in quantum computing, with an emphasis on quantum utility, and an outlook towards integration of quantum and HPC.

日本マイクロソフト株式会社 谷口 拓郎 氏

IBM T.J. Watson Research Center,
Principal Research Scientist
Antonio Corcoles 氏

15:20-15:50

Quantinuum’s strategy: full-stack integrated road map, and our visions for the HPC-quantum hybrid computation

クオンティニュアムはHPCとの統合とその先を見据えたロードマップを描きます。本講演では、計算機を新時代へ導くために弊社がどのような貢献を望んでいるかについて概説します。量子コンピュータはHPCの将来に重要な役割を果たすでしょう。そのためにこれらが最適に連携するユースケース開発に向けて協力することが重要です。

日本マイクロソフト株式会社 谷口 拓郎 氏

Quantinuum
Chief Executive Officer
Rajeeb Hazra 氏

16:00-16:30

量子コンピュータ、スーパーコンピュータ連携への期待

Next富岳Feasibility Studyの新計算原理調査研究チームでは、量子コンピュータとスーパーコンピュータをどのように連携するかを調査している。本報告では、現在の量子コンピュータとスーパーコンピュータを接続するには、何が欠けており、どのようにすれば良いかについての調査研究を報告すると共に、本プロジェクトへの期待を述べる。

日本マイクロソフト株式会社 谷口 拓郎 氏

慶應義塾大学理工学部
教授
天野 英晴 氏

16:30-17:00

産業界での量子コンピュータ活用に向けた豊田中央研究所の取り組み

豊田中央研究所は2020年より産学連携を通して量子コンピュータ活用に向けたアプリケーションの探索とアルゴリズムの開発を行っている。講演では、特にCAE(Computer-aided engineering)分野での活用を見据えた我々のこれまでの取り組みを紹介する。

日本マイクロソフト株式会社 谷口 拓郎 氏

株式会社 豊田中央研究所
量子コンピューティング研究領域
研究員
佐藤 勇気 氏

17:00-17:55

各事業項目のご説明

17:55-18:00

閉会

国立研究開発法人理化学研究所
計算科学研究センター
量子HPC連携プラットフォーム部門 部門長
本プロジェクト研究開発統括責任者
佐藤 三久

18:30-20:30

懇親会

軽食・お飲み物を召し上がりながら、当日ご参加いただいた方々同士でコミュニケーションがとれる場もご準備しております。有益な情報交換の場としてご活用ください。

  • 懇親会のお申し込みは3月18日(月)15:00で締め切りさせていただきました。
  • 懇親会は参加費として4,000円(予定)をいただきます。参加人数の関係で、金額が変動する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 懇親会へご参加の場合、場所は別途ご案内いたします。

開催概要

タイトル

量子・スパコン連携プラットフォームプロジェクト キックオフシンポジウム


形式

会場およびオンライン配信

開催場所

【会場】
ステーションコンファレンス東京 501ABS 
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー 4~6F
https://www.tstc.jp/tokyo/access.html

※シンポジウム開催前日までに、ご来場に関するご案内メールをお申込いただいたメールアドレス宛に送付いたします。

【オンライン配信】
開催前日までに、視聴URLをお申込みいただいたメールアドレス宛に送付いたします。


参加費

無料


注意事項

  • プログラムは変更となる場合がございます。
  • 複数名のご参加を予定されている場合、お手数ですが1名ずつのお申し込みをお願いします。お申し込みには、おひとり様につき1つのメールアドレスが必要です。
  • フリーアドレスによる登録はお控えください。

共催

国立研究開発法人理化学研究所 ソフトバンク株式会社


後援

一般財団法人 高度情報科学技術研究機構 
一般社団法人 HPCIコンソーシアム
一般社団法人 量子技術による新産業創出協議会(Q-STAR)
国立大学法人 大阪大学サイバーメディアセンター
国立大学法人 大阪大学 量子情報・量子生命研究センター
量子イノベーションイニシアティブ協議会
国立大学法人東京大学情報基盤センター
経済産業省


皆さまのご参加心よりお待ちしております