【ホワイトペーパー公開】AI-RAN Platform and Infrastructure Orchestrator〜ソフトバンク株式会社の貢献〜

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本記事では、AI-RAN Allianceにおけるオーケストレーションの最新議論と、それに関連するソフトバンク株式会社の取り組みについてご紹介します。

AI-RAN Allianceは、WG2(AI and RANを扱うワーキンググループ)において検討を進めてきた「AI-RAN Platform and Infrastructure Orchestrator」に関するホワイトペーパーを公開しました。本ホワイトペーパーは、AIおよびRANワークロードを共通インフラ上で効率的に動作させるために必要なオーケストレーターの役割や主要機能について、WG2での議論をもとに整理したものです。

AI-RANインフラを保有する立場にあるソフトバンクにとって、GPUをはじめとする計算リソースの最大活用は重要なテーマであり、その実現においてオーケストレーションは中核となる技術要素です。私たちはWG2において本議論を主導し、オーケストレーションの役割や要件、アーキテクチャー整理に関する議論を進めてきました。また、本ホワイトペーパーのエディターを務め、RANベンダー、半導体ベンダー、モバイル通信キャリアなど多様なメンバー企業の意見を取りまとめる形で、ドキュメントの策定に中心的な役割を果たしました。本ホワイトペーパーは、こうした議論の成果を反映し、AI-RANオーケストレーションに関する共通アーキテクチャーのリファレンスを示すものとなっています。

ホワイトペーパーはこちら(英語のみ)

私たちは、これを実現する一つの形として、AITRASオーケストレーター[1]の開発を進めてきました。AITRASオーケストレーターは、インフラリソースの管理を担い、GPUを含む計算資源の有効活用を目的としたオーケストレーションを実現するコンポーネントです。その設計は、WG2ドキュメントで定義されたAI-RAN Platform and Infrastructure Orchestratorのシステムアーキテクチャーに整合しています。

MWC 2026では、私たちはAI-RAN Allianceブースにおいて、AITRASオーケストレーターの設計および動作について、デモビデオを通じて紹介する予定です。ご来場の際は、ぜひお立ち寄りください。

[1] AIとRANのリソースを最適化する「AITRASオーケストレーター」

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