自転車を走行中の「ながらスマホ」について間違っているものをすべて選んでください。
全国統一スマホデビュー検定
おめでとうございます!検定に合格しました。
答え合わせ
-
解説
正解は
B,CB.車や人が少ない道であれば問題ない
C.自転車専用の道路を走っていれば問題ない自転車を運転するときには、自動車を運転する人と同じように、安全に運転しなければならないことが、法律などで決められています。スマートフォンをいじりながら走った場合は5万円以下の罰金をはらわなければならないことがあります。また、不注意から事故を起こして人をケガさせたりした場合には、犯罪にあたることがあり、高額な治療費や損害賠償を保護者が求められる可能性があります。
-
歩きスマホをしていて、うっかり人にぶつかってケガをさせてしまった。ケガをさせた方はどんな責任を負うと思いますか?当てはまると思うものをすべて選んでください。
解説正解は
B, CB.治療費や損害賠償を求められる
C.(14歳以上の場合)過失傷害罪で警察につかまる歩きスマホはやってはいけないことです。スマホを操作したり、画面を注視しながら歩くことを禁止する条例を制定している自治体もあります。
歩きスマホをしていて事故を起こし、相手がケガをしてしまったら、責任を問われる可能性があります。子どもだからといって許されるわけではなく、高額の治療費や損害賠償が保護者に求められることもあります。スマホを見ていると周りが見えなくなり、事故の危険性が高くなりますので、十分に注意してください。
-
SNS上で仲良くなった友だちから「あなたの全身の写真を送って」とメッセージが。断ると「顔は隠してもいいから、1枚だけ!」とお願いされました。こんなとき、正しい対応だと思うものを選んでください。
解説正解は
BB.どんな相手であってもきっぱり断る
SNS上で知り合った相手は性別や年齢を問わず、信頼できません。「なりすまし」の可能性もあります。
たとえ顔を隠していても、写真に写っている情報からあなたをつきとめて自宅に来てしまいつきまとわれたり、写真をネット上にバラまかれるかもしれません。一度ネット上にバラまかれた写真の回収は非常に難しく、あなたが想定している以上に危険な目にあうこともあります。自分を守るため、慎重になりましょう。 -
あなたはSNSで「いじめかな?」と思われるやりとりを発見しました。そのときにとるべき正しい行動を選んでください。
解説正解は
BB.いじめのやりとりをスクリーンショットを撮って保存し、大人に相談する
もし「ネットいじめ」を見つけた場合は、証拠を残すためにスクリーンショットを撮っておくことが大切です。
量が多い場合はその画面をスクロールしているところの動画を撮るのもよいでしょう。「いじめ防止対策推進法」という法律があり、いじめについて相談があったときに、学校は事実を調べた上で対策をすることになっています。いじめを知ったときには必ず学校の先生や信頼できる大人に相談するようにしましょう。そのときに、スクリーンショットなどいじめの事実がわかるものを保存しておくと、事実を調べやすくなります。また、「ネットいじめ」が行われている場合、いじめを受けた本人や保護者が相手の情報を確認したい、投稿を削除してほしいと申し出た場合、法務局などの協力を求めることができます。
-
家族で旅行に行くことになりました。次のうち、SNSに投稿すると空き巣にねらわれて危ないものをすべて選んでください。
解説正解は
A,B,CA.出発前に、いつどこに行くかを投稿する
B.旅行先の写真を投稿する
C.料理のアップ写真を、お店の情報と一緒にその場で投稿する家に誰もいないことが見た人にわかってしまうので、空き巣に入られる危険や、今いる場所が特定される危険があります。
空き巣は人がいないときをねらうので、家から人がいなくなることを知らせてしまうのは危険です。また、旅先での投稿から泊まっている場所がわかってしまうと、その場所に押しかけてくる人がいるかもしれません。旅行のことは、投稿するタイミングや内容に注意が必要です。
-
大きな事件について、フェイクニュース(ウソの情報でつくられたニュースのこと)が出回るケースがありました。ウソを見分ける方法として、間違っているものはどれでしょう?
解説正解は
CC.自分に教えてくれた人が正直な人かどうかを考える
発信元のわからない情報がSNS上で流れることがありますが、こうした情報によって大きな混乱が起きたりすることがあります。慌てて情報を拡散するのはやめましょう。また、最近は、急速に利用が広まる「生成AI」と呼ばれるテクノロジーで本物そっくりな画像・動画も簡単に作れるようになり、真偽の見極めが難しくなっています。情報の出どころをしっかり確認して正しい情報かどうか確かめることが必要です。
-
友だちから「自分の代わりにプリペイドカードを買って、カードの番号を教えてくれないかな。お金は次に会ったときに絶対に渡すから」というメッセージが……。あなたがしてはいけないことはどれですか?
解説正解は
AA.急いでプリペイドカードを買う
SNSのアカウントが乗っ取られ、そのSNS上の知り合いにプリペイドカードの番号を送らせるという犯罪が増えています。もし犯罪でないとしても、友だち同士でお金を貸し借りするのはトラブルのもとです。プリペイドカードの番号はお金と同じような価値があるものですから、誰かに送ったりせず、何かあったら大人に相談するようにしましょう。
-
自分で購入したマンガや、好きなアイドルの画像、動画の使い方について、法律で禁止されているものをすべて選んでください。
解説正解は
A,BA.マンガを写真に撮ってSNSにアップする
B.アイドルのライブ動画を勝手に撮って動画サイトにアップする画像や動画や文章など、誰かが作った作品には、著作権という権利があります。著作権とは、自分が作ったものを他の人に勝手に使われない権利のことです。マンガにも動画にも音楽にも著作権があるので、勝手にネットにアップしたりすると、著作権法という法律に違反したことになるので、注意しましょう。ただし、法律違反をせずに手に入れた写真を待ち受け画面にするなど、個人で楽しむことは認められています。
-
友達と、動画を作ってネットにアップすることになりました。次の動画のアイディアのうち、多くの人から集中的に責められる危険性があるものをすべて選んでください。
解説正解は
すべてA.ハンバーガーショップで1円玉だけで買い物をする
B.コンビニのアイスケースの中に入る
C.電車の線路内に立ち入って踊るコンビニのアイスケースの中に入ったり、線路内に立ち入ったりするのは犯罪ですし、わざわざ1円玉ばかりでお金を払うのはお店の人に迷惑ですから、こんなことをすれば責められて当然です。
-
街で有名人を発見! あなたがしてはいけない行動はどれですか?当てはまるものをすべて選んでください。
解説正解は
すべてA.SNSにその情報を書き込む
B.有名人本人のアカウントに「今、●●にいましたよね?」と書き込む
C.こっそりスマホで写真を撮って、SNSにアップするアイドルなどの有名人を見かけるとうれしくて誰かに伝えたくなるかもしれませんが、SNSで流すと、アイドル本人に迷惑をかけたり、アイドルのいる場所がパニックになったりする可能性があります。また、誰かの写真を勝手に撮ることは、よくないことです。アイドルを見かけてうれしかったことは、ネットには流さずに家族や友達に話すくらいにしましょう。
-
突然知らないアカウントから届いたメッセージ。内容を読んでみると友達だと名乗っている。こんなとき、どうすればいいですか? 正しいと思うものを選んでください。
解説正解は
BB.誰なのかはっきりわからないので無視をする
知り合いのふりをしてメッセージを送り、危ないサイトにアクセスさせようとする人がいます。このようなメッセージが来ても、無視するようにしましょう。
-
スマートフォンをなくしてしまった! 心当たりの場所を探したけれど、見つからない。こんなとき、してはいけないことはどれですか?
解説正解は
DD.拾った人に気づいてもらえるように、なくした場所と自分の連絡先をSNSに投稿する
連絡先や名前などの個人情報が多くの人に知られてしまい、危険です。
スマートフォンをなくしたときには、まずはおうちの方に伝えて、一緒に探してもらうとよいでしょう。SNSで情報を投稿してしまうと、連絡先などの情報が多くの人に伝わってトラブルにあう可能性があるので、あせらずに大人に相談しましょう。
スマホを拾われても使われないようにロックをかけておくなどの対策もとっておきましょう。 -
これは、ある高校生がSNSに投稿した顔が写っている画像です。この中に、個人情報を知られてしまうかもしれない危険なポイントはいくつありますか?
解説正解は
DD.4点
学校の制服を着ていた、名札が映り込んでいた、校門の表札が映り込んでいた、病院の案内が映り込んでいたの4点が危険なポイントです。
写真や動画をよく見ると、映っている人や場所がわかる場合が多く危険です。最近は人工知能(AI)を使って、映っている人や場所を自動的に判断する技術も進んでいます。写真を投稿するときは十分に注意しましょう。
-
あなたが撮った写真をSNSやネットにアップするときにしてはいけないことをすべて選んでください。
解説正解は
すべてA.友達の寝顔の写真を許可なくSNSにアップする
B.仲の良い友達と一緒に撮った写真を本人の許可なくSNSにアップする
C.外出先で撮影した写真に知らない人が写っていたが、そのままSNSにアップする顔が写った写真や動画を勝手に撮影されたり、公開されたりしたら、困ることがありますね。自分の顔が写った写真や動画を勝手に使われない権利を「肖像権」と言います。自分やまわりの人の肖像権が守られるように、顔の写った写真や動画を、写っている人の許可なく撮影したり公開したりしないようにしましょう。特にネットで写真や動画が拡散されると、関係ないところで勝手に使われる可能性が高くなるので、注意が必要です。
-
芸能人のSNSに「窃盗で逮捕されたことがある」というコメントがありました。調べたら事実だということがわかりました。正しくない行動を選んでください。
解説正解は
A,BA.事実なので自分も書き込みをする
B.事実なのでスクリーンショットを撮って友達に広めた多くの人がわかる形で誰かのことを悪く言うことは、名誉毀損という罪になる可能性があります。事実を書くだけでも、悪く言うことが罪になることはあります。他に悪口を書いている人がいても、同じようなことをすることが許されるわけではありません。
-
世界中で人気のサービスに「Instagram」や「TikTok」があります。これらのサービスには年齢制限があります。
利用していいのは何歳からでしょうか。正しいものを選んでください。解説正解は
CC.13歳以上
「Instagram」や「TikTok」など、多くのサービスを使ってよいのは、13歳以上となっています。13歳になるまでは使うことを控えましょう。また、13歳以上になって使うときにも、使い方を保護者とよく相談しながら使い、トラブルにあわないように注意しましょう。ちなみに、「LINE」を使っていいとされる年齢[利用推奨年齢]は12歳以上です。
-
趣味で使用している掲示板やSNSに、自分に関するひどい悪口や、うその情報が書き込まれているのを見つけました。その時の対応として正しくないものをすべて選んでください。
解説正解は
A,CA.SNS上で言い返す
C.スクリーンショットを撮ってSNS上で拡散するSNSの中には特定のアカウントを制限する機能や、コメントを非表示にする機能がついているアプリがあります。嫌なコメントがついていたら、むやみに反応せず、非表示やブロックなどの機能を使って不要なトラブルを避けましょう。また、掲示板などに他人の悪口を書き込むことは犯罪として認められる可能性があります。悪口やうその情報が書き込まれていた場合、むやみに反応せず、証拠となるスクリーンショットを撮り、信頼できる大人に相談しましょう。
21年4月に「改正プロバイダ責任制限法」という法律が成立し、22年10月から施行されました。これによりインターネットでひどい悪口やうその情報を書き込んだ人が特定されやすくなりました。 -
オンラインゲーム中、してはいけない行動をすべて選んでください。
解説正解は
すべてA.お金のかかるアイテムを買ってあげると言ってきた相手に、自分のIDやパスワードを教える
B.友達のID、パスワードを教えてもらってゲームをクリアしてあげる
C.ボイスチャットで自分の通っている学校や住所を話す遊んでいる人同士の顔が見えないオンラインゲームでは、知らない人と気軽に会話ができますが、使い方を注意しないと問題が起きてしまうこともあります。知らない人に自分のIDやパスワードを教えたり、ボイスチャットなどで自分の情報を話すことで名前や連絡先などの個人情報を悪用される可能性があるので、やめましょう。
また、ボイスチャットのやりとりで仲良くなってから、「写真を送ってほしい」「会いたい」などのお願いをしてくる人がいるので、注意しましょう。 -
無料の動画サイトを見つけました。調べてみたら許可をとらずに、動画をアップロードしている違法サイトだということがわかりました。やってはいけないことを選びましょう。
解説正解は
すべてA.会員登録が必要なく、身元がばれないサイトだったのでアクセスした
B.自分が好きな映画があったのでダウンロードして視聴した
C.友達にもサイトを教えてあげた
違法サイトのひとつに、許諾を得ずに、マンガや映画をアップする「海賊版サイト」があります。知らずにアクセスすると、フィッシング詐欺にあう可能性もあります。
無断で複製、配信された動画や音源をダウンロードすることは違法であり、著作権侵害に問われる可能性もあります。違法サイトを使った人も罪に問われます。また、違法サイトの広告にはクリックすると個人情報を抜き取られる悪質なウイルスが仕込まれている可能性があります。見つけてもアクセスするのはやめましょう。
-
自分のSNSアカウントに「今度人気のテーマパークに連れて行ってあげる」とコメントがついていました。正しい対応をすべて選んでください。
解説正解は
CC.返事をせず、保護者に相談した
保護者の同意や正当な理由なく、深夜に青少年を連れ出す行為は、犯罪に当たります。また、友達になりすましてコメントをしている可能性があるので、知っている人でもSNS上で会う約束を取り付けるのはやめましょう。こういったコメントが来た場合、スクリーンショットを撮って保護者に相談しましょう。
-
芸能人のSNSに「気持ち悪い」「芸能界から消してやる」などと書き込んでしまいました。この場合、どのようなことが起こり得るでしょうか。当てはまるものをすべて選んでください。
解説正解は
A,BA.犯罪になる可能性がある
B.慰謝料などを求められる可能性がある芸能人に対しての中傷の書き込みも、犯罪(侮辱罪や脅迫罪)になる可能性があります。また、犯罪の成立要件を満たしていなくても違法性のある不法行為として、慰謝料を請求される可能性があります。誹謗中傷は絶対にしてはいけないと覚えておきましょう。
-
以下の中から誹謗中傷にあたり、罪に問われる可能性があるものをすべて選んでください。
解説正解は
A,B,CA.友達100人だけにフォローされている鍵垢(非公開の鍵付きアカウント)で知人や芸能人の悪口ポストをした
B.知人や芸能人の悪口を書いている人のポストをリポストした
C.知人や芸能人の悪口をポストしたが反省して1か月後に削除したネットで悪口を書くことは、名誉毀損罪や侮辱罪になることがあります。フォロワーの数が少なくても、あとで削除しても、許されるわけではありません。また、X(旧Twitter)でのリポストも問題になることがあり、罪に問われる可能性があるので、注意が必要です。そして法的責任を問われなかったとしても誰かを傷つけるような行為は絶対に行わないように気を付けましょう。
-
クラス全員でLINEグループをつくっていたとします。そこにあなたの悪口が書きこまれた場合の行動として、間違っているものを選んでください。
解説正解は
CC.他の人の悪口を書きこんで反撃する
新型コロナウイルスの流行以降、ネット上でのやりとりが増えたことから「ネットいじめ」が増えているという調査結果が出ています※。万が一、「ネットいじめ」の被害にあった場合は、反撃するのではなく、スクリーンショットを撮って証拠を残し、保護者や先生に相談することが大切です。もし、スクリーンショットを撮らずに、すぐグループから退出してしまった場合は、グループに残っている信頼できる友人に協力を求めるとよいでしょう。
※出典:文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」 -
オンラインゲームなどで課金したい場合、あなたがしてはいけないことはどれでしょう?
解説正解は
BB.親に内緒で課金する
ゲームで遊んでいるときなど、ついつい課金してしまいたくなるので、まずは課金について親と話し合うことが大切です。
そのうえで、あらかじめ親にスマホの課金利用制限を設定してもらう、上限金額を決める、その都度許可を取ることにするなど、課金についてのルールを親子で決めましょう。
-
自分の名前やメールアドレス、電話番号などの個人情報が、ウェブサイトや掲示板にのっていました。
そのときにすることとして、正しくないものはどれでしょう?解説正解は
AA.恥ずかしいからだまっている
まずは保護者の方や大人に相談しましょう。
大人から、あなたの個人情報がのっているサイトを管理している人や会社(プロバイダー)などに、情報を消してもらう相談をしてもらいましょう。
名前やメールアドレス、電話番号などはその人が誰であるかを特定することができる大切な情報です。それを誰でも見ることのできるインターネット上に書き込まれてしまった場合、事件にまきこまれてしまう可能性があります。そのため、画面を写真に撮ることで証拠を残しておくのも大切です。
また、あなた自身も、他人に知られてほしくない自分の情報を何も考えずに投稿したり、他の人の情報を勝手に公開してしまわないように注意しましょう。 -
二段階認証や生体認証が使えないSNSやアプリのパスワードを設定する場合、間違っている方法をすべて選んでください。
解説正解は
A,CA.誕生日や携帯番号など覚えやすい数字にする
C.忘れないように、なるべく同じパスワードにするパスワードは自分以外の人がSNSやアプリを使えなくするための大切な鍵です。
ですから、絶対に誰にもわからない文字列にする必要があります。誕生日や携帯番号などは、友人には知っている人も多く、避けるべき。同じパスワードを使い回すのも危険です。サービスごとに別のパスワードを用意すること。そして複雑でなるべく長いパスワードを設定するようにしましょう。 -
下記のような、身に覚えのないメールが届いたときに、してはいけないことをすべて選んでください。
解説正解は
A,BA.リンクをクリックして確認する
B.メールに返信する本物そっくりのURLで偽のウェブサイトに誘導し、IDやパスワードなどを入力させて情報を盗む「フィッシング詐欺」の可能性があります。
身に覚えがない場合は、何も反応せずにDMを削除しましょう。
自分に関係があるかないか、判断ができない場合は、すぐ保護者に相談しましょう。 -
インターネットを使っていたら、急にこのような画面が出てきました。そのときのするべきこととして正しいものを選んでください。
解説正解は
CC.その画面を開いたまま大人に相談する
インターネットを見ているときに急に表示されることのあるアラート警告などのお知らせは、実はにせものである可能性が高いです。
無料のアプリをダウンロードさせて、あとでお金を請求する、名前や連絡先などの個人情報をぬき取るといったトラブルに巻き込まれる可能性があります。また、スマートフォンがウイルスに感染して使えなくなってしまう可能性もあるので、ダウンロードしたり、メールしたりせず、すぐに大人に相談しましょう。
-
ある日、身に覚えのないSMS(ショートメール)の通知がありました。「お客様宛にお荷物のお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。下記URLよりご確認ください」という宅配業者を装ったSMS(ショートメール)でした。このURLにアクセスすると、次のうちどんな事態が予想されるでしょうか?正しいものをすべて選んでください。
解説正解は
すべてA.にせものの宅配業者の可能性があり、アクセスすると詐欺の被害にあう
B.不正アプリをダウンロードさせるページに誘導される
C.個人情報を入力するよう誘導され、スマホ決済を不正利用され、事件に巻き込まれるにせものの宅配業者がSMS(ショートメール)を送り付けて詐欺のサイトにアクセスさせるフィッシング詐欺の危険性があります。下記のような事例が確認されています。
・不正なアプリをダウンロードさせられて、直後は何も起こらなかったが数日後、知らない人からの着信が止まらなくなり、自分の電話番号から偽SMS(ショートメール)が100回以上大量に発信されてしまっていた。
・リンク先のフィッシングサイトで名前や住所、電話番号などの個人情報を入力するよう誘導され、不正に数万円のキャリア決済をされた。
このような危険性があるので、あやしいSMS(ショートメール)のURLは絶対にアクセスしてはいけません。 -
SNSを見ていると「10代可能!中学生もOK。簡単な仕事で1日●万円!」というアルバイト募集の広告を見かけました。もし応募をしてしまうと、次のうちどのような事態が予想されると思いますか?間違っているものをすべて選んでください。
解説正解は
AA.広告の通り簡単な仕事で高額を稼げるアルバイトができる
「闇バイト」という言葉を知っていますか?「短時間で高収入を簡単に稼ぐことができる」、など甘い言葉で誘い、応募してしまうと、知らないうちに犯罪組織に関わる仕事をしている危険性があります。
インターネットの掲示板やSNSで、「闇バイトではありません」「問題にはなりません」と書かれていても信じてはいけません。申し込みのときに、誰が作ったかわからないアプリのインストールを求められた場合は「闇バイト」の可能性があります。
名前や住所、電話番号など個人情報や身分証明書を提示してしまうと、「家族にバラす」と脅されることもあるので、安易な応募は危険です。あやしいと思ったら家族や友人に相談しましょう。 -
SNSのタイムラインを見ていると、「絶対に全員にお金を配ります!」「人気ゲーム機が絶対に当たります!」という書き込みがありました。応募したらどんなことが起こると思いますか?次のうち正しいものをすべて選んでください。
解説正解は
A,BA.手数料を支払うよう指示が来る
B.「応募の締め切りまであと〇分」と、個人情報の入力を催促される「お金を全員に配ります!」「●●を全員にプレゼントします!」このような投稿は有名人や企業が本当に行っている場合もありますが、ほとんどが詐欺と考えてよいでしょう。
プレゼントの際の手数料としてお金を振り込ませる、有料のSNSサイトに登録させられる、連絡をとるためにサイトのポイントを買わせる、にせものの商品を購入させられる、など多くの事例が確認されています。
もし応募する際はプレゼント投稿をしている人や企業が信用できるか、しっかりと確認してからにしましょう。甘い言葉には、必ず裏があります。安易に応募をしてはいけません。 -
SNSの24時間で消えるメッセージ機能で、「○○くんが生意気でむかつく、嫌い」と公開範囲を限定して公開しました。この投稿について正しいものをすべて選んでください。
解説正解は
BB.誹謗中傷にあたる可能性があり、法的な責任を問われる可能性がある
近年、インターネット上での誹謗中傷が社会問題になっています。インターネット上で他人の悪口を書くことは、名誉毀損罪や侮辱罪になり、罰金(損害賠償)を支払うことになる可能性があります。
フォロワーの数が少なくても、あとで削除しても、たとえ公開範囲を会ったことがある友人のみに限定しても許されるわけではありません。
また、相手を直接特定しない「匂わせ」などでも、傷ついた人がいれば「いじめ」や「誹謗中傷」にあたる場合もあります。同様に、芸能人や有名人に対しての誹謗中傷もしてはいけません。法的な責任を問われなかったとしても、誰かを傷つけるような行為をしてはいけません。絶対にやめましょう。