
キャリアNOW
お客さまの事業成長の先に、日本の活性化を見据える
数多くの課題と困難に直面している日本社会。
その解決の糸口は、企業の成長や地域活性化にあるのかもしれません。社会課題の解決に貢献する広域法人第一営業本部 副本部長の田上 学が語ります。
<プロフィール>
プロサッカー選手を目指して活動後、2003年に日本テレコム株式会社(現ソフトバンク株式会社)に新卒入社。営業部門で経験を積み、2017年よりソフトバンク株式会社 法人事業統括 デジタルトランスフォーメーション本部 第二ビジネスエンジニアリング統括部の統括部長を担当。2020年4月、法人事業統括 広域法人第一営業本部 東海営業統括部に統括部長として異動し、2022年4月より現職の法人事業統括 広域法人第一営業本部の副本部長に。
通信キャリアの枠を超えた多様なサービスを提供

ソフトバンクの法人事業では、モバイル回線をはじめとする通信サービスだけでなく、クラウド、AI、IoTなどの幅広い領域のソリューションをお客さまのニーズに合わせて提供しています。
特に近年ではデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増えていることから、セキュリティーやデジタルマーケティングのソリューションのニーズが高まっています。また、DXに伴うデジタル人材の育成も多くのお客さまが直面している課題であり、ソフトバンクでは、企業のリスキリングやデジタル人材育成を支援するサービスも提供しています。
こうしたサービスの多様性が示しているように、ソフトバンクの事業領域はもはや通信キャリアという枠にはとどまりません。
お客さまからソフトバンクへの期待という点でも、お客さま様の事業の成長を支援していくという、コンサルティングファームと同様の役割を求められていると感じています。
一方で、私たちが目指しているのは、構想を描いたり、お客さまにソリューションを提供して終わりではなく、中長期的な視野に立って事業の成長まで責任を持って伴走することです。この姿勢は、一般的なコンサルティングファームとは決定的に異なります。
さらには、数百社のグループ会社を抱え、ヤフーやLINE、PayPayをはじめとした国内唯一の顧客基盤を活用して総合的な幅広いサービスを提供できるのは、ソフトバンクの大きな優位性だと言えます。
お客さま様の、その先までを見据えた活動を行う

私が副本部長を務める広域法人第一営業本部は、東京を除く北海道から東海までのエリアを広くカバーする組織であり、ソフトバンクの法人サービス全般を取り扱いながら、お客さまとの共創ビジネスや事業支援を含めて幅広いサービス提供を行っています。
現在、本部として特に注力しているのは、お客さまの先のお客さままでを視野に入れた「B to B to X」のサービス提供です。
ここでの「X」には、他の企業が入ることもありますし(B to B to B)、個人のお客さまが入ることも多くあります(B to B to C)。特に個人のお客さまを想定した場合、ソフトバンクが持つ膨大な顧客接点は大きな強みになります。
また、「B to B to X」という文脈において、私たちはお客さま同士がつながってもらえるよう、セミナーなどの交流の機会も積極的に設けています。
お客さま同士が交流することは、私たちにとってビジネス上のメリットもありますが、それ以上に大きな意味があるのは地域に根ざしたお客さまたちと一緒にその土地を盛り上げていくことです。
実際に動き出している例としては、愛知県が推進する「Aichi-Startup戦略」の中核プロジェクトとしてスタートアップ1,000社の誘致を目指す国内最大規模のスタートアップ支援拠点「STATION Ai(ステーション・エーアイ)」の取り組みが挙げられます。
2024年に開業予定の「STATION Ai」は、ソフトバンクの子会社のSTATION Ai株式会社が整備・運営を行うもので、私たちも地場企業のお客さまに声を掛け、スタートアップの誘致に尽力しています。「STATION Ai」では、全国の企業と国内外のスタートアップをマッチングできる環境を目指しており、東海から全国へ、そして世界に向けて企業や人材を輩出できる場所になる予定です。日本の成長の原動力にもなることでしょう。
企業や自治体の方々と一緒に地域の活性化に取り組み、そして日本全体や世界を見据えた挑戦ができるのは、広域法人第一営業本部で働く大きなやりがいだと考えています。
お客さまの事業の成長が、日本の活性化にもつながる

今、日本は高齢化やインフレ、国際的な競争力の低下といった多くの課題を抱えています。
日本の未来を危ぶむ声も多い中、ソフトバンクは最先端テクノロジーの活用や社会課題の解決といったテーマにも積極的に取り組んでいます。ソフトバンクで働くということは、社会課題の解決にも貢献できる可能性があるということです。
私自身、以前所属していたデジタルトランスフォーメーション本部でヘルスケア業界のDXに携わったこともありますが、現在の広域法人第一営業本部の事業も社会課題の解決に貢献できる意義のある業務だと感じています。
特に近年では、国を挙げて地方創生が進んでおり、多くの企業がさまざまな地域で事業拡大に取り組んでいます。各地域のお客さまの成長に貢献し、価値を高めていくことは、結果として社会課題の解決、ひいては日本の活性化にもつながっていくはずです。
私たちは、「変えるを楽しもう」という本部のミッションのもと、高いモチベーションを持ちながらお客さまと一緒に変革に挑んでいます。
一人一人の色を尊重した組織でありたい

私は自分たちの組織を本当に“ファミリー”のように思っています。人と人とのつながりが何よりも大切で、みんなと一緒に大きな成果を出すことを夢見ています。
こんなことを言っていると、「人を信じ過ぎだ」と言われることもありますが、私は学生時代から、人と関わり、一緒に何かを成し遂げることを重視してきました。そのバックグラウンドには、プロを目指してサッカーをやっていた経験があるのかもしれません
サッカーはチームで行うスポーツであり、仲間を信頼して協力しないと成果は出せません。そして、それぞれポジションやプレースタイルは違います。
今の私のマネジメントスタイルも、組織を自分の色に染めようとせず、一人一人の色をできるだけ尊重すること。ある意味、サッカーと同じです。自分が先頭に立って、自分のやり方を押し付けるのは、私がやりたいマネジメントのあり方ではありません。
特にソフトバンクは、年齢や経験年数に関わらず、自分の意見を発信しやすい環境です。自分の強みを生かして主体的に行動したい人にとっては、活躍しやすい場所だと思います。
良い意味での競争心を持ち、常に新しいことに挑戦していこうという姿勢を持った人と一緒に、地域や日本の活性化に取り組みたいですね。