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データ回線デリバリー高度化で切り拓く未来 —PMスペシャリスト集団を目指して

プロフィール

法人事業統括 ソリューションエンジニアリング本部 デリバリープロフェッショナル統括部 第1部 部長 岡本 秀髙

私は2005年1月、26歳の時にソフトバンクの前身である日本テレコムに中途入社しました。入社後は、法人向けのデータ回線工事における日程調整業務に従事し、顧客、社内関係部署、ベンダーとの調整を担ってきました。約10年間にわたり、公共案件を主体とした多くのプロジェクトに参画し、関係者間の調整を通じて案件を円滑に推進する役割を担ってきました。

2019年には社内のFA制度※を活用し、ロボット販売企画の部署へ異動しました。その後、AI映像検知の販売企画にも携わり、約5年間にわたりプロダクトおよび販売企画業務を経験しました。これにより、従来の調整業務に加え、サービスを企画し市場に展開する視点を身につけることができました。2024年には再度FA制度※を活用し、現在はソリューションエンジニアリング本部にて新たにデリバリープロフェッショナルサービスの立ち上げと提供に取り組んでいます。

※フリーエージェント制度(自ら希望する部門やグループ会社に手を挙げ、選考を経て異動を実現できる制度です。)

データ回線デリバリーを支える役割とマネジメント

所属部門では、「データ回線のデリバリー高度化」を目標に、顧客の導入負荷を軽減し、営業利益創出に直接貢献することを役割としています。具体的には、データ通信回線やネットワーク機器の導入において、顧客および社内関係部署、ベンダー間のハブとなり、円滑な開通・構築に向けたマネジメント業務を担っています。

業務としては、社内システムを活用した進捗管理や関係部署との調整、定例会の運営や進捗報告、課題管理、トラブル発生時の対応などがあります。また、顧客拠点やビル管理会社への工事説明、ベンダーとの日程調整、作業立ち合いなどの現地対応や、営業からの依頼に基づく要件整理や見積もり作成にも関与しています。


現在は部長職として、メンバーのマネジメントを担っています。加えて、お客さまとのコミュニケーションの場面ではメンバーのフォローを行い、案件が適切に進行しているかを確認しながら、組織全体の成果創出に責任を持っています。


収益構造と人材に関する課題への対応

現在の課題は大きく二つあります。一つは収益構造の課題です。売上の約70%を大型案件が占めており、その動向に業績が大きく左右される状況となっています。大型案件に依存した構造はリスクが高く、これらが減少した場合には大幅な減収につながる可能性があります。そのため、特定案件への依存から脱却し、収益の柱を多様化する必要があると考えています。


もう一つは人材面の課題です。若手・中堅層が不足しており、熟練者の退職に伴うノウハウ喪失のリスクがあります。このため、次世代へのノウハウ継承を仕組みとして確立し、組織の持続可能性を高めることが求められています。

これらに対して、幅広い案件を取り込める体制づくりや営業との連携強化を進めています。また、ナレッジ共有による業務の可視化や、AI活用による事務・資料作成の効率化を推進し、属人的な業務からの脱却にも取り組んでいます。


顧客価値と組織成長が生み出すやりがい

仕事のやりがいは、お客さまから直接感謝の言葉をいただける点にあります。自分たちが提供したサービスによって価値を実感していただけた瞬間に、大きな達成感を得ることができます。また、自身で計画したスケジュールに基づき、プロジェクトを遅延なく完遂し、確実に提供できたときにもやりがいを感じます。

さらに、部長としての立場では、メンバーの成長や成果に触れられることも大きなやりがいです。メンバーが目標を達成し、その結果として社内表彰を受けた際には、自身のことのように喜びを感じます。日々の業務を通じてメンバーが力を発揮し、評価される姿を見ることは、組織としての成果を実感できる重要な瞬間です。


PMスペシャリスト集団への展望

今後は、従来の回線の開通管理を「デリバリーマネジメント」という独立した有償サービスへ進化させることを目指しています。商材を問わず、セキュリティを含むあらゆるITプロジェクトを完遂できるPM力を磨き、国内案件を牽引するPMスペシャリスト集団として組織を成長させていきたいと考えています。

その実現に向けて、まずは業務遂行力の強化に取り組みます。成功・失敗事例を含めたナレッジ共有によるコミュニケーションの可視化を進め、AI活用による業務効率化を推進します。さらに、PMP取得などのスキル向上を図り、メンバー一人ひとりが高度なデリバリーを実現できる組織へと成長させていきます。


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