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AI駆動開発で挑む、店頭受付システムGINIEの刷新と内製化

プロフィール

ビジネスシステム開発本部 モバイルシステム統括部 モバイルショップシステム部
部長 橋口 浩文

私は2012年にソフトバンクへ中途入社しました。前職では小規模なSIerに勤務し、ソフトバンク向けの業務を業務委託で担当するほか、他社案件にも携わりながら、主にWeb系エンジニアとして経験を積んできました。
ソフトバンク入社後も一貫してWeb系エンジニアとして、モバイル事業の会員サイトのMy SoftBank、オンラインショップなど、Webセルフサービス領域のシステム開発・運用に従事してきました。
2020年頃からは、現在の主担当であるソフトバンクショップの店頭受付システムを担当し、現在に至ります。
 
 

モバイル事業を支える店頭受付システムGINIE

私が所属している組織では、モバイル事業全般を支える業務システムを担当しています。担当領域は、店頭やオンラインショップでの受付を起点に、注文、契約、顧客情報の管理、課金、請求まで、モバイル事業を支える幅広いシステムに及びます。

その中で、今回募集しているポジションが所属するモバイルショップシステム課では、ソフトバンクショップの店頭受付システム「GINIE」を担当しています。

GINIEは、お客様がソフトバンクショップで携帯電話の契約や各種手続きを行う際に、ショップクルーがiPadを使用して受付を行うシステムです。新規契約やMNP、機種変更といった契約手続きに加え、住所などのお客様情報の変更、料金プランの変更、端末故障時の受付など、ソフトバンクショップで提供するさまざまな手続きを支えています。

GINIEは全国のソフトバンクショップで日々利用されており、お客様とショップクルーの双方の体験を支える、モバイル事業における重要なシステムの一つです。


モノリシックな構造からモダンな仕組みへの刷新

現在の課題は、GINIEをはじめとする業務システムが立ち上げから十数年が経過し、システム全体が大規模なモノリシックアーキテクチャとなっていることです。そのため、事業要件への対応に多くの開発コストがかかるほか、開発スピードやリードタイムも、事業が求める水準にはまだ十分に応えられていない状況です。

こうした課題を解決するため、現在はシステムアーキテクチャの刷新を進めています。モノリシックな構造を見直し、よりモダンで柔軟性の高いアーキテクチャへの移行に取り組んでいます。

また、開発プロセス全体にAIを積極的に取り入れたAI駆動開発も推進しています。これらの取り組みにより、開発コストを抑えながら、事業ニーズに迅速かつ継続的に応えられる開発体制の実現を目指しています。

レガシーシステムのモダナイゼーションとAI活用を両輪で進め、変化の速いモバイル事業を支える次世代の業務システムづくりに挑戦しています。


店頭の声が直接届く仕事の手応え

この仕事のやりがいは、ソフトバンクショップのクルーが日々利用するシステムに携われることです。実際にシステムを利用している方から、「使いやすくなった」「この機能が追加されて助かった」といった声はもちろん、「ここが使いにくい」といった改善要望まで、利用者の反応を直接受け取ることができます。自分たちが開発したシステムが現場でどのように使われ、どのような価値を生み出しているのかを実感できることは、この仕事ならではの大きなやりがいです。

一方で、業務システムを担当している以上、障害対応は避けて通れません。障害はソフトバンクショップの店頭業務に直結し、全国の店舗へ影響が及ぶ可能性もあるため、迅速かつ責任感を持って対応することが求められます。大変な場面もありますが、関係者と連携しながら無事に復旧までやり切ったときには、大きな達成感と充実感を得られます。


多様な強みを持つ仲間と進める内製化

私たちの部は、私を含めて20名の社員で構成されています。新卒入社と中途入社の割合は、およそ4対6です。メンバーには、プログラミングを得意とするエンジニアや、プロジェクトマネジメントを強みとするメンバーなど、それぞれ異なる専門性を持つ人材が集まっています。互いの強みを生かしながら協力して業務を進めており、中途入社の社員も多いため、新しく加わる方にもなじみやすい環境だと思います。

現在担当しているシステムは、十年以上運用されてきたモノリシックな構造であるため、機能追加や改修にも多くのコストと工夫が求められます。だからこそ、新しく仲間になっていただく方々とともに、システムのモダナイゼーションを推進し、より開発しやすい環境へ変えていきたいと考えています。

また開発体制としては、社員に加えて多くのパートナー企業の皆さんと連携しながら進める、数百名規模の大規模なプロジェクトです。今後は社員主体の内製開発をさらに強化していく方針であり、その実現に向けてAI駆動開発も積極的に取り入れています。新しい技術や開発スタイルに前向きに挑戦し、変革を一緒に推進していただける方と働けることを楽しみにしています。


AI駆動開発で広げる今後の可能性

私たちのミッションは、事業収益の向上につながるシステム開発を推進するとともに、コンシューマー事業およびIT領域におけるコスト削減を実現することです。

その実現に向けて、現在はシステムアーキテクチャの刷新とAI駆動開発を両輪として、開発の在り方そのものを変革する取り組みを進めています。将来的には、現在は多くのパートナー企業の皆さんと進めている大規模な開発を、より社員主体で推進できる体制へ移行し、システムの知見や技術を自社に蓄積していきたいと考えています。

その中でも、私たちが特に力を入れているのがAI駆動開発です。AIを単なる開発支援ツールとして活用するのではなく、要件定義、設計、実装、テストまで開発プロセス全体に取り入れ、生産性や品質を大きく向上させることを目指しています。これにより、より少ない人数でもスピーディーに価値を届けられる開発体制を実現し、内製化をさらに加速させたいと考えています。

もちろん、現時点ではAIだけですべてを解決できるわけではありません。最終的な判断や品質の担保にはエンジニアの知見や経験が欠かせません。しかし、だからこそAIを積極的に活用し、人とAIがそれぞれの強みを生かしながら開発を進めることが、これからのスタンダードになると考えています。

AI活用の経験がある方はもちろん歓迎ですが、それ以上に、新しい技術に興味を持ち、自ら学びながら挑戦を楽しめる方と一緒に、次世代の開発スタイルをつくっていきたいと思っています。


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