キャリアNOW

“早く届ける”を仕組みにする──我々が法人向け事業基盤で目指すこと

プロフィール

技術統括 ビジネスシステム開発本部 法人システム統括部 事業基盤開発部
部長 神子嶋 宗幸

私は社会人としてソフトバンク一筋で歩み、開発業務を軸にキャリアを積んできました。入社当初は法人向け固定音声系システムの開発に携わり、その後はモバイル事業の基幹システム開発や、法人系のフロントエンド開発など、さまざまな領域を経験してきました。 私のキャリアは、どちらかというと同じ組織で同じ役割を長く続けるというより、大きなプロジェクトが立ち上がるタイミングで入り込み、開発を立て付け、ある程度安定したら次のプロジェクトへ移るという形でした。若い頃は、とにかく開発することが好きでした。いろいろな開発に携わりたいという思いが強く、幅広いシステムの知識や開発経験を積んできたことが、現在の役割にもつながっています。

法人事業基盤を支える、私たちのミッション

私の部署では、法人事業に特化したシステム開発を担っています。法人事業は歴史が長く、日本テレコムやソフトバンクモバイルの時代から使っているシステムも残っています。ただ、古いシステムをそのまま使い続けると、生産性やシステム面での懸念が出てきます。そこで、約5年前に新しいシステムへ作り変えました。

現在は、その新しいシステムを中心に、今後法人事業で提供するサービスを支える開発を一貫して行っています。営業担当が申込みを行い、その後に開通し、課金につながるまでの一連の機能を持つ基幹システムです。私の部署では、そこに大きくリソースを割いています。

私の部の役割は大きく二つあります。一つは、新しい商材を早くローンチするために、商材をシステムへ適用していく開発です。もう一つは、新しく作ったシステムに対して、足りない機能を先回りして開発していく役割です。業務要望やプロダクト要望だけではなく、ITとして世の中の動向や会社の方向性を踏まえ、必要になる機能を考えて開発しています。

“早く届ける”ために、開発の生産性を高める変革

私の部署で最も意識しているのは、サービスをどれだけ早く世に出せるかということです。ソフトバンクでは、固定音声、モバイル、データ系に加えて、IoTやAIなど、さまざまな商材を提供していきます。そうした商材を早く届けるためには、生産性高く開発することが欠かせません。
そのために、企画部門や業務側と連携しながら、要件を早く進めるための工夫をしています。具体的には、フォーマットを決め、メニューの中から選んでもらう形にしています。毎回新しいものを一から作るのではなく、今ある機能の中から選んでもらうことで開発量を減らし、生産性を高めています。

開発側でも、毎回コーディングを行うのではなく、マスターに定義を書き込めばサービス提供ができるような形を目指しています。マスタードリブンで動く世界を広げることで、サービスを早く届けられる仕組みをつくっていく。これが、私の部署にとって大きなテーマです。

今後さらに生産性を高めるために、AIを活用した開発にも取り組んでいます。まだ全体を本格的に移行できているわけではありませんが、AIでどれだけ開発の生産性を上げられるかという取り組みは、私の部署でも進めています。開発スピードそのものを上げることに加えて、世の中の動向や会社の方向性を先読みし、必要になるものを先に開発しておくことも大切にしています。
 

社員が考え、上流から下流まで自分たちで担うステップへ

私の部署では、一人ひとりが実力を持って開発していくことを大切にしています。ベンダーにお願いするだけではなく、社員がどのような開発を行うのかを考え、概要設計を行い、これでよいのかを決めるところまで注力しています。

一方で、内製化を進めるほど、スキルを持った社員が受けられる仕事量がボトルネックにもなります。だからこそ、中途採用で入っていただく方には、同じように開発に入り込み、活躍していただきたいと考えています。

これまで社員は、要件定義と開発の間にある設計を中心に担うことが多くありました。今後は、上流から下流まで一気通貫で開発に携わっていただきたいです。社員が自分たちで手を動かすことで、生産性も高まり、改善すべき点も見えてくると考えています。

入社後は、まずマスター設定で行う開発に携わっていただく想定です。システムの仕組みやテーブル構成、どのような仕掛けで動いているのかを理解し、テストまで一通り経験していただきます。その後、プロダクト特有のシステム開発が一部伴う領域や、大型プロジェクトへとステップアップしていただきたいです。
 

エンジニアに求める「自分たちで考える姿勢」

私の部署の面白さは、自分たちでどういうものを作ればよいのかを考えられることです。自分たちで、どういう方向で作るのかというところまで担っています。そこが、一番の面白みであり、強みだと感じています。
もちろん、自分たちだけの視点で進めるわけではありません。統括部長をはじめ、さまざまなステークホルダーから意見をいただきながら、良い点も悪い点も言い合って開発を進めています。私自身も、そうした形で開発できることに楽しさを感じています。

私の部署には、開発が好きなメンバーが多くいます。中途で入っている方も多いですが、共通しているのは、手を動かすことが好きな人が多いということです。ただ一人で黙々と進めるのではなく、「ここはどうやるのか」「この開発はこの考え方でよいのか」といったことを、部や課で集まりコミュニケーションを重ねながら日々の業務を進めています。

ソフトバンクでは、いろいろなサービスを世の中に出していくことが会社としての大きなミッションだと考えています。その先に目指す姿として、「情報革命で人々を幸せに」という会社の理念が存在しています。私の部署は、そのサービスをどれだけ早く人々に届けるかという点で、大きな役割を担っています。

中途採用で入っていただく方にも、生産性を上げながら、先回りして事業のニーズを捉え、自分たち主体で開発することに携わっていただきたいです。主体的に考え、スピード感を持って挑戦し、自分の考えを発信できる方にとって、日々充実感と挑戦し甲斐を感じていただける環境だと自負しています。
 
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