キャリアNOW
攻めと守りの両面からデータ利活用を推進する、CDO室で描くキャリア
プロフィール
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- 小堀 楠芳NANHOH KOHORI
-
IT統括 CDO室 プライバシーデザイン部 制度課
担当課長
2022年度キャリア入社
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- 小出 智之TOMOYUKI KOIDE
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IT統括 CDO室 データマネジメント部 推進課
2010年度キャリア入社
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- 谷 美咲MISAKI TANI
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IT統括 CDO室 プライバシーデザイン部 制度課
2025年度キャリア入社
社内横断でデータ利活用を推進し、ビジネスの発展を担う組織
CDO室はソフトバンク社内の組織を横断し、データ利活用の方針策定や、データビジネスの推進を担う組織です。
コンシューマ事業から法人事業、技術部門、コーポレート部門まで、多様な組織のデータ利活用を支えています。
組織体制は、社内のルール策定や相談案件に対する法的判断を担うプライバシーデザイン部と、社内相談への対応や、
データ利活用に関する社内教育、データ利用のプロセス設計を担うデータマネジメント部の二部門に分かれており、リーガルや営業、技術など、多様なバックグラウンドと専門スキルを持った社員が活躍しています。
コンシューマ事業から法人事業、技術部門、コーポレート部門まで、多様な組織のデータ利活用を支えています。
組織体制は、社内のルール策定や相談案件に対する法的判断を担うプライバシーデザイン部と、社内相談への対応や、
データ利活用に関する社内教育、データ利用のプロセス設計を担うデータマネジメント部の二部門に分かれており、リーガルや営業、技術など、多様なバックグラウンドと専門スキルを持った社員が活躍しています。
データビジネスの実現に伴走するコンサルタントとして、あらたなキャリアへ挑戦
メーカーで人事・法務を経験し、個人情報保護分野でキャリアを積んだ小堀。営業職としてキャリアを重ね、法人ビジネスに深い知見を持つ小出。公務員として個人情報保護分野の経験を積んだ谷。
それぞれ異なるバックグラウンドを持つ3人が、CDO室で働く魅力ややりがいについて語ります。
それぞれ異なるバックグラウンドを持つ3人が、CDO室で働く魅力ややりがいについて語ります。
ソフトバンクのデータ利活用を推進する大きなミッション
小堀:
CDO室は、徹底したデータガバナンスによってデータ利活用の安全な基盤を築き、そのうえでソフトバンクが保有する膨大なデータを、事業価値の向上へつなげることをミッションとしています。ソフトバンクのCDO室の特徴は、守りだけでなく、データをビジネスに活用するための攻めの姿勢をともに担うことです。法令遵守のための規制や制限だけを行うのではなく、法令を遵守したうえでデータを使う方法を、社内の組織を横断して提案していく組織です。
谷:
小堀さんと私が所属するプライバシーデザイン部 制度課は、法律やガイドラインを読み解いたり、法改正の動きをキャッチして関係部署に展開したりする役割を担っています。また法令に関する省庁への意見提出や、事業者団体を通じた提言・議論を行うことも、重要なミッションです。
小堀:
私は制度課とポリシー企画課を兼務しています。ポリシー企画課の役割は、制度課でとらえた社外の動きを、社内に落とし込んでいくことです。法令をそのまま適用するのではなく、ビジネスの推進に機能するルールやガイドラインとして整備していくことが重要です。そうすることで、現場の社員が安心、安全にデータを使えるようにすることを目指しています。
小出:
私の所属するデータマネジメント部 推進課では、社内から寄せられるデータ利活用案件への相談に対応しています。
業務の例としては、通信の秘密や個人情報の取り扱い案件の判断・管理、そのプロセス構築・運用などです。
相談をいただく部署は、法人営業から技術部門、人事部門まで多岐にわたります。構想するビジネスや建て付けたいサービスに関するデータ利活用について相談を受け、精査したうえで承認を出したり、データ利活用方法の見直しを提案したりしています。
小堀:
どんな方法なら法令を遵守してデータを扱えるかを、組織全体で考えて提案していくようなイメージです。
寄せられた相談に対して、実現の方法を一緒に考えていくことを大切にしています。
小出:
そうですね。案件の担当者にも、それぞれビジネスにかけている思いがあります。
その思いをCDO室の考え方とすり合わせながらも、担当者の思いを最大限汲み取った提案をしたいと思っています。
それがCDO室の仕事のやりがいにもつながっています。
CDO室は、徹底したデータガバナンスによってデータ利活用の安全な基盤を築き、そのうえでソフトバンクが保有する膨大なデータを、事業価値の向上へつなげることをミッションとしています。ソフトバンクのCDO室の特徴は、守りだけでなく、データをビジネスに活用するための攻めの姿勢をともに担うことです。法令遵守のための規制や制限だけを行うのではなく、法令を遵守したうえでデータを使う方法を、社内の組織を横断して提案していく組織です。
谷:
小堀さんと私が所属するプライバシーデザイン部 制度課は、法律やガイドラインを読み解いたり、法改正の動きをキャッチして関係部署に展開したりする役割を担っています。また法令に関する省庁への意見提出や、事業者団体を通じた提言・議論を行うことも、重要なミッションです。
小堀:
私は制度課とポリシー企画課を兼務しています。ポリシー企画課の役割は、制度課でとらえた社外の動きを、社内に落とし込んでいくことです。法令をそのまま適用するのではなく、ビジネスの推進に機能するルールやガイドラインとして整備していくことが重要です。そうすることで、現場の社員が安心、安全にデータを使えるようにすることを目指しています。
小出:
私の所属するデータマネジメント部 推進課では、社内から寄せられるデータ利活用案件への相談に対応しています。
業務の例としては、通信の秘密や個人情報の取り扱い案件の判断・管理、そのプロセス構築・運用などです。
相談をいただく部署は、法人営業から技術部門、人事部門まで多岐にわたります。構想するビジネスや建て付けたいサービスに関するデータ利活用について相談を受け、精査したうえで承認を出したり、データ利活用方法の見直しを提案したりしています。
小堀:
どんな方法なら法令を遵守してデータを扱えるかを、組織全体で考えて提案していくようなイメージです。
寄せられた相談に対して、実現の方法を一緒に考えていくことを大切にしています。
小出:
そうですね。案件の担当者にも、それぞれビジネスにかけている思いがあります。
その思いをCDO室の考え方とすり合わせながらも、担当者の思いを最大限汲み取った提案をしたいと思っています。
それがCDO室の仕事のやりがいにもつながっています。
それぞれがCDO室への挑戦を選んだ理由とは?
小堀:
前職では法務として個人情報に関する業務に携わっていました。
ソフトバンクのCDO室へ転職を考えたきっかけは、前職で経験したある業務で感じたやりがいにあります。
それは新しいサービスやプロダクトを出す際のデータの扱いを、事業部門と一緒に設計する業務でした。どうすればデータを安全に利活用できるかを自ら形にし、世の中に送り出すところまで携われたことに、この仕事の醍醐味を実感しました。
守りだけでなく攻めの姿勢で法に則ったデータ利活用を推進し、ビジネスに貢献する。それを今後のキャリアとして追求したいと考えていたときに、ソフトバンクのCDO室を知りました。希望するキャリアにマッチしていたこと、そして携われる事業規模の大きさに魅力を感じて、入社を決めました。
谷:
私は市役所職員としてキャリアをスタートし、後に国家公務員として働き、ソフトバンクに入社する直前は個人情報保護に関する業務を担当していました。転職を考えた理由は、個人情報保護と利活用について自身の専門性を磨いていきたいと考えたからです。デジタル化やAIの進展のなかでどう個人情報を扱うか、世の中の動きに合わせて今後変化していく領域だと感じて、強く興味を持っていました。
ソフトバンクを志望したのは、さまざまな事業・サービスを展開している企業であり、実際のビジネスの現場での個人情報保護・利活用の課題に向き合いたいと考えたからです。CDO室という専門組織を持つソフトバンクなら、それが叶うと感じて入社を決めました。
小出:
リーガル出身の小堀さんや谷さんとは違い、私はCDO室に入るまで長年営業職としてキャリアを歩んできました。
不動産金融業界で営業を経験した後、商材やビジネス環境の変化が激しいIT業界に魅力を感じて、ソフトバンクのグループ会社であるSB C&S株式会社に転職しました。
営業として経験を重ねていくなかで、日々の営業活動の裏側では、社内のさまざまな方が支援してくれていることに気づきました。安全な契約の締結や法に則ったサービスの展開を支えてくれる人たちがいるからこそ、営業も安心して売ることができる。そう考えたときに自分もそちらの側に立って、営業組織や事業に貢献したいと思いました。そこでソフトバンクグループの社内公募制度である「ジョブポスティング」でCDO室の募集を見つけ、自ら手を挙げて異動を叶えました。
前職では法務として個人情報に関する業務に携わっていました。
ソフトバンクのCDO室へ転職を考えたきっかけは、前職で経験したある業務で感じたやりがいにあります。
それは新しいサービスやプロダクトを出す際のデータの扱いを、事業部門と一緒に設計する業務でした。どうすればデータを安全に利活用できるかを自ら形にし、世の中に送り出すところまで携われたことに、この仕事の醍醐味を実感しました。
守りだけでなく攻めの姿勢で法に則ったデータ利活用を推進し、ビジネスに貢献する。それを今後のキャリアとして追求したいと考えていたときに、ソフトバンクのCDO室を知りました。希望するキャリアにマッチしていたこと、そして携われる事業規模の大きさに魅力を感じて、入社を決めました。
谷:
私は市役所職員としてキャリアをスタートし、後に国家公務員として働き、ソフトバンクに入社する直前は個人情報保護に関する業務を担当していました。転職を考えた理由は、個人情報保護と利活用について自身の専門性を磨いていきたいと考えたからです。デジタル化やAIの進展のなかでどう個人情報を扱うか、世の中の動きに合わせて今後変化していく領域だと感じて、強く興味を持っていました。
ソフトバンクを志望したのは、さまざまな事業・サービスを展開している企業であり、実際のビジネスの現場での個人情報保護・利活用の課題に向き合いたいと考えたからです。CDO室という専門組織を持つソフトバンクなら、それが叶うと感じて入社を決めました。
小出:
リーガル出身の小堀さんや谷さんとは違い、私はCDO室に入るまで長年営業職としてキャリアを歩んできました。
不動産金融業界で営業を経験した後、商材やビジネス環境の変化が激しいIT業界に魅力を感じて、ソフトバンクのグループ会社であるSB C&S株式会社に転職しました。
営業として経験を重ねていくなかで、日々の営業活動の裏側では、社内のさまざまな方が支援してくれていることに気づきました。安全な契約の締結や法に則ったサービスの展開を支えてくれる人たちがいるからこそ、営業も安心して売ることができる。そう考えたときに自分もそちらの側に立って、営業組織や事業に貢献したいと思いました。そこでソフトバンクグループの社内公募制度である「ジョブポスティング」でCDO室の募集を見つけ、自ら手を挙げて異動を叶えました。
CDO室で得られたやりがいや成長とは
谷:
事業者としての立場から、適切なデータ利活用に貢献できることにやりがいや面白さを感じます。
現在、法令やルールの改正への対応を進めるプロジェクトに参画しており、関係部署との調整などを行っています。事業者としてしっかりと対応することが社会的にも期待される内容なので、世の中に与えられる影響の大きさを実感できます。
CDO室内や関係部署のさまざまな方と一丸となって仕事に取り組めることにも充実感を覚えています。CDO室内でナレッジを共有する機会が豊富にあり、法務や知財など他部門とも定期的な情報交換を行っています。それぞれが得た最新の情報を共有し、チームのナレッジとして醸成していくカルチャーを魅力に感じています。
小出:
社内からの案件相談を受けている私としては、担当者の希望を適切な形で実現でき、感謝の言葉をいただけたり、継続的に相談してもらえることにやりがいを感じます。法人事業部門から受けた、ある社内SaaS導入に関する相談案件では、CDO室内の他の部や課と連携してデータ利活用方法を整備し、法人事業全体での導入に成功しました。その際に感謝の言葉をいただいたことが印象に残っています。
私は長年営業をやってきたので、法人ビジネスの仕組みを理解していますし、営業担当者の思いや抱えている課題がよくわかります。担当者の思いを汲み取りながら、どう説明すれば伝わるか、どうすれば実現していけるかを考えていけることが、私にとってやりがいになっています。
小堀:
ソフトバンクのCDO室では、法令だけでなくテクノロジーへの深い理解も求められます。
現在はAIを中心に、ソフトバンクは常に技術革新に取り組んでいるため、新しい技術を世の中に展開していくにあたり、CDO室もその仕組みを理解することが不可欠だからです。公開情報だけではわからないことは、AI技術のベンダーへ直接ヒアリングをすることもあり、入社前に想像していた以上に知識の幅が広がったと感じます。
またCDOとの距離が非常に近いのも特徴です。私たちも日々の業務のなかでCDOと直接議論を交わす機会が多くあります。
その影響もあり、ミッションに対する視座がより高くなったと感じています。
事業者としての立場から、適切なデータ利活用に貢献できることにやりがいや面白さを感じます。
現在、法令やルールの改正への対応を進めるプロジェクトに参画しており、関係部署との調整などを行っています。事業者としてしっかりと対応することが社会的にも期待される内容なので、世の中に与えられる影響の大きさを実感できます。
CDO室内や関係部署のさまざまな方と一丸となって仕事に取り組めることにも充実感を覚えています。CDO室内でナレッジを共有する機会が豊富にあり、法務や知財など他部門とも定期的な情報交換を行っています。それぞれが得た最新の情報を共有し、チームのナレッジとして醸成していくカルチャーを魅力に感じています。
小出:
社内からの案件相談を受けている私としては、担当者の希望を適切な形で実現でき、感謝の言葉をいただけたり、継続的に相談してもらえることにやりがいを感じます。法人事業部門から受けた、ある社内SaaS導入に関する相談案件では、CDO室内の他の部や課と連携してデータ利活用方法を整備し、法人事業全体での導入に成功しました。その際に感謝の言葉をいただいたことが印象に残っています。
私は長年営業をやってきたので、法人ビジネスの仕組みを理解していますし、営業担当者の思いや抱えている課題がよくわかります。担当者の思いを汲み取りながら、どう説明すれば伝わるか、どうすれば実現していけるかを考えていけることが、私にとってやりがいになっています。
小堀:
ソフトバンクのCDO室では、法令だけでなくテクノロジーへの深い理解も求められます。
現在はAIを中心に、ソフトバンクは常に技術革新に取り組んでいるため、新しい技術を世の中に展開していくにあたり、CDO室もその仕組みを理解することが不可欠だからです。公開情報だけではわからないことは、AI技術のベンダーへ直接ヒアリングをすることもあり、入社前に想像していた以上に知識の幅が広がったと感じます。
またCDOとの距離が非常に近いのも特徴です。私たちも日々の業務のなかでCDOと直接議論を交わす機会が多くあります。
その影響もあり、ミッションに対する視座がより高くなったと感じています。
今後、CDO室で叶えたい目標は?
小出:
今後は案件相談の対応に対して、回答の質とスピードをさらに高めていきたいと思っています。
CDO室は「コンサルタントであれ」という考え方を大切にしており、相談者が実現したいことを一緒に目指す組織です。そのためにビジネスモデルや法令の知識などあらゆる知識を集約させるとともにAIの活用も行いながら、相談者の思いに寄り添い、プラスアルファの回答ができるようなコンサルタントを目指していきます。
谷:
前職では行政の立場から、さまざまな企業のリスクアセスメントや、インシデント対応の事例に触れました。その知識を活かして事業に貢献していきたいです。また現在は法律の読み解きを中心に行っていますが、今後は小出さんが担っているビジネスの案件相談などにも仕事の幅を広げ、多くの人々に影響を与えるビジネスやサービスに携わることを目指して、スキルを磨いていきたいです。
小堀:
AI活用を中心とした新しいビジネスに対するデータ利活用体制を、世の中に先駆けてつくり上げていきたいと思っています。
AIに関わるデータの活用の在り方は、社会的にもまだ形成中の段階です。ソフトバンクにおけるAI活用の在り方を、法的な議論や規制の方向性、そして社会の期待値とマッチさせていくことで、AI時代におけるデータ利活用のスタンダードをつくっていく。そんな未来をCDO室で描きたいと思っています。
今後は案件相談の対応に対して、回答の質とスピードをさらに高めていきたいと思っています。
CDO室は「コンサルタントであれ」という考え方を大切にしており、相談者が実現したいことを一緒に目指す組織です。そのためにビジネスモデルや法令の知識などあらゆる知識を集約させるとともにAIの活用も行いながら、相談者の思いに寄り添い、プラスアルファの回答ができるようなコンサルタントを目指していきます。
谷:
前職では行政の立場から、さまざまな企業のリスクアセスメントや、インシデント対応の事例に触れました。その知識を活かして事業に貢献していきたいです。また現在は法律の読み解きを中心に行っていますが、今後は小出さんが担っているビジネスの案件相談などにも仕事の幅を広げ、多くの人々に影響を与えるビジネスやサービスに携わることを目指して、スキルを磨いていきたいです。
小堀:
AI活用を中心とした新しいビジネスに対するデータ利活用体制を、世の中に先駆けてつくり上げていきたいと思っています。
AIに関わるデータの活用の在り方は、社会的にもまだ形成中の段階です。ソフトバンクにおけるAI活用の在り方を、法的な議論や規制の方向性、そして社会の期待値とマッチさせていくことで、AI時代におけるデータ利活用のスタンダードをつくっていく。そんな未来をCDO室で描きたいと思っています。
※2025年8月時点の情報です。