プレスリリース 2015年

スマートフォンなどのモバイル機器における
安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズの新設について

2015年5月27日
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社
ソフトバンクモバイル株式会社

モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(以下「MCPC」)、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社は、スマートフォンなどのモバイル機器における充電時の事故防止の啓発を図るため、安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズを新設しました。

1. 安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズ新設について

安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズ

安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズ

MCPCでは、昨今、スマートフォンなどのモバイル機器の充電中に充電端子が焼損した事例が発生していることを受け、お客様の安全・安心を守るための活動に取り組んでおり、その活動の一環として今回安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズを新設しました。
本ロゴ・キャッチフレーズは、順次、各社のカタログやポスター、スマートフォンなどの取扱説明書などに掲載していく予定です。また、各社ホームページ内では、安全充電啓発に関する説明文章・動画などを掲載し、よりお客様にご理解いただけるよう内容の周知徹底に努めていきます。

参考

ドコモ ホームページ https://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/safety/caution/
au ホームページ http://www.au.kddi.com/support/mobile/trouble/forestalling/safety/caution/
SoftBank ホームページ http://www.softbank.jp/mobile/support/protect/attention/
Y!mobile ホームページ http://www.ymobile.jp/support/relief/battery/

2. 安全充電啓発ロゴ・キャッチフレーズ新設の背景

スマートフォンの普及とともに、スマートフォンに関する安全性向上の要求は日々大きくなっています。

  • 独立行政法人国民生活センターから2014年2月20日に公表された「スマートフォンの充電端子の焼損や本体の発熱に注意—なかにはやけどを負った事例も—」におきましても充電端子の焼損に対して注意を呼びかけています。

  • 独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)からも2014年7月24日に同様の注意喚起を公表しています。「スマートフォン等の充電用コネクターによる事故の防止について(注意喚起)」

  • MCPCも2014年10月9日に、スマートフォン等の充電による事故や火災等の抑制をめざし、利用者が安全に充電できる環境を構築することを目的に、「USB充電インタフェース安全設計ガイドライン」を策定するなどの活動を展開しています。

MCPC、株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、ソフトバンクモバイル株式会社は、今後もモバイル機器における安全充電の継続的な啓発活動の推進に努めていきます。

MCPCについて

MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム 会長:安田 靖彦)は、業界の枠を越えてモバイルコンピューティングを普及促進することを目的とし、1997年に発足した任意団体です。スマートフォン等のUSB充電インタフェース安全設計ガイドラインおよび、モバイル機器安全設計ガイドライン、端末インターフェースガイドライン、Bluetooth関連ガイドラインなど多数の標準化作業をはじめ、「セキュリティ対策ガイド」発行、「MCPC award」開催、「モバイルシステム技術検定」実施などを通して、モバイル市場の拡大に貢献しております。MCPC加盟企業・団体159社(2015年5月1日現在)

以上

  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。