撮影スタッフが聞く!アンサーの裏側

TVCMでは伝えきれなかった社員の想い、さまざまなこだわりなど、「アンサーの裏側」を撮影スタッフが取材してリアルにお届け! TVCMでは伝えきれなかった社員の想い、さまざまなこだわりなど、「アンサーの裏側」を撮影スタッフが取材してリアルにお届け!

EPISODE 03 スマホ教室 防災講座

EPISODE 03 スマホ教室 防災講座 EPISODE 03 スマホ教室 防災講座

この対談記事は、実際のCM撮影に立ち会ったCMプランナーが「現場の熱量をCMで伝え切れただろうか?」という想いから急遽追加取材し実現した企画です。第三回は、「スマホ教室 防災講座」の企画や運営に携わっている上 美代子さんと金子 和則さんを迎えています。届け、この想い…!!(スタッフT)

上 美代子(かみ・みよこ) 上 美代子(かみ・みよこ)

スマホ推進部
店長やスマホ教室の講師を経た後、現場での体験をもっと生かしたいという想いから立候補しスマホ教室の教材作りを担当。約50の教材作りに携わる。

金子 和則(かねこ・かずのり) 金子 和則(かねこ・かずのり)

首都圏第2営業部
都内のソフトバンクショップにて3年以上スマホアドバイザーとして活躍。
福山雅治さんとTVCMで共演!

撮影スタッフT

水害で過去2回、実家が床上浸水。防災グッズや備蓄を用意するなど防災に対する意識は高い方だと思っていたが、スマホ教室に参加し、住んでいる地域の防災対策について何も知らないことに気が付く。

chapter 01 あの日の体験から生まれた、スマホ教室の防災講座。 chapter 01 あの日の体験から生まれた、スマホ教室の防災講座。

撮影スタッフT

CM撮影の際に、お客さまにとても丁寧に教えていらっしゃるのが印象的でした。スマホのタップの仕方など基本的なことから学べる教室っていいですね。

上

スマホ教室に参加される方の中には、スマホに苦手意識を持っている方もいらっしゃいます。そうした方々に、スマホって実は難しくなくて、簡単で楽しいもの、そして日常でも災害時でも使える便利なものだと知っていただきたいんです。

スマホ教室に懸ける想いをお二人に話していただきました! スマホ教室に懸ける想いをお二人に話していただきました!
撮影スタッフT

そもそも、スマホ教室はどのようにして始まったのでしょうか。

金子

スマホをより便利に使いこなしてほしいという想いから、操作方法や機能について学べるスマホ教室が2015年から始まりました。ソフトバンクユーザーの方だけではなく、どなたでも無料で参加いただけます。

撮影スタッフT

えっ、誰でも参加できるんですか!お友だちも呼べますね。

金子

どなたでもウェルカムです。

上

「スマホ教室 防災講座」では、避難経路の設定、安否確認の方法、アプリを使った災害対策など、地域ごとにカスタマイズされた防災方法が学べます。

上

各講座の内容は定期的に見直しており、防災講座の更新を検討していた矢先に能登半島地震が起こりました。当時私は外出中に地震に遭い、改めて災害の怖さやスマホの重要性を実感しました。そこで講座の内容も「お客さまが災害時に実際に活用できること」をゴールに作り変えたんです。

撮影スタッフT

それは大変な経験でしたね…。上さん自身のどのような経験が生かされていますか。

上

地震の直前にスマホから緊急地震速報がワーッと鳴り始めて、まず子どもの身を必死で守りました。そしてすぐスマホで震源地や被害状況を調べました。その後自宅に帰る際も、道路の状況や渋滞情報を検索することで、どの道を通ればスムーズなのかが分かりました。災害時は情報を知らないことがリスクです。改めてスマホを活用できれば命を守ることにつながるとすごく実感しました。

撮影スタッフT

スマホの使い方が命の分かれ道になることもあり得るということですね。上さんの言葉、とても胸に響きました。

当時の体験を思い出しながら語ってくださった上さん 当時の体験を思い出しながら語ってくださった上さん

chapter 02 限られた時間の中で、本当に使える防災情報を。 chapter 02 限られた時間の中で、本当に使える防災情報を。

撮影スタッフT

能登半島地震によって防災講座はどのように変わったのでしょうか。

金子

より実践的な「設定編」「避難訓練編」「LINE~災害対策~」の3つのプログラムを作りました。災害時にスマホを活用するためには、事前に設定しなくてはいけないことがあります。それを講座の中でしっかりと設定まで完了する内容にしたり、ソフトバンクのグループ会社であるLINEヤフー株式会社が提供するスマホアプリ「Yahoo!防災速報」や緊急時に役立つ「LINE」の使い方についてご紹介したりしています。

毎週のように開催されている防災講座 毎週のように開催されている防災講座
撮影スタッフT

普段使っているあのLINEで、防災対策もできるんですか?

上

そうなんです。ご家族やお友だちとの連絡で使っている方が多いと思うんですが、実はちょっと目線を変えると、安否確認や防災情報など緊急時に役立つ機能がたくさんあるんです。

Yahoo!防災速報アプリでは避難場所を確認することが可能 Yahoo!防災速報アプリでは避難場所を確認することが可能
上

スマホを持っていても、ちゃんと設定ができていないと情報を受け取れなくなってしまいます。能登半島地震の時も、自治体は避難情報や物資に関する情報をLINE公式アカウントなどで発信していたのですが、被災されている方に届いていない現実があることを耳にしました。せっかくスマホを持っていても、情報を上手く受け取ることができない。そんな情報格差を解消していきたいと思っています。

chapter 03 お客さまと同じ目線になって、地域の安心を守っていく。 chapter 03 お客さまと同じ目線になって、地域の安心を守っていく。

撮影スタッフT

CMを企画している際に「自宅近くの避難経路まで把握している人は、わずか16%しかいない」と知り驚きました。正直、私も把握していないです。

避難経路まで把握している人 16% 避難経路まで把握している人 16%

クロス・マーケティング「防災に関する調査(2024年)」より
※家庭で実施している防災対策として、自宅近くの避難経路を把握している人の割合

上

そういう方が多いんです。なので避難場所の確認や避難場所リストの作成・自宅から避難場所までの経路検索といった内容も、防災講座の中に盛り込んでいます。講座の中で、お客さまの自宅からの避難経路が学べるんです。

撮影スタッフT

自宅からの避難ルートが分かるのはとても良いですね!私も教えてもらいたいです。

上

講師を務めるスマホアドバイザーは、参加されるお客さまと同じ地域にお住まいの方も多くいます。お客さまと同じ目線や立場で、その地域の防災について考えられることが良いところではないかと思っています。

撮影スタッフT

全国に2,000店以上ショップがあるソフトバンクならではですね。確かに同じ地元の方のほうが、避難経路の目印など分かりやすく教えてくれそうです。

撮影スタッフT

スマホでできる防災、ということですが、何かおススメの防災機能はありますか。

金子

防災講座でも使い方を教えている「災害用伝言ダイヤル」が便利ですね。災害時に171番に電話するとメッセージを預けられて、ご家族などの安否の確認に利用できるサービスです。またスマホアプリ「Yahoo!防災速報」は自分もよく見ています。大雨情報や熱中症警戒アラートなどいろいろな災害のお知らせがくるんです。

撮影スタッフT

私も登録しています。通知が来るたびに「こんなに災害があるんだな…」とも思いますね。

その人に合った防災情報を届ける便利なスマホアプリ「Yahoo!防災速報」 その人に合った防災情報を届ける便利なスマホアプリ「Yahoo!防災速報」
金子

本当は防災講座で教えている知識は、使われないことが理想なんです。でも災害はいつ起こるか分かりません。その時にしっかり活用できるように一つでも覚えて帰って欲しいと思っています。

chapter 04 お客さまと深く長く関われる。それが、スマホアドバイザーのやりがい。 chapter 04 お客さまと深く長く関われる。それが、スマホアドバイザーのやりがい。

撮影スタッフT

金子さんはなぜスマホアドバイザーになろうと思ったのですか?

金子

元々接客業をやっていたのですが、1日に1,000人近く接客する環境で、流れ作業になってしまっていたんです。もっとお客さまと深く長く関わりたいという想いから転職しました。

撮影スタッフT

スマホアドバイザーになって、その夢は叶えられていますか?

金子

ありがたいことに、叶えることができています。特に印象に残っているのは、海外旅行に行かれたお客さまです。スマホ教室に通っていただいているうちに、スマホでホテルや飛行機の予約ができるようになり、現地では地図アプリを使いこなし、カメラも夜景モードで撮った綺麗な写真を見せてくださいました。さらに、LINEアプリのビデオ通話で日本にいるお孫さんと会話したんだと嬉しそうに話してくださいました。その笑顔が何より印象に残っています。

撮影スタッフT

成長がすごい!わざわざ報告に来てくださるのも嬉しいですね。お客さまに説明される際に工夫していることはありますか?

金子さんには常連のお客さまが30人近くいらっしゃるという/楽しそうな雰囲気にスタッフも思わずにっこり 金子さんには常連のお客さまが30人近くいらっしゃるという/楽しそうな雰囲気にスタッフも思わずにっこり
金子

年配のお客さまが多いため、なるべくカタカナを使わないようにしています。例えば「アップデート」や「バックアップ」といった単語一つとっても「更新」や「保存」などに言い換えて説明するようにしています。新しい機能を知って「来てよかった」と言っていただけるとやりがいを感じますね。

撮影スタッフT

伝え方の工夫、とても重要なことですよね。

chapter 05 災害で悲しむ人を、一人でも減らしたい。 chapter 05 災害で悲しむ人を、一人でも減らしたい。

撮影スタッフT

スマホ教室を今後どのように発展させていきたいですか。

上

今後は年齢を問わずにたくさんの方に参加していただきたいと思っています。家族向けやお子さま向けの講座を増やして、スマホ教室をより身近で参加しやすいものに変えていきたいと思っています。

お子さま向けのプログラミング講座なども実施 お子さま向けのプログラミング講座なども実施
撮影スタッフT

世代問わず役立つ内容ですし、発見がありますよね。実際、私もとてもためになりました。お子さま向けもいいですね!

上

特に防災は個人で考えるのではなくて、ご家族や地域の方々と一緒に考えて、取り組んでいただきたいテーマです。例えば、どこに避難する予定なのか、安否確認をする手段は何なのか、事前に周りの方々と認識合わせをしておく必要があります。防災講座にご家族やお友だちと一緒に参加いただいて、防災を考える機会にしていただければと思います。

金子

この教室をきっかけにソフトバンクの魅力を広められればと思っています。またスマホの扱いには慣れていても、防災知識はご存じない方が年齢問わず多いです。災害で悲しむ方が一人でも減ってほしいという想いを胸に、一人でも多くの方に防災講座を広めていきたいです。

お二人の熱い想いを語ってくれました! お二人の熱い想いを語ってくれました!

撮影スタッフ後記

お二人もおっしゃっていたように、「事前に何ができるかを知っておく」だけで、助かる命がある。誰でも気軽に通える教室ですが、学べる内容はとても重要なんだなと改めて感じました。お二人のような素敵な方たちが教えてくれるソフトバンクの「スマホ教室 防災講座」、是非行ってみてもらいたいです!

CMだけでは伝えきれなかった想いが、少しでも届いていますように!