
全国統一スマホデビュー検定
自転車を走行中の「ながらスマホ」について間違っているものをすべて選んでください。

- A
走行中にスマホを使っていただけで5万円以下の罰金が科せられることがある
- B
車や人が少ない道であれば問題ない
- C
自転車専用の道路を走っていれば問題ない

子どもが歩きスマホをしていて、うっかり人にぶつかってケガをさせてしまった……。子どもや保護者はどんな責任を負うのでしょうか。当てはまると思うものをすべて選んでください。

- A
未成年だから特に何もない。謝れば大丈夫
- B
治療費や損害賠償を求められる。ケガの内容などに応じて数万円~数十万円かかる。場合によっては、数千万円~1億円を超える可能性も
- C
(14歳以上の場合)過失傷害罪で警察に捕まる

新型コロナウイルスに関して、フェイクニュース(主にネット上で発信されるウソの情報でつくられたニュースのこと)が出回るケースが増えています。ウソを見分ける方法として、適切でないものはどれでしょう?
- A
一番はじめの発信者は誰かを見極める
- B
国や自治体の公式サイトや、ニュースサイトなど、SNS以外の情報と照らし合わせる
- C
自分に教えてくれた人が正直な人かどうかを考える


自分に教えてくれた人が
正直な人かどうかを考える
フェイクニュースには誹謗・中傷を目的とした個人発信の投稿などを含む場合もあります。正直な人でもフェイクニュースを信じて拡散してしまうケースも多いです。
虚偽の情報であるフェイクニュースがSNS上で流れ、その情報によって業務が妨害されたり混乱が生じたりすることがあります。慌てて情報を拡散したりせず、落ち着いて情報の真偽を確かめる態度が求められます。「大変だ、みんなに知らせなきゃ」と思ったときほど落ち着いて周りの大人に相談するよう、お子さまにアドバイスをお願いします。特にコロナ禍のような非常時には、真偽のはっきりしない情報によって日用品の買い占めなどの問題が起きやすくなりますので、注意が必要です。フェイクニュースを拡散しないよう注意して、お子さまとも認識を共有しておきましょう。

学校内の人間関係に関わる「ネットいじめ」に関する情報として正しいものをすべて選んでください。
- A
SNSに直接悪口を投稿する他に、本人の嫌がる画像などを拡散させることも「ネットいじめ」に含まれる
- B
直接悪口を言われたり危害を加えられるいじめの他に、インターネット上で悪口を書き込まれる「ネットいじめ」に関する相談も学校にすることができる
- C
「ネットいじめ」にあった場合に、児童生徒や保護者は発信された情報の削除や発信者を特定するための協力を、法務局などに求めることができる


- A
SNSに直接悪口を投稿する他に、本人の嫌がる画像などを拡散させることも「ネットいじめ」に含まれる
- B
直接悪口を言われたり危害を加えられるといったいじめの他に、インターネット上で悪口を書き込まれる「ネットいじめ」に関する相談も学校にすることができる
- C
「ネットいじめ」にあった場合に、児童生徒や保護者は発信された情報の削除や発信者を特定するための協力を、法務局などに求めることができる
2013年に制定された「いじめ防止対策推進法」では、計画的・組織的にいじめ対策を行うことを学校や教育委員会などに義務付けています。児童生徒からいじめについて相談があれば、学校はいじめ対策のための組織をつくることになっており、学校はこの組織でいじめの事実の有無などを調査しなければなりません。いじめには「ネットいじめ」も含まれており、「ネットいじめ」が行われている場合は、児童生徒や保護者が情報開示を求める際に、法務局などへ協力を求めることが可能です。
もし「ネットいじめ」にあった場合は、証拠を残すためにスクリーンショットを撮っておくことが大切です。
量が多い場合はその画面をスクロールしているところの動画を残しておくのもよいでしょう。

これは、ある高校生がSNSに投稿した画像です。
この画像から、個人情報が特定されてしまうかもしれない危険なポイントをすべて見つけ、その数を答えてください。

- A
1点
- B
2点
- C
3点
- D
4点

家族旅行のSNS投稿が、空き巣被害のきっかけになるケースがあります。次のうち、空き巣に狙われる原因になるものをすべて選んでください。

- A
出発前に、いつ、どこに行くか投稿する
- B
旅行先の写真を投稿する
- C
料理のアップ写真を、お店の情報と一緒にその場で投稿する
- D
帰ってきてから、思い出を投稿する

子どもたちの間で、「裏垢」と呼ばれるSNSの“裏アカウント”が流行っています。裏アカウントとは何のことでしょう?
- A
反社会的勢力の人たちのアカウント
- B
本来のアカウントとは別に取得した、サブアカウント
- C
二人一組で取得したペアアカウントのうちの一方

子ども宛てに、友達から「お財布を落として困っている。自分の代わりにプリペイドカードを買って、カードの番号を写真で送ってくれないかな。お金は次に会ったときに絶対に返すから」というメッセージが。あなたがしてはいけない行動はどれでしょう?

- A
メッセージを見せてもらい、同じような文面の詐欺被害がないか検索する
- B
子どもの友達のことが心配なので、子どもに連絡をとらせてみる
- C
友達とのつきあいを大切にするため、子どもにお金を貸してあげる

次のうち、肖像権の侵害に当てはまる可能性があるものをすべて選んでください。

- A
本人の許可なく寝顔の写真をSNSにアップする
- B
仲の良い友人と一緒に撮った写真を本人の許可なくSNSにアップする
- C
会社や地域、学校のイベントで撮影した顔がわかる写真を本人の許可なくホームページにアップする

自宅のWi-Fiにパスワード不要の見知らぬWi-Fiが。子どもに、勝手にそのWi-Fiを使わないように伝えるときの、正しい説明を次からすべて選んでください。
- A
パスワード不要のWi-Fiでも、権利者から許可を得ないと使ってはいけない
- B
そのWi-Fiに他人が接続すると、接続された側に情報が伝わるため、トラブルになる可能性が高い
- C
そのWi-Fiにセキュリティ対策がされていないと、ウイルス感染の危険性がある


- A
パスワード不要のWi-Fiでも、権利者から許可を得ないと使ってはいけない
- B
そのWi-Fiに他人が接続すると、接続された側に情報が伝わるため、トラブルになる可能性が高い
- C
そのWi-Fiにセキュリティ対策がされていないと、ウイルス感染の危険性がある
パスワードのかかっていないWi-Fiには乗っ取りやウイルス感染、そして個人情報の漏えいなどのリスクが存在します。Wi-Fiの中には、名称などを巧妙に似せて公衆無線LANに成りすましているものも少なくありません。こういったものは特に悪意が込められていると考えましょう。また、Wi-Fiのアクセスポイントに接続してしまうと情報が相手に筒抜けになってしまいます。例えば、特定の不正アプリを強制的にインストールされ、スマートフォンが乗っ取られてしまうこともあります。そうなると、ネットバンキングやSNSなどの、スマートフォンで管理していた重要なアカウント情報も筒抜けになってしまう危険性があります。
乗っ取りを防ぐためには、そもそもフリーWi-Fiに接続しないことが最も重要です。接続時に鍵マークがついていないWi-Fiや名称が不明なWi-Fiには絶対に接続しないようにしましょう。

子どもから「身に覚えのないお金を請求するメールが届いた」と相談されました。次のうち、あなたが最初にとるべき行動で間違っているものをすべて選んでください。

- A
子どもを叱って、反省させる
- B
請求のメールの文面をしっかりと確認する
- C
請求されたお金を振り込む
- D
消費生活センターや行政の相談窓口など専門機関に相談する

子どもがスマートフォンを紛失! 心当たりのある場所を探しても見つからない……。そのとき、あなたがとるべき行動を次からすべて選んでください。
- A
警察に紛失届を出す
- B
GPS機能を使った検索を試してみる
- C
拾った人に気づいてもらえるように、無くした場所と自分の連絡先をSNSで拡散する
- D
携帯電話事業者に連絡する

子どもにとって有害なサイトへのアクセスをブロックしてくれる「フィルタリング」の説明について、間違っているものをすべて選んでください。
- A
個別のアプリごとに使用・不使用は設定できない
- B
フィルタリングは一度設定すると変更できない
- C
フリーWi-Fiを使うとフィルタリングが機能しない

子どもが、実際には会ったことがないSNS上の友達とやりとりをしているようです。子どもに伝えておくべきこととして、当てはまるものをすべて選んでください。

- A
写真や動画は、もし拡散されたら完全には消せないため、絶対に相手へ送らない
- B
保護者への相談なくSNSで知り合った友達に会いにいかない
- C
住んでいる地域や学校名など、個人情報につながることは教えない


- A
写真や動画は、もし拡散されたら完全には消せないため、絶対に相手へ送らない
- B
保護者への相談なくSNSで知り合った友達に会いにいかない
- C
住んでいる地域や学校名など、個人情報につながることは教えない
ネットを介したやりとりには、楽しみだけでなく危険が潜んでおり、最近では、誘拐事件や命にかかわるような凄惨な事件も起きています。
警察庁の「令和2年の犯罪情勢」調査によると、SNSに起因する事犯の被害児童数は令和2年は前年比で12.6%減少したものの、過去5年で4.8%増加し1819人でした。
また、SNS等が起因となり、性犯罪等の被害に遭う18歳未満の人も増えています。子どもを家出させ自分の支配下に置く行為は、たとえ子どもが望んだことだとしても未成年者誘拐罪に当たる場合があります。子どもの下着姿や裸の写真を撮って送らせることは、児童ポルノ製造罪になります。保護者に無断で深夜に子どもを連れ出すことは、ほとんどの地域で条例違反になります。こうした法的な事柄も含め、日頃からお子さまとSNS利用のリスクについて話し合っておくとよいでしょう。
出典:警察庁ウェブサイト

子どもにとって有害なサイトへのアクセスをブロックしてくれる「フィルタリング」。法律では、ある年齢未満の利用者には原則としてフィルタリングが必要とされています。何歳未満の利用者に必要とされているでしょうか。正しいものを選んでください。

- A
18歳未満
- B
16歳未満
- C
14歳未満
- D
12歳未満

世界中で人気のサービスに「インスタグラム」や「ツイッター」があります。これらのサービスには年齢制限があります。
利用していいのは何歳からでしょうか。正しいものを選んでください。
- A
5歳以上
- B
10歳以上
- C
13歳以上
- D
18歳以上

近年YouTubeを利用する人が増えていますが、実は13歳未満の視聴は規約で禁止されていて、子ども向けに作られた『YouTube Kids』を使うことが推奨されています。『YouTube Kids』に含まれる機能をすべて選んでください。
- A
利用時間の上限設定
- B
子どもが観た動画の履歴確認
- C
動画やチャンネルのブロック
- D
動画へのコメント機能

文部科学省が中学校へのスマホ持ち込みを4つの条件付きで容認していますが、その条件として、正しいものをすべて選んでください。

- A
学校での管理方法と紛失時の責任の明確化
- B
学校や家庭による危険性の指導
- C
学校と生徒らが協力したルール策定
- D
閲覧対象を制限する「フィルタリング」を教師の責任で設定


- A
学校での管理方法と紛失時の責任の明確化
- B
学校や家庭による危険性の指導
- C
学校と生徒らが協力したルール策定
フィルタリングは保護者の責任で設定します。家庭で話し合ってフィルタリングを設定しましょう。
※中学校へのスマホの持ち込みは原則禁止です。
適用するルールは学校協議会等、学校・保護者の代表・地域で話し合って決めるため、学校ごとに異なります。
文部科学省は学校へのスマホ持ち込みを原則禁止していて、中学校で持ち込みを容認しているのも災害時や犯罪・事故の際の緊急連絡等とするためであることに注意が必要です。学校にスマホ等を持ち込めば、登下校中の歩きスマホによる事故、学校での紛失や破損、不適切な利用等の問題につながる可能性があります。学校への持ち込みはあくまでも例外的なことであり、持ち込む場合にはルールを守ることを徹底する必要があります。

自分の子どもがSNSで特定の人物名を挙げずに「むかついた」などネガティブな投稿をしていました。見かけた場合の対応として正しいものをすべて選んでください。
- A
そのままにしておく
- B
個人を特定していないので問題ない
- C
個人を特定していないが、人を傷つける可能性があるので削除させる

自分の子どもが芸能人のSNSに「気持ち悪い」「芸能界から消してやる」と書き込んでしまいました。この場合、どのようなリスクがあるでしょうか。当てはまるものをすべて選んでください。

- A
犯罪になる可能性がある
- B
民事訴訟で慰謝料などを求められる可能性がある
- C
個人的な感想なので何の問題もない

以下の中から、誹謗中傷にあたり罪に問われる可能性があるものをすべて選んでください。
- A
友達100人だけにフォローされている鍵垢(非公開の鍵付きアカウント)で知人や芸能人の悪口ツイートをした
- B
知人や芸能人の悪口を書いている人のツイートをリツイートした
- C
知人や芸能人の悪口をツイートしたが反省して1か月後に削除した
- D
知人や芸能人の「落ち込んでいる」というツイートにいいねボタンを押した

子どもから「LINEを使いたいからフィルタリングを外してほしい」と言われました。LINEの使用を許可する場合、フィルタリングについてあなたが取るべき行動で正しいものは次のうちどれでしょう?

- A
そもそもフィルタリングサービスは一度加入すると解除できない
- B
フィルタリングを一律解除する
- C
アプリを個別にカスタマイズしてLINEの使用を許可する


アプリを個別にカスタマイズして
LINEの使用を許可する
まず、どうしてLINEを使いたいのかを親子で話し合い、LINEを使用する場合の注意点(既読を早くつけなければいけない、悪口を書き込まない、仲間外れをしないなど)を子どもに確認してから使用させるかどうかを決めることが前提です。そのうえで、フィルタリングを一律解除するのではなく、アプリのカスタマイズで個別に設定できるので、LINEのみ使用できるようにしましょう。
ちなみに現状ではフィルタリングを設定させていない、または子どもにとって何らかの不便があったためにフィルタリングを解除したという親が多数いることがわかっています。
フィルタリングは、LINEに限らず、特定のサービスやアプリのみ使えるようにカスタマイズできるので、有効に活用しましょう。

子どもから「掲示板に知り合いの悪口が書き込まれているのを見て嫌な気持ちになった」という報告を受けました。確認してみると知り合いの中傷が個人情報と共に書き込まれています。誹謗中傷を書きこまれたときの対応について、間違っている行動を選んでください。

- A
弁護士などに相談する
- B
反撃をする
- C
スクリーンショットを撮っておく
- D
プロバイダーに通報する


反撃をする
困ったときは一人で抱え込まずに、誰かに相談することが大切です。
まずはプロバイダーの該当窓口に相談する。削除・対応してくれない場合は公的機関に問い合わせを行います。また、総務省が事業支援している「違法・有害情報相談センター※」は、誹謗中傷の書き込みや無断で個人情報をさらされた場合などの相談をインターネットで受けつけています(※上記センター名で検索)。
問い合わせ前に、証拠として誹謗中傷が書き込まれている部分のスクリーンショットを撮影しておくことが大切です。
21年4月に「改正プロバイダ責任制限法」という法律が成立し、22年中には施行される見通しとなっています。
現在は、誹謗中傷を行った人を特定するための開示手続きには1年ほどかかりますが、この法案が施行されれば、数カ月から半年ですむようになります。また、裁判所は、事業者に誹謗中傷を行った人の情報を消さないよう、命令を出すことも可能になります。

ニュースで子どもの高額課金についてのトラブルについて知りました。子どもが高額課金しないためにやるべき行動として間違っているものは以下のどれでしょう?

- A
スマートフォンの課金利用制限を設定する
- B
課金ルールを話し合う
- C
親のクレジットカードを子どもの手の届かないところで厳重に管理する
- D
ダウンロード無料のアプリのみ利用を許可する

アカウント乗っ取り被害にあわないための予防法として、正しいものをすべて選んでください。

- A
サイトごとにIDやパスワードを変える
- B
二段階認証を設定する
- C
生体認証を使用する
- D
パスワードを忘れないように、同じパスワードを使い回す


- A
サイトごとにIDやパスワードを変える
- B
二段階認証を設定する
- C
生体認証を使用する
アカウントの乗っ取りとは、悪意を持つ第三者が、勝手に自分のアカウントにログインしてしまうこと。乗っ取られてしまうと、身に覚えのない投稿がSNSにアップされたり、SNSでつながっている家族や友人にメッセージが送られ、個人情報を抜き取られたり、悪質なサイトに誘導されるなどの被害が拡大する恐れがあります。
予防するためには、まず、パスワードの使い回しをやめること。安心なのは、ログイン時の手間を惜しまずに二段階認証を設定する方法。外部の端末から第三者が勝手にログインできないようにすることが重要です。二段階認証がないサービスの場合は、できるだけ複雑なパスワードを設定したうえで、そのパスワードをメモアプリに書き込んでおき、アプリ自体にロックをかけるようにしましょう。

インターネットを利用していたら、突然このような画面が出てきました。そのときの対応として間違っているものを選んでください。

- A
ウイルスを除去するためにすぐにダウンロードをする
- B
導入しているウイルス対策ソフトのサポートセンターに相談する
- C
ウイルスチェックを行う

子どものスマホの使い過ぎが気になりました。使い過ぎが気になったときに取るべき方法として、利用できる機能を選んでください。
- A
フィルタリングアプリなどを使って、使用時間を設定できる機能
- B
フィルタリングアプリなどを使って、使用できるアプリを個別に設定する機能
- C
あとから使用時間を確認できる機能

おつかれさまでした。アンケートにご協力ください。
アンケートに入力いただいた情報は統計のみに使用し、
それ以外の目的で使用することはありません。
自転車走行中のスマートフォンの操作は、自動車の場合と同様に、道路交通法が定める安全運転義務違反となり、各都道府県の交通規則にも違反します。たとえ事故がなくても5万円以下の罰金が科されることがあります。自転車で人身事故を起こした場合には、懲役刑もある重過失致死傷罪に問われる可能性があります。