社用携帯をレンタルする5つのメリット
~レンタルスマホで効率的に資産管理~
2025年7月10日掲載
業務用スマホやタブレットの導入が進む一方で、初期コストや資産管理、故障時の対応に頭を悩ませていませんか? 本記事では、業務端末をレンタルで利用するとはどういうことなのかを解説するとともに、法人向けモバイル端末レンタルサービスを活用し、運用負荷を軽減しながら安全で柔軟なモバイル管理を実現する方法をご紹介します。
法人におけるモバイル端末管理の現状と課題
企業のデジタルシフトが加速する中、業務用スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の導入は急速に進んでいます。特に、テレワークやハイブリッド勤務の定着、そして現場業務のデジタル化といった潮流が、その導入を後押ししています。
一方で、端末の運用管理に関するさまざまな課題が企業に重くのしかかっています。例えば、初期投資コストが高額になる事や、端末を固定資産として登録・管理する経理上の煩雑さ。また、現場での故障や紛失が発生した場合には、業務が一時的に停止してしまうリスクも無視できません。さらには、各部門からの問い合わせが集中し、情報システム部門や総務部門が慢性的に対応に追われるといった状況も散見されます。
こうした課題に対して、いま注目されているのが、端末の「所有」から「活用」へ と発想を転換する、新たな運用スタイルです。モバイル端末をレンタル形式で導入し、保守・管理までを一体で提供するサービスを活用する事で、コストと運用負荷の両面から改善が期待できます。
法人向けのモバイル端末レンタルサービスとは?
ソフトバンクのモバイル端末レンタルサービスは、スマホやタブレット端末を購入して所有するのではなく、一定期間、月額制でレンタルしながら保守・サポートをセットで受けられる 法人向けのサービスです。
このサービスを利用する事で、初期費用を抑えて端末を導入できるだけでなく、端末の故障・紛失時にも迅速に代替機が手配され、業務の中断リスクを大幅に軽減できます。さらに、365日体制(オプション)のヘルプデスクや保守パックによって、運用面でも安心して任せられる体制が整っています。
また、MDM(モバイルデバイス管理)やセキュリティオプションとも連携できる拡張性があり、企業のセキュリティポリシーに即した高度な運用も可能です。
選ばれる理由と得られるメリット
① 資産計上不要で経理・財務業務を効率化
レンタル形式の最大のメリットのひとつは、端末を固定資産として計上する必要がなくなる 点です。これにより、減価償却や固定資産台帳の管理といった煩雑な経理業務から解放され、会計処理のシンプル化が実現できます。
さらに、導入は月額制のため、初期費用を抑えつつコストの平準化 が図れます。中長期的な利用にも対応した契約プランが用意されており、事業計画に沿った柔軟な導入が可能です。
② 故障・紛失時も即対応で業務を止めない
業務の要となるモバイル端末の「壊れた」「失くした」は、即業務停止につながりかねません。業務に欠かせない端末の故障や紛失の場合でも、スムーズに代替機を手配できる 体制が整っているため、業務の中断を最小限に抑える 事ができます。
特に、現場作業や営業活動のように「その場で端末が使えないと業務が止まってしまう」シーンでは、即時対応できるこのサービスの価値は非常に高いと言えるでしょう。
③ 365日ヘルプデスク対応+保守パックで安心サポート
ソフトバンクのモバイル端末レンタルサービスに はトラブルや不明点が発生した際に頼れるサポート体制 も整っています。平日9:00~18:00対応の基本プランに加え、オプションで365日/24時間のヘルプデスク対応が選べるため、夜間や休日の緊急時でも安心です。
また、問い合わせ対応がIT部門や総務部門に一極集中しないよう、エンドユーザー自身がヘルプデスクへ直接問い合わせできる仕組みになっており、管理者の対応負荷も軽減されます。
④ 経理・資産管理の一元化と可視化
複数の通信キャリアや端末種類が混在している企業においては、請求のとりまとめや資産の把握が難しくなり、煩雑になりがちです。その点レンタルサービスでは、請求の一括化と管理の一元化が可能 なため、コスト構造の可視化や業務効率の向上が期待できます。
結果として、経理部門や資産管理部門の負荷も軽減され、業務全体のスリム化につながります。
⑤ MDM・セキュリティオプションによる拡張性
企業にとって、業務端末のセキュリティは不可欠な要素です。MDM(モバイルデバイス管理)機能と連携する事で、端末の利用状況を可視化 したり、必要に応じて リモートロックやアプリの制御などが可能 になります。
さらに、高度なセキュリティ対策を求める企業向けには、AIによるモバイル脅威検知が可能な「zIPS」オプションなどもあり、マルウェアやフィッシング攻撃などへの迅速な対応を実現します。
モバイル端末の「所有」を見直す時代へ
IT資産としてモバイル端末を購入して「所有」するスタイルから、「必要なときに、必要な形で使う」という、より柔軟で持続可能な運用スタイルへとシフトする企業が増えています。モバイルレンタル端末サービスを活用する事で、企業はコスト負担を抑えつつ、業務の安定性とセキュリティを確保し、さらには管理業務の効率化を実現する事ができます。
ソフトバンクのモバイル端末レンタルサービスは幅広いビジネスニーズに対応、サポートも充実しています。最新のスマートフォンを選択できる上に、通信プランやオプションも柔軟に選べるため、必要に応じてカスタマイズが可能です。モバイル端末の運用に課題を感じている企業にとって、次なる一手として検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。ぜひ、ご検討ください。
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