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ソフトバンクの営業ってどう?若手女性営業社員が本音で語ります!

多様な働き方ができるソフトバンクでは、営業職の女性社員が数多く活躍しています。彼女たちはそれぞれどのような思いを抱え、働いているのでしょうか。今回は営業として第一線で活躍する女性社員に、ソフトバンクで働くリアルな姿を伺いました。

プロフィール

原 梨花子(ハラ リカコ)2017年入社 コンシューマ営業 ※写真左※
入社後一貫してコンシューマ営業に従事。現在は代理店のオーナーと収益向上に向けた商談、実績管理を行う。

唐笠 まりな(カラカサ マリナ)2019年入社 法人直販営業 ※写真右※
入社後一貫して法人直販営業に従事。現在は担当企業への課題解決、成長支援を目的としたソリューションの提案を行う。

「人に寄り添う」「自分らしく働ける」が入社の決め手

―まずはソフトバンクに入社する前のことから教えてください。お二人ともどんな学生生活を過ごしていましたか?

原:大学ではテニスサークルに所属し、文化祭の実行委員もやっていました。特に文化祭の実行委員は4年間続けることがルールだったので、濃い人間関係を築くことができましたね。会議の数も多く資料なども自分たちで作るので、「学生なのにどうして仕事みたいなことをしているんだろう」と思うことも。1年生の頃はテニスサークルの方が楽しいなと思うことも多かったですが、実際に文化祭が成功した時は達成感が大きくて、結局4年間楽しく続けられたなと思っています。

唐笠:私は大学でマーケティングを専攻していて、売れる仕組みづくりに興味があったので行列の絶えないカフェを選び、アルバイトをしていました。そのお店ではいつも売り上げ目標があり、社員もアルバイトもみんな一丸となって、お客さまが買いたくなるような広告を作ったり、満足度を高めるための接客を工夫していました。最初はあまり話を聞いてくれなかったお客さまも毎日話しかけていくうちに少しずつ打ち解けて、お薦め商品を買ってくれるようになった時は、お客さまと関係を築いてモノを売ることの楽しさを感じました。

―就職活動について教えてください。ソフトバンクを志望した理由は何だったのでしょうか?

原:もともと金融や通信業界を志望していたのですが、面接では私の人間性を見るというよりも「会社に合っているかどうか」という視点で判断する会社が多かったような気がしています。一方で、ソフトバンクは「会社に合っているかどうか」よりも「原さんのやりたいことが見つかるといいね」と言ってくださることも多くて、人に寄り添ってくれる感じが好印象でした。面接や面談を通して、さまざまな部署の方とお会いしたのですが、皆さんそれぞれの仕事を楽しそうにお話されている姿も印象的でした。

唐笠:私は業界をあまり絞らず、多くの人に影響を与えられる仕事をしたいと思っていました。”世界を変える”と大きなビジョンを掲げている会社はたくさんありましたが、孫さんの講演会に参加した際に感銘を受け、「この会社だったら本当に実現できるかもしれない」と思いました。また、選考中にお話した社員の方が、「この会社は出る杭は引っ張る会社」と仰っていたのもとても印象的で、何にでも挑戦するという自分自身の強みを生かしながら自分らしく働けそうなイメージを持てたので入社を決めました。

一人一人に見合った仕事を考えてくれる

―お二人とも当初から営業を志望されていたのですか?

原:大学で教育系を専攻していたので、就職活動の時は教育系のサービスに関わりたいと思っていました。営業がしたかったのかと言われると正直そうではなかったのですが、「間口が広いから」という理由で営業を選んだ部分はあります。社会人になったら法人を相手に仕事をしたいと思っていたので、法人営業を志望しましたが、コンシューマ営業もB to B to Cで、法人を相手にしている点では、思い描いていた仕事とギャップはなかったですね。 学生当時は営業って男女問わずハードワークで、転勤も多いイメージを持っていました。でも実際に入社すると、上司が自分の話に耳を傾けて一人一人に見合った仕事を考えてくれることに驚きました。もちろんすべての希望が通るわけではないと思いますが、「こういう理由でここにいたい」といった希望にも耳を傾けてくれますし、自分たちのやりたいことにフォーカスしてもらえるのはありがたかったですね。

唐笠:私はアルバイトの経験からモノを売ることの楽しさは感じていましたが、売るといってもせいぜい数百円や数千円の話。ソフトバンクの法人営業なら企業のお客さまを相手に何千万、何億円のソリューションを販売するため、より分析のスキルや、課題に寄り添う力を身につけていきたいと思い志望していました。「営業=辛そうな仕事」というイメージは特に持っていなかったですね。

営業は売る仕事ではなく、お客さまとの関係性を築く仕事

―具体的には、どのような仕事を担当していますか?

原:千葉・茨城エリアでのコンシューマ営業を担当しています。各県で数店舗展開している地域に密着した代理店3社を担当し、ソフトバンクが計画した代理店向けの施策を基に業績アップのサポートをしています。ソフトバンクの施策に対して「なぜそれを売る意味があるのか」というところから、代理店の社長やマネージャーに対して丁寧なコミュニケーションが求められます。 スマートフォンだけでなく「Netflix」や「LINE MUSIC」など、扱う商材はたくさんあります。代理店によっては、売りたい商品についてさまざまな考え方があるので、うまく汲み取りながら方針をすり合わせています。

唐笠:私が所属している法人第三営業本部では、東京に本社を置く年商100億から1000億までの企業に、ソフトバンクの通信事業からAI、ロボット、デジタルマーケティングなどに関するさまざまな商材を提案しています。業種はバラバラで、私がメインで担当しているのは12〜13社ぐらいですね。「これを売りたいです」というよりも、お客さまの課題を伺って、それをどう解決するかを考えてご提案しています。お客さまからいかに話を聞き出すかは、いつも試行錯誤していますね。

―営業として、意識していることを教えてください。

原:関係性を築くことですね。最初は各店舗を回っても「現場のことを分かってくれてないんじゃないか」と思われていたと思います。まずは自分がその代理店のために何ができるかというところから考え、各店舗を回りながらコミュニケーションを取っていきました。「商材を売ってほしい」という話だけでなく、運営や仕組みづくりまで、店舗の課題を聞き出すようにしていましたね。1年の時を経て、「原さんが言ってるんだから、やるべきだよね」と思ってもらえるようになった時は、すごく嬉しかったです。

唐笠:法人営業も足を使って人と会って認めてもらうという点では共通していると思います。私も最初は何度もお客さまの元に通い、小さな課題から解決すること、それにプラスαで応えることを一生懸命やりました。そうすると次第にサービスを検討する際にお声がけいただいたり、大きな案件をご相談いただいたり…2年半以上かかって関係性を築けたお客さまもいらっしゃいます。そこまで諦めず継続していくのは、法人営業もコンシューマ営業も同じですね。

―これまでの経験の中で印象的な出来事はありますか?

原:私が嬉しかったのは、「あのクルーさん(携帯ショップの店員)は原さんにしか相談しないんですよ」と言われたこと。本当に信頼してくださっているんだなと思いました。クルーにとって、店長や副店長、マネージャーは社内の上司にあたるので、言いにくいと思うんです。だからこそ、店舗を訪れた時は必ずクルー全員と話をするようにしています。仕事の話だけでなく「髪切ったね!」とかたわいもない話も多いですが(笑)、クルー一人一人にどこまで寄り添えるかを突き詰められるのが自分の強みだと思うし、楽しみながら仕事を進めています。

唐笠:「こういうことをご提案したい。こんな形でお役に立てる」と仮説資料を作って何度もお客さまにアプローチをしているうちに、担当の方から他の部署や役員クラスの方をご紹介いただき、受注に繋げられた時はやりがいを感じます。印象的だった仕事はいくつもありますが、2年目の時に初めて自分がメインで多くの人を巻き込んで動かした案件は特に転機となりました。本来はもっと大規模の企業でないと売れないシステムを受注することができた時は、社内でもすごく評価してもらえましたし、全社的な会議でプレゼンする貴重な経験を得られたことも嬉しかったですね。

結果ではなくプロセスで評価してもらえる環境

―営業というとノルマや目標が気になりますが、そのあたりはどうですか?

原:自分自身の達成すべき数値の目標はあります。もちろん結果を出せば賞与に反映されるなどはありますが、コンシューマ営業は代理店の特性もどうしても結果に影響するので、目標に到達しなかったからといって必ずしも評価が低いと決まっているわけではありません。自分が仕事に対してどういう向き合い方で頑張ったかを上司もきちんと見てくれます。何かチャレンジして失敗しても怒られるとかはないですね。でも慢性的に状況が悪いことに気付いているのに、何も行動を起こしていない時はさすがに注意されます(笑)。

唐笠:法人の場合はお客さまも商材の数も多いので、どのように何を売るのかは自分次第です。目標があるから達成しようという向上心が持てる部分はありますし、マイナスなことだけではないと思います。例え目標数値を達成できなかったとしても必ず評価が低くなってしまうわけではなく、正しいプロセスを踏んで営業活動を日々しっかりやっていれば、商談やミーティングの数、お客さまとの接点などを総合的に見てもらえる環境なので、プレッシャーに感じる必要はないと思っています。

働き方は自分次第で決められる

―ソフトバンクの職場の環境について聞かせてください。どんなところに働きやすさを感じていますか?

原:社員の数が多いので、先輩後輩と輪が広がっていくのも好きなところ。仕事でうれしい時もあれば、落ち込む時ももちろんあります。そういう時に先輩や後輩とごはんや飲みに行きやすい環境があるのはうれしいですね。この夏にインターン生の受け入れを担当したのですが、社屋の30階のレストラン(社員食堂)とかは学生さんたちに好評でした。「こういうオフィスで働きたい」と目を輝かせながら言ってくださる方もいて。そういうのも働くモチベーションにつながるなと感じています。

唐笠:入社する前は会社の偉い方とはなかなかお話しできないイメージでしたが、上層部の方もフランクにお話ししてくださり、風通しの良さを感じますね。とてもアットホームな環境で働きやすいです。

―フレックスや在宅勤務など、フレキシブルな働き方については、いかがでしょうか?

原:全て自分次第です。例えば私の場合は、土日にイベントなどで出勤することもあります。そんな時は、上司の許可の下で平日に休みを取るなど、自分で一定の裁量権を持って決めています。人間なので、やる気がある時もあれば、気分が優れない時もありますよね。そんな時も、「今日はちょっと早く退勤して明日頑張ろう!」と柔軟に働くことができます。そういう意味では自分のペースで働きやすいです。

唐笠:私もフレックスは利用しています。「明日は10時に出勤しよう」とか「今日は16時であがろう」などうまく組み合わせたりして。法人営業の部署は、基本的には休日は土日で決まっています。また、サテライトオフィスや国内に30拠点以上あるコワーキングスペース「WeWork」を活用して、移動の合間の時間も効率よく使うようにしています。

制度を使いながら、仕事も家庭も両立を目指す

―ソフトバンクは産休・育休制度や「プラチナくるみん」を取得しているなど、女性が働きやすい職場づくりのための制度も充実していますよね。お二人は今後どのようなキャリアプランを考えていますか?

原:私はバリバリ働きたいと思っているタイプです。二年後には管理職になりたいというのが、今の明確な目標です。待遇面というよりも、役職は自分に跳ね返ってくる評価の一つの形だと思っているので。今結婚していますが、今後出産しても、同じ仕事を続けていきたいです。例えば短時間勤務の制度を使ったり、時間帯によってはチームのみんなと業務を分担しながら続けられると思っています。

唐笠:私はまだ結婚していませんが、フレックスや在宅勤務制度を使って、仕事中はめいっぱい働いています。ソフトバンクは家庭と仕事を両立させている先輩や上司が多いですね。私も産休や育休を使わせていただきながら、長く働いていきたいと思っています。

―最後に、就職活動を控える学生さんたちにメッセージをお願いします。

原:ソフトバンクの働き方は十人十色。個人の働き方を尊重してくれる会社です。仕事を120%頑張りたい人もいれば、プライベートを大切にする人もいます。私は今でこそバリバリ働いているように見えるかもしれませんが、入社当初はなかなかうまく行かない時期もありました。でも、代理店さんと接しているうちに、「この人たちのために何かしたい」っていう気持ちに変わってきて、仕事が段々楽しくなってきました。仕事はいろんな面白さがありますが、人と人との関係性を深められる営業の仕事はとてもやりがいを感じられると思います。

唐笠:私もお客さまというよりもパートナーとして接することで、一緒に成長を感じられるのもこの仕事の魅力だと思っています。ソフトバンクは社員一人一人に寄り添って、頑張りや可能性を認めてくれる会社。それぞれのキャリア、ライフスタイルに合わせた多様な働き方をしている社員がたくさんいますので、きっと思い描く働き方を見つけることができると思いますよ。

番外編:趣味や休日はどのように過ごされていますか?

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