キャリアNOW
スマートビルという真っ白な世界で、自ら道を切り拓く面白さ
プロフィール
SynapSpark株式会社 事業戦略室 経営企画課 課長 兼 コーポレート部 経営管理課 課長 佐藤 範和
2008年4月、ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)に新卒入社。その後、衛星電話事業やMVNO事業、FinTech事業(住友生命「Vitality」)など、さまざまな新規事業の立ち上げ・企画推進を手掛けてきた。2020年には日本通運との合弁会社であるMeeTruck株式会社の経営企画部長兼CFOを経験し、2023年12月からはSynapSpark株式会社にて戦略企画(経営企画課)と財務(経営管理課)を担っている。
「面白いことがしたい」がキャリアのスタートライン
私が入社した2008年は、ソフトバンクがiPhone3Gを発売して日本中に衝撃を与えた年でした。ソフトバンクに入社したのは、常に挑戦し続ける企業文化と孫社長(当時)のベンチャースピリットに強く惹かれたからです。どうせ働くなら「前例のない」「枠にとらわれない」仕事がしたいという思いがありました。
入社当初はソフトバンクショップの代理店営業を担当し、各ショップの販売促進の支援を行っていました。入社して4年ほどで新規事業開発のチャンスをいただきました。初めての新規事業は衛星電話事業で、立ち上げメンバーとして参画しましたが、右も左もわからず毎日がむしゃらに働いたことは今も鮮明に覚えています。当時、苦楽を共にした立ち上げメンバーとは今でも仲が良く、たびたび交流しています。
その後、MVNO事業やFinTech事業、物流DX事業を担う日本通運との合弁会社MeeTruck株式会社など、さまざまな新規事業に携わってきました。どれも自分では全力を尽くし、充実していたと感じています。新規事業開発で培った戦略企画と財務の経験やスキルは、自分の武器となっています。
入社当初はソフトバンクショップの代理店営業を担当し、各ショップの販売促進の支援を行っていました。入社して4年ほどで新規事業開発のチャンスをいただきました。初めての新規事業は衛星電話事業で、立ち上げメンバーとして参画しましたが、右も左もわからず毎日がむしゃらに働いたことは今も鮮明に覚えています。当時、苦楽を共にした立ち上げメンバーとは今でも仲が良く、たびたび交流しています。
その後、MVNO事業やFinTech事業、物流DX事業を担う日本通運との合弁会社MeeTruck株式会社など、さまざまな新規事業に携わってきました。どれも自分では全力を尽くし、充実していたと感じています。新規事業開発で培った戦略企画と財務の経験やスキルは、自分の武器となっています。
事柄を分解・整理する新規事業の舵取り役
2023年にMeeTruck株式会社が解散すると決まったとき、当時の上司から「日建設計とジョイントベンチャーを立ち上げるらしいから手伝ってくれ」と言われたことが、SynapSparkに携わるきっかけです。当時はソフトバンクの経営企画本部に兼務で所属していて、MeeTruckで会社設立の経験もあったので、財務と会社設立のサポート役としてプロジェクトに参画しました。
ただ、当時の私は建設業界の知見など全くないですし、解散後のキャリアをどうしようかと考えあぐねていた時期でした。新規事業に関わるキャリアを歩むのか、財務部門のキャリアを歩むのかずいぶんと悩みました。しかし、SynapSparkの立ち上げに携わるなかで、「やはり新規事業が好きだ」と気づき、本格的に参画する決心をしました。
SynapSparkでの私の役割は大きく二つあります。一つは事業を成長させるための戦略を企画し、推進すること。もう一つは会社の資金を効果的に活用して会社を適正に運営することです。特に戦略策定は会社の方針を定める非常に重要な業務です。経営陣と日々議論しながら検討していますが、それを戦術や打ち手としてタスクまで分解し、各部門に落とし込むことも同じくらい重要です。これまで携わった新規事業での経験が役に立つ部分であり、自分自身の強みだと感じている領域です。
「スマートビルによる社会課題の解決」という会社のミッションを達成するために、「羅針盤を持った舵取り役」というポジションを期待されていると感じています。
ただ、当時の私は建設業界の知見など全くないですし、解散後のキャリアをどうしようかと考えあぐねていた時期でした。新規事業に関わるキャリアを歩むのか、財務部門のキャリアを歩むのかずいぶんと悩みました。しかし、SynapSparkの立ち上げに携わるなかで、「やはり新規事業が好きだ」と気づき、本格的に参画する決心をしました。
SynapSparkでの私の役割は大きく二つあります。一つは事業を成長させるための戦略を企画し、推進すること。もう一つは会社の資金を効果的に活用して会社を適正に運営することです。特に戦略策定は会社の方針を定める非常に重要な業務です。経営陣と日々議論しながら検討していますが、それを戦術や打ち手としてタスクまで分解し、各部門に落とし込むことも同じくらい重要です。これまで携わった新規事業での経験が役に立つ部分であり、自分自身の強みだと感じている領域です。
「スマートビルによる社会課題の解決」という会社のミッションを達成するために、「羅針盤を持った舵取り役」というポジションを期待されていると感じています。
戦略企画と財務から、新規事業推進を担う
担当する「戦略企画」と「財務」で、それぞれ異なる役割を担っています。
戦略企画では、経営戦略、事業戦略、機能戦略に分けて日々検討をしています。特に今はソリューション事業の要である「ビルOS」の戦略検討に注力しています。ビルOSとは、スマートビルの基盤となるシステムです。ビルOSを介すことで設備データ・IoTデータ・外部データがエコシステムで連携して利活用されるようになります。これによってビルマネジメントが効率化されるだけでなく、OS上で多種多様なソリューションやアプリケーションが生みだせるようになります。ビルがスマートフォンのように機能拡張やアップデートできるようになると考えるとイメージしやすいかもしれません。また、ビルOSによってビル同士でデータ連携ができるようになります。現状、各ビルで収集、蓄積されたデータはデータフォーマットが異なるなどの課題があり、効率的にデータ利活用ができていないのが実情です。ビルOSでデータフォーマットを統一して一元管理すれば複数のビル間でのデータ連携も容易になります。スマートビルの普及にはビルOSの普及が不可欠ですので、重要な検討テーマとして日々議論を重ねています。
財務では、資金を効果的に利活用して投資対効果を最大化することを常に考えています。ただ、事業成長の可能性を摘み取らないように気を付けて、常に「みなさんの挑戦を支援します」という心構えで事業部門と会話するようにしています。
戦略企画では、経営戦略、事業戦略、機能戦略に分けて日々検討をしています。特に今はソリューション事業の要である「ビルOS」の戦略検討に注力しています。ビルOSとは、スマートビルの基盤となるシステムです。ビルOSを介すことで設備データ・IoTデータ・外部データがエコシステムで連携して利活用されるようになります。これによってビルマネジメントが効率化されるだけでなく、OS上で多種多様なソリューションやアプリケーションが生みだせるようになります。ビルがスマートフォンのように機能拡張やアップデートできるようになると考えるとイメージしやすいかもしれません。また、ビルOSによってビル同士でデータ連携ができるようになります。現状、各ビルで収集、蓄積されたデータはデータフォーマットが異なるなどの課題があり、効率的にデータ利活用ができていないのが実情です。ビルOSでデータフォーマットを統一して一元管理すれば複数のビル間でのデータ連携も容易になります。スマートビルの普及にはビルOSの普及が不可欠ですので、重要な検討テーマとして日々議論を重ねています。
財務では、資金を効果的に利活用して投資対効果を最大化することを常に考えています。ただ、事業成長の可能性を摘み取らないように気を付けて、常に「みなさんの挑戦を支援します」という心構えで事業部門と会話するようにしています。
ジョイントベンチャーで業界に新たな風を
SynapSparkの強みは、建築とITの両方の知見を持っている点です。
両方の知見を持ちながら、スマートビルの構築支援ができる会社は国内においてごくわずかだと思います。
国内外の名だたる建築を手掛けてきた専門家集団である日建設計の知見と、ITや通信、DXでさまざまな企業の課題解決をしてきたソフトバンクの知見を融合した構築支援は大きな武器です。我々は、スマートビルの構築支援を行うMSI(マスターシステムインテグレーター)という職能チームを有しています。また、MSIを通じて収集したお客さまの課題やニーズを、ソリューションサービスとして企画し提供するチームも有しています。2つのチームが密に連携しながら、スマートビルの実現を支援していきます。
また、親会社である日建設計とソフトバンクの存在も我々の強みです。設立1年にも満たない我々が、多くのお客さまからスマートビル構築支援のご依頼をいただけるのも親会社のサポートが非常に大きいと考えています。
日本のスマートビル市場は諸外国に比べてまだまだ小さい状況です。我々は日本のスマートビル市場を牽引していく存在になりたいと考えています。
両方の知見を持ちながら、スマートビルの構築支援ができる会社は国内においてごくわずかだと思います。
国内外の名だたる建築を手掛けてきた専門家集団である日建設計の知見と、ITや通信、DXでさまざまな企業の課題解決をしてきたソフトバンクの知見を融合した構築支援は大きな武器です。我々は、スマートビルの構築支援を行うMSI(マスターシステムインテグレーター)という職能チームを有しています。また、MSIを通じて収集したお客さまの課題やニーズを、ソリューションサービスとして企画し提供するチームも有しています。2つのチームが密に連携しながら、スマートビルの実現を支援していきます。
また、親会社である日建設計とソフトバンクの存在も我々の強みです。設立1年にも満たない我々が、多くのお客さまからスマートビル構築支援のご依頼をいただけるのも親会社のサポートが非常に大きいと考えています。
日本のスマートビル市場は諸外国に比べてまだまだ小さい状況です。我々は日本のスマートビル市場を牽引していく存在になりたいと考えています。
自分事として仕事を楽しめる人が活躍できる
SynapSparkのメンバーはみな、新しいことへの挑戦を楽しんでいます。日々生まれる仕事に対して、自ら手を挙げて取り組んでいく人ばかりです。しかし、前例のない多種多様な仕事に取り組むがゆえに、プロジェクト管理などに十分なリソースを回せていない部分があるのも事実です。
ですから、これからSynapSparkに入社される方は、プロジェクトマネジメント力を発揮できるととても活躍できるのではないでしょうか。そのような方が来ていただけると私もうれしいですね。
今のSynapSparkは、次々と舞い込むスマートビルの各種案件をプロフェッショナルなメンバーたちと共に推進していける「プロジェクトマネージャー」が要となるフェーズです。建築やITの経験とスキル、プロジェクトマネジメント力を掛け合わせることで活躍できるチャンスが豊富にあります。
新規事業は目印のない水平線に向かって手探りで進むような仕事ばかりです。手がかりを見つけるのが難しい一方、自ら道を切り拓き、自分でルートを作れる面白さがあります。新しいものを作るのにワクワクしたり、挑戦を楽しんだりできる方にとって、SynapSparkは非常に魅力的なフィールドだと思います。
ですから、これからSynapSparkに入社される方は、プロジェクトマネジメント力を発揮できるととても活躍できるのではないでしょうか。そのような方が来ていただけると私もうれしいですね。
今のSynapSparkは、次々と舞い込むスマートビルの各種案件をプロフェッショナルなメンバーたちと共に推進していける「プロジェクトマネージャー」が要となるフェーズです。建築やITの経験とスキル、プロジェクトマネジメント力を掛け合わせることで活躍できるチャンスが豊富にあります。
新規事業は目印のない水平線に向かって手探りで進むような仕事ばかりです。手がかりを見つけるのが難しい一方、自ら道を切り拓き、自分でルートを作れる面白さがあります。新しいものを作るのにワクワクしたり、挑戦を楽しんだりできる方にとって、SynapSparkは非常に魅力的なフィールドだと思います。
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