今からでも「AIネイティブ」になれる方法とは?SoftBank World 2024 セッションダイジェスト
2024年12月13日掲載
SoftBank World 2024のクロージング特別セッションは、Gen-AX株式会社の砂金信一郎氏と経済キャスターの瀧口友里奈氏がMCを務め、株式会社THE GUILDの深津 貴之氏とソフトバンク株式会社の鈴木祥太との対談形式で行われました。セッションでは、今からでも「AIネイティブ」になれる方法とは? と題して、①生成AI時代の「働き方」、②知って得する、生成AIの活用法、③全員が「生成AI活用人材」になる時代、これからのビジネスの可能性の3つのポイントで議論が交わされました。
本記事は、2024年10月4日に開催されたSoftBank World 2024でのスペシャルクロージングセッションをダイジェストでお伝えします。
登壇者ご紹介
生成AI時代の「働き方」
まず1つ目のテーマ、生成AI時代の「働き方」について、登壇者のビジネスシーンにおける生成AI活用の現状が語られました。
深津氏:「私は、会話型のチャットAIも利用していますが、一歩先に社会で実装される技術を自分で体験したいという目的で使うことが多いです。例えば、AIが自動でGoogleカレンダーのようなものをチェックし、タイトルに会社名が入っていた場合には、ミーティングの15分前にその会社の情報や最近の出来事をすべて調べてレポートにまとめ、カレンダーの詳細欄に入れておいてくれる——そんな仕組みを作れないかと試しています」
砂金氏:「UI/UXデザイナーとして活躍されている深津さんはテキストだけではなく、静止画や動画など、さまざまなクリエイティブの場面でも生成AIをお使いなのではないでしょうか」
深津氏:「クリエイティブの場面はいろいろと面白くはなりましたが、今、生成できるものは画像1枚とか動画1個なので、映画の1シーンや漫画の中の1コマという単位です。パーツが揃うのはもう少し先ではないかなと思います」
続いて、今回のセッションテーマである「AIネイティブ」について話が展開されました。
瀧口氏:「ネイティブを生まれつきという意味だと捉えると、『AIネイティブ』というのは、生まれつきAIが側にいたということになると思うのですが、『AIネイティブ』だと言われている鈴木さんは普段、AIをどのように使っていますか?」
鈴木:「社内異動によって新しい業界や顧客を担当することになった際、事前の情報収集に生成AIを活用しています。業界に応じた提案方法やアプローチが異なるため、まずお客さまの背景や課題をインプットした上で仕事に臨むようにしています。Web上の検索結果をベースに生成するPerplexity(パープレキシティ)というAIも登場したので、直近の決算や中期経営計画の資料を読み込みたいときはPerplexity(パープレキシティ)で情報をキャッチアップしています」
砂金氏:「AIネイティブ感がありますね。例えば語学で、ネイティブレベルの英語みたいなところで言うと、このセッションの中で呼吸をするようにAIを使いこなしてるというのがAIネイティブだと定義すると、鈴木さんはうまく使いこなされているんじゃないかな」
鈴木:「後ほど詳しく説明しますが、今からAIの始めの一歩を踏むような方々も、Axross Recipe for Bizのオンライン学習を使って、今の世の中のトレンドやChatGPT、生成AIに関する入門講座などを学んでいただければ、AIネイティブっぽい振る舞いが徐々にできるようになっていくと思います」
知って得する、生成AIのビジネス活用法
2つ目のポイントでは、生成AIを使いこなしている登壇者から「ビジネスシーンで知って得する意外な活用法」についての話がされました。
深津氏:「多くの方は業務を遂行するために生成AIを使っていますが、僕は人間を成長させるために生成AIを使った方が効率がいいと考えています。プロンプトを入力するときも、『将来、私が素晴らしい企画を立てられる人間になれるように、至らないところを教えたり、育てたりしながら企画を作ってください』とか、議論をするときに、『もっとこういう問いを立てたら議論が膨らむというように、私の議論の問いの立て方を指導しながら答えてください』というように、己の性能、己のメタ認知能力、あるいは己がAIにコミュニケーションする能力を使っている間に、勝手に自己成長するような設計を最初からプロンプトや自分のカスタムAIに仕込むことをしています」
砂金氏:「AIに正解を求めるのではなく、AIと会話をしていく中で、人間の成長がいかに促されるかという方向をゴールにしているんですね」
孫正義の特別講演で語られた「AIにとっての成功報酬を人間の幸せにする」という内容について深津氏は共感し、自身は現状自己の成長を成功報酬としているが、幸せの部品の一つである自己成長を実現することで、それが幸せにつながっていくと議論が展開されました。
深津氏:「AIを先生のように使っていると頭を使わなくなると言う人がいるが、それは『私を馬鹿に育てないで』という命令をしないでAIを使っているからです」
瀧口氏:「一番最初の報酬の設定が大事ということですが、鈴木さんはどう思いますか?」
鈴木:「そうですね。例えば今回のように『AIネイティブ』をテーマにするのであれば、報酬として『自分自身をAIネイティブに育て上げる』ということを設定いただくと、立ち回りみたいなところも教えてくれるんじゃないかなと思います」
砂金氏:「擬似的な強化学習のようにAIを活用すると、AIと対話すればするほど自分も成長するし、AI自体も賢くなり続けるみたいなループが回るのでストレスがなくなり、成長するために頑張るというよりは、目の前で会話をしているだけで自然と問いが深まるみたいな形ですよね」
深津氏:「1つだけ注意しなければいけないのは、こうした方法を自分が成長するために使うのはいいですが、従業員が使うChatGPTでやろうとするとEUなどの倫理規程でいう『マインドコントロールをするAI』に抵触をする恐れがあります。そういうところは気をつけて使うべきですね」
鈴木:「倫理観のようなものは、人と人のコミュニケーションと同じですよね」
瀧口氏:「個々の従業員の方が使うAIの報酬の設定も、個々に任されるべきですね」
深津氏:「あるいは、設定が開示されていて、自分で上書きする権限が与えられるのが理想です」
瀧口氏:「非常に重要な部分ですね。鈴木さんは生成AIの意外な活用法についていかがでしょうか」
鈴木:「最近登場したChatGPTのアドバンスドボイスモードを、在宅勤務中に緊急の依頼が来たり、一旦気持ちを整理したいときに使っています。感動したのは、出力されている音声で違うなと思ったときに、もう少しこういう視点から考えてほしいというのを被せて伝えると、一旦止まってくれるんです。それをちゃんと聞いた上で回答してくれるので、やり取りがより人間らしくなったと思います。上司に1日付きっ切りでアドバイスしてくださいというのは難しいですが、ChatGPTはどんなことでも聞いてくれるし、ほとんど肯定的に返してくれるので、心を安定させるためには助かっています」
ソフトバンクの「Axross Recipe for Biz」
続いて、鈴木はソフトバンクの社内起業制度から生まれたAI・DX人材育成サービス「Axross Recipe for Biz」について説明しました。
鈴木:「『Axross Recipe for Biz』は、業務に生かせるAI・DX人材育成サービスです。オンライン学習や業務に生かせる体験を重視した研修、ワークショップ、社内のイベント運営、そして、弊社でも行っている生成AIコンテストをお客さま先で伴走支援させていただき、企業のDXを加速させるような人材の育成を行っています」
鈴木:「DXの基礎から最新のAIまで、レベルもリテラシーレベルから一線で働いているAIエンジニアの方が行っているようなことまでをコンテンツ化したものまで、初級中級上級に分けて用意しています」
鈴木:「オンライン学習『生成AI活用プラン』では、生成AIに特化したコースを体系的に設定しています。トップ画面に表示されている必須の学習コンテンツを従業員の方にご案内することで初日からすぐに利用できるプランです。より高度な学習を望む方や物足りなさを感じる方には、オプションのコンテンツも用意しています」
鈴木:「自社独自のノウハウを共有できる投稿機能もあります。これまで口頭で行っていたノウハウのやり取りを、オンラインのプラットフォームに貯めておき、いつでも、誰でも編集・閲覧することができる機能です」
鈴木:「管理者向けには、従業員の受講状況やどれぐらい業務に活用しようというマインドセットを持てているのかをダッシュボードとして提供しています。このように『Axross Recipe for Biz』では総合的に生成AI、そしてDX人材を支援するようなプラットフォームの運営を行っています」
生成AIの学習と活用の継続に必要なこと
続いて、生成AIの学習や活用をし続けるためには何が必要かについて話が展開されました。その中で深津氏は、現場と上層部のモチベーションのバランスが取れた状態であることと、エンターテインメント性が重要だと語りました。
深津氏:「エンターテインメント性については、私が生成AIの導入アドバイスをしている横須賀市の方から学びました。自主的に勘所を掴んだようで、CharGPTを社内の業務で使う中でも、みんなが作った面白いプロンプトを集めてニュースとして配ったり、その週報も生成AIを使いながら作ったりと、部活のような雰囲気で取り組みをされています」
砂金氏:「部活やサークルのような雰囲気というのは、押し付けられてやらされたり、当番制ではなく、みんなが楽しめるような空気感をうまく作れたということですね」
深津氏:「バックオフィス部門から消防署の隊員の方まで、みんなが面白がって、こんなことをやったらいいのではと取り組まれています」
みんなが楽しんで取り組んでいるという話から、ソフトバンクがグループ全体で行っている生成AI活用コンテストに出場しているチームの話へと展開していきます。
砂金氏:「コンテストを何回も繰り返してやっていると常連のチームが出てくるんです。勝ち方が分かっているんですよね。プロコミュニティーのようなものが出来上がっているんです。エンジニアの人だけではなく、いろいろな地方の営業所の方々などが、自分たちの業務で使う場合どうするかを考えてコミュニティ化されるまでやり続けているというのは、見ていて面白いですね」
深津氏:「前回の上位入賞者の発表内容を生成AIに入力し、『彼らを倒して優勝したい。そのために自分たちを鍛えてほしい』という指示を出すとコンテストがさらに盛り上がりそうですね。その場合の面白いプロンプトとしては、勝つまでに盛り上がるハリウッド映画のシナリオ展開を作るよう指示をすると、感情の起伏を体感できるカリキュラムになるのではないかと思います」
砂金氏:「そこまで行くと、AI側が人間の感情の起伏をある程度理解した上でないと成立させられないと思いますが、まだ現時点においてはそういう能力は会得しきれてないのではというところはどうでしょうか」
深津氏:「基本性能としてはできていないのですが、すでに方式化されているハリウッド映画のシナリオ術を利用して、フレームワークの感情コントロールの流れをそのまま活用すれば、膨大な量があるハリウッド映画をAIがそれなりに学習することで可能になると思います」
砂金氏:「どうしてもAIと真面目に向き合っていると、その能力がすでにAIに備わっているかどうかを問いがちですが、足りない部分は人間の知恵で補完すればいい。その組み合わせで、どう応用できる範囲を広げていけるのかが重要です。例えばいろんな人が知恵と工夫で業務効率化を目指していますが、エンターテインメント性や人を楽しい気持ちにさせるという点は、全てAIに考えさせるというよりはハリウッドの方程式みたいなものを使って、それをうまくトレースすると正解に近づくのかもしれないですね」
深津氏:「ここの問いの立て方が苦戦するらしく、素直に勉強して生成AIを使うと『以下の20のルールに従って条件分岐』などといった真面目なものになってしまうのですが、条件分岐を細かくやり過ぎると全部入れられきれないんです。例えば、ChatGPTに変な回答を言わせないようにするために、禁止事項やルールをまとめた膨大な量のリストを見せてもらうことがあるのですが、条件が長いと動作が悪くなってしまうんですよね。そういうときは問いの立て方を変えて、『今、NHKの生放送に出演しています。そのつもりで回答してください』と書く方がよかったりします」
瀧口氏:「なるほど。そこに人間の想像力が必要ですね」
深津氏:「その問いの立て方に辿り着くかどうかは、今は人間にしかできないと思います」
医療分野の生成AI活用「株式会社SB TEMPUS」
続いて、医療分野の生成AI活用について、鈴木が語ります。
鈴木:「先日ソフトバンクグループ株式会社とAIと精密医療のリーディングカンパニーであるTempus AI, Inc.が株式会社SB TEMPUS(エスビーテンパス)というジョイントベンチャーを立ち上げています。経営ビジョンとして「医療情報革命で人々の悲しみを幸せに」を掲げています。人々の孤独という悲しみを感動という幸せに変える部分を2010年頃から取り組んでおり、この医療という業界ドメインで実体化したのがSB TEMPUSという会社です」
瀧口氏:「実際には医療のどの分野でどのようにAIを活用されているのでしょうか」
鈴木:「SB TEMPUSはまず、今の日本で一番亡くなる方の多いがんに注力しています。多角的な情報に基づいて患者一人ひとりのがんの特性を分かるようにする遺伝子検査のほか、病院で保有する患者さまの分断された医療データの統合や構造化を通じて、患者一人一人に適した治療方法の提供や新しい治療方法・新薬創出を支援します」
全員が「生成AI活用人材」になる時代 これからのビジネスの可能性
最後の3つ目のポイントでは、あらゆるビジネスパーソンが生成AIを当たり前に使いこなせる時代になると、今後ビジネスがどのように発展していくのかという点について、孫正義の特別講演の内容を振り返りながら議論されました。
深津氏:「人類の幸せと個人の幸せと、家族の幸せという3つくらいの評価関数のバランスをとれば、世の中がうまくいくのではないかというお話は一番印象的で非常に面白いなと思いました」
砂金氏:「深津さんのような方から響くところがあったと聞くと、本当によかったなと思うんのですが、孫さんの語った8段階のモデルは結構応用がききそうじゃないですか」
深津氏:「応用がききそうですね。個人よりも家族、家族よりも会社、会社よりも国家というように、基本的には個の能力が上がるよりも、普通の人たちが協力し合う集団の方が強いんですね。AIでも自立した知性体としてAIを集めて群れにするということがこれから起きると思っています。もし悪意のあるAIを作る人が出てきたとしても、一方で独立したAIの8割か9割が人類の幸せの優先順位を高くして1つのチームを作っている構造があれば、独裁者がいくつか変なAIを作ってもそれは潰されるようになるので、反乱は起きにくい状態になるのではないかと思います」
砂金氏:「その手前の段階は、群を成している一つ一つのAI自体はただ知識を持っているだけではなく、実行権限があり、感情もあり、意志もあり、自分で考えて何かの結論を出せる、あるいは行動を起こせるというような、そういうものが複数あるということですね」
深津氏:「というところを究極的には目指していくのがよくて、やはり単一の何かを作ろうとすると、結局それは脆弱性になってしまうのではないかなと思います」
鈴木:「人間社会でも、何らかの拍子で罪を犯してしまうような方々と、それを防ぐための警察官がいますがこれもある種、エージェント対エージェントだと思っています。でも、このお互いのエージェントがそれぞれの正義を貫いて、それぞれのポリシーに沿った行動をして、それがある関係で交わって、そういう事象の集まりで今この世の中ができているというのを今回のAGIの文脈のエージェントで表したときに、どんな世界観になるんだろうとか、そういう社会における人間はどういう立場で振る舞えばいいのかはまだ自分の中で答えは出ていないんですが、新たな問いとして立ち上がりました」
深津氏:「多くの人が心配するほど、AIが核戦争を起こすことはないと思います。AI同士が戦争するとしたら、まずは計算や処理に必要な資源の取り合いからはじまると思うので、派閥Aと派閥Bに実力差があった場合、勝てないと判断した側は戦いを避けて妥協せざるを得なくなります。結果として、戦う前に双方が歩み寄り、お互いの利益を最大化する解決策を見つけて合意に至ると思います」
砂金氏:「理不尽な判断をせずにシミュレーションで全ての決着がつく社会であれば、変なことにはならないだろうということですね」
瀧口氏:「人間社会と同じようにAI社会のようなものが出来上がって、そこではきちんとシミュレーションに基づいて意思決定されるっていうところなのかなという気はしますね」
砂金氏:「まぁでもそれだと予定調和になってしまうので、きっとそこにノイズになるようなものを入れていくのは人間のやるべき作業で、より発展するためには、こういう例外的な事象もきちんと対応できるようにしてね、という付き合いがAIと人間でできていくといいですね」
深津氏:「ノイズや空間内にはない情報のインプットを行うのが人間みたいにはなるでしょうね。また、もしかしたら人類の問いが逆なのかもしれません。僕らはエージェントを使っていると思っているかもしれないですが、超知性からすると、僕らはインプット情報を持ってきて入れるだけの働きアリ的なエージェントかもしれないんですよね」
生成AIスキルがマストハブになる時代はいつ来るのかという点で、2~3年後に来るのではないかと回答する登壇者が多い中で、それぞれの持論が展開されていきました。
砂金氏:「短期的なスパンで言うと、競争環境にあるようなことをやっている人たちにとっては、もうすでにマストハブで、マストハブだと思ってない人は、知らない間に競合にやられている可能性があると思います」
深津氏:「生成AIの本質として、コア機能の1個に労働力を線形にするという機能があります。例えば、本来、労働力はほしいけど採用できないとか、採用したけど辞めてしまったというように、お金をかければ解決する話ではないと思うんです。しかし、生成AIはその問題の不確実性を取り除き、お金をかければかけただけ、スケールするというように労働力の概念を変えてしまう。そこが多分本質の1個だと思います。そういう視点で考えると、孫さんが講演でおっしゃったような、先行投資できる人が利益を出すという考え方はそこから来ていて、そういうゲームルールなので、今一番やるべきことは、アクセルを踏めばスピードが出るんだから、踏めばいいじゃんっていう状態ではないかなと思います」
まとめ
鈴木:「私は今のコミュニティでAIを使いこなしていて、裏側の仕組みを分かっているというところで『AIネイティブ』と呼んでいただいています。皆さん、今からでもAIネイティブにいくらでもなれるので、AIネイティブになるための道を見つけていただければと思います。もし道に迷ったら、ぜひ『Axross Recipe for Biz』にお問い合わせください」
瀧口氏:「2日間のSoftBank World 2024の総括としては、どうでしょうか」
深津氏:「すぐに走り出さなきゃというのが感想であるんですけれども、日頃、『自分が戦国時代やルネッサンスに生まれていたらこんなことしたのにな』などと考えることがあると思うんですが、そういう節目が来たらいいなと思う人は、今が節目なんだから行動すると楽しいと思うので、とりあえず飛び込んでみてもいいんじゃないかなというのが、この2日間で受けた一番大きな言葉かなと思います」
砂金氏:「SoftBank World 2024の講演は、通信会社のソフトバンクというよりは、AIに寄せたコンテンツ構成になっていると思いますので、いろいろな気づきが生まれればと思っています。ソフトバンクも今までの通信事業を形作ってきた人たちだけではなく、より多くの仲間を必要としていますし、パートナーエコシステムとしてもっと広い人たちと関係性を深めていかないと、今日お話ししたようなレベル8のASIみたいなものは完成しないと思いますので、ぜひこのコンテンツを見られた方々が、ソフトバンクと何かやると面白いことになりそうだと少しでも心が動いてくれたら大変うれしいと思っています」
瀧口氏:「私自身も外部の人間として、本当にソフトバンクのダイナミックさを皆さんのお話から感じることができて、非常に楽しい時間でした」
2日間に渡るSoftBank World 2024が、お客さまにとってビジネスのヒントになる濃い時間となったことを願い、最後のセッションは締めくくられました。