仮想マシンを作成する

公開カタログから仮想マシンを作成する

公開カタログを使用して仮想マシンを作成する方法を説明します。

公開カタログのテンプレート

当社が提供する公開カタログのテンプレートは、以下のとおりです。

テンプレート名 説明
Win2008 Std 32bit Windows Server 2008 Standard 32bit
Win2008 Std 64bit Windows Server 2008 Standard 64bit
Win2008 Std R2 64bit Windows Server 2008 R2 Standard 64bit
Win2008 Ent 32bit Windows Server 2008 Enterprise 32bit
Win2008 Ent 64bit Windows Server 2008 Enterprise 64bit
Win2008 Ent R2 64bit Windows Server 2008 R2 Enterprise 64bit
Win2012 Std 64bit Windows Server 2012 Standard 64bit
Win2012 Std R2 64bit Windows Server 2012 R2 Standard 64bit
Win2016 Std 64bit Windows Server 2016 Standard 64bit
Win2019 Std 64bit Windows Server 2019 Standard 64bit
Win2022 Std 64bit Windows Server 2022 Standard 64bit
NonSupport CentOS76 CentOS 7.6 (NonSupport)
NonSupport Kubernetes Kubernetes 1.17 (NoSupport)

当社TECHBLOGで利用例を紹介しています。

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補足

仮想マシン作成後、OSコンポーネントの追加などに必要なインストールメディアは、公開カタログ上で提供しています。

各OSのサポート状況につきましては、製品のメーカーサポートにてご確認ください。

  1. 「仮想マシン」タブをクリックします。

  2. アイコンをクリックします。

    「仮想マシンの追加」画面が表示されます。

  3. 仮想マシンを追加する仮想マシングループを選択し、「カタログから追加する」の アイコンをクリックします。

    お客さまが利用できるテンプレートの一覧が表示されます。

  4. 公開カタログの任意のテンプレートをクリックします。

  5. 各項目を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。

    項目 説明
    仮想マシン名 セルフポータルサイト上で表示するホスト名を入力します。
    仮想マシングループが異なる場合は、同じ名前の仮想マシンを作成できます。
    コンピュータ名 ゲストOSのホスト名を入力します。

    「リソースの構成」画面が表示されます。

  6. 仮想マシンで利用するストレージ区分を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。

    お客さまのご契約内容により、選択できるストレージ区分が異なります。詳しくは、 「ご契約タイプ別のストレージ区分」 を参照してください。
    「ネットワークの構成」画面が表示されます。

  7. 各項目を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。

    項目 説明
    プライマリ NICが複数ある場合、プライマリNICを選択します。
    ネットワーク 接続するテナントネットワークを選択します。仮想マシンをテナントネットワークに紐づけて同じセグメントでつなぐ場合に選択します。
    仮想マシングループのネットワークについて詳しくは、 「仮想マシングループのネットワーク設定をする」 を参照してください。
    IPの設定 テナントネットワークに接続する際の、IPアドレスの指定方法を以下の3つから選択します。
    ・固定IPプール:テナントネットワークに割り当てられているIPプールの中から、IPアドレスが自動で割り当てられます。
    ・手動:入力したIPアドレスを使用します。
    ・DHCP:DHCPサーバによって割り当てます。

    「テナントネットワークの構成」画面が表示されます。

  8. 設定を変更せずに、「次へ」ボタンをクリックします。

    「設定の確認」画面が表示されます。

  9. 表示された内容を確認し、「完了」ボタンをクリックします。

    仮想マシンが作成され、「ステータス」欄に「パワーオフ」と表示されます。

    check
    重要

    契約リソースプールを跨ぐ移動時に仮想マシンに「00:0C:29」から始まるMACアドレスがNICに付与されていると、パワーオン出来なくなります。「00:0C:29」が付与された場合にはNICのMACドレスをリセットしてください。 「00:50:56」から始まるMACアドレスであれば問題ございません。

  10. 作成した仮想マシンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。

    「仮想マシンのプロパティ」画面が表示されます。

  11. 左ペインで「ゲストOSのカスタマイズ」をクリックし、「ゲストのカスタマイズを有効化」にチェックを入れます。

    check
    重要

    公開カタログから作成したWindowsの仮想マシンは、SIDの重複を回避する目的でゲストOSのカスタマイズを実行する必要があります。仮想マシンの利用開始にあたっては、ゲストOSのカスタマイズを実施してください。
    「仮想マシンのゲストOSのカスタマイズを実施する」

    本項はWindows Serverをもとに記載しておりますので、NonSupport CentOS76 については 「限定公開カタログから仮想マシンを作成する(Red Hat Enterprise Linux)」を参照してください。
    「限定公開カタログから仮想マシンを作成する(Red Hat Enterprise Linux)」

  12. 「ローカル管理者パスワードを許可」にチェックを入れ、パスワードの設定方法を選択して、「OK」ボタンをクリックします。

    パスワードを自動生成する場合は、「パスワードを自動生成」を選択します。
    お客さまが指定する場合は、「パスワードを指定」を選択し、パスワードを入力します。

    edit
    補足

    自動生成されたパスワードを確認するには、再度「仮想マシンのプロパティ」画面の「ゲストOSのカスタマイズ」を表示します。

  13. ライセンスの認証のため、仮想マシンをパワーオンします。

    仮想マシンをパワーオンする方法は、 「仮想マシンを起動/停止する」 を参照してください。

  14. 仮想マシンのコンソール画面を表示し、ログインします。

    仮想マシンのコンソール画面を表示してログインする方法は、 「仮想マシンのコンソール画面を表示する」 を参照してください。
    仮想マシンのデスクトップが表示されます。

  15. デスクトップ上の「slmgr.bat」をダブルクリックします。

    check
    重要
    • 仮想マシンを、インターネットに接続可能なネットワークセグメントに接続した状態で実行してください。「slmgr.bat」は、仮想マシンがインターネットに接続可能な状態で実行した場合のみ、Windowsライセンスの認証動作を行います。
    • Windows Server 2012以降は、インターネット接続後に数分程度で、自動的にライセンス認証されます。
    • ライセンス認証された状態で「slmgr.bat」を実行しても特に問題はありません。

    ライセンス認証用のスクリプトが起動し、ライセンス認証が実行されます。

  16. スタートボタンをクリックし、「コントロールパネル」をクリックします。

    「コントロールパネル」画面が表示されます。

  17. 「システムとセキュリティ」-「システム」の順にクリックし、「Windowsライセンス認証」に「Windowsはライセンス認証されています。」と表示されていることを確認します。

  18. セルフポータルサイトの画面に戻り、「仮想マシンのプロパティ」画面を表示します。

    「仮想マシン」タブで、仮想マシンを右クリックし、「プロパティ」をクリックすると表示されます。

  19. 左ペインで「ゲストOSのカスタマイズ」をクリックし、「ゲストのカスタマイズを有効化」のチェックを外して、「OK」ボタンをクリックします。

    仮想マシンの作成が完了します。