HAPSは、1年を通して比較的風が穏やかな成層圏を飛行し、通信ネットワークが整っていない場所や地域にも安定したインターネット接続環境を構築します。また、衛星に比べて地上との距離が近く、低遅延かつ私たちが普段使うスマホなどのモバイル端末で直接通信が可能です。
現在、ヘリウムガスの浮力を利用して飛行する「LTA(Lighter Than Air)型HAPS」と、飛行機のように揚力を持って滞空する「HTA(Heavier Than Air)型HAPS」それぞれの機体での商用化に向けて、研究開発を進めています。また、2026年には「LTA型HAPS」を用いて日本国内でプレ商用サービスを開始予定です。