児童養護施設などの社会的養護の下で暮らす子どもの多くは、
過去に受けた児童虐待などにより、
自分を否定的に捉え、強い孤独感を抱くことが多いです。
チャリティスマイルは、
児童養護施設の子どもたちにソーシャルケアや退所後のケアの提供を通じて、
子どもたちの自立を応援する
ソフトバンクの寄付プログラムです。
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児童養護施設の子どもの約6割が、過去に虐待を受けた経験あり
さまざまな事情で家族と暮らすことのできない子どもは、全国でおよそ4万6千人おり、児童養護施設や里親宅など社会的養護の下で暮らしています。
全国に約600ある児童養護施設では、約3万人の子どもが生活していますが、そのうち約6割が、過去に家族による何らかの虐待を経験しています。
暴行を加える身体的虐待のほか、食事を与えない、放置するといったネグレクト、言葉による脅しや目の前での家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス)など、心理的虐待を含めた児童虐待の件数は年々増加しており、児童相談所が把握した児童虐待の件数は年間10万件を超えています。児童虐待の増加に伴い、被虐待児童の養護と自立のための手厚い支援の拡充が求められています。
強い孤独感を持つ
「自分の居場所がない」
家族からの虐待により、「おまえは何をしてもだめだ」など自分を否定するメッセージを受けた子どもたちは「自分の居場所がない」と強い孤独感を抱くようになると言われています。
「相談したり、頼ることができる人がいない」
児童養護施設に入所している間は職員に頼ることができますが、施設を退所した後は仕事も、家事も、家計のやりくりも全て、自己管理しなければなりません。
退所後、家を借りる際に保証人がいないなど、本人の努力だけでは解決できない事柄により自立を阻まれることも多々あります。
退所後を支える、頼れる存在
「家族のように頼れる存在」
チャリティスマイルでは、施設を退所した後も家族のように頼れる大人の存在や居場所を作り、安心して社会に巣立ち、暮らしていくことができるよう子どもたちを支援しています。
「保護者の代わりの相談相手」
チャリティスマイルの寄付先である団体は、社会で必要な知識、スキルを学ぶ場や退所後のケアの提供を通して、子どもたちとの信頼関係を築きながら、孤独感の軽減や自立支援に取り組むと同時に、子どもたちが困難な問題に直面した時には、相談相手となって、サポートできる環境を作っています。

Aさん(20代・男性)
2歳から18歳までを児童養護施設で過ごした。
- ※写真はイメージです。
「講師や同じ境遇の友人たちは、私にとって大きな財産です」
施設では、先輩たちが将来について悩み、考えている姿を見て、自分も社会に出たときのことを真剣に考えなければいけないと感じていました。しかし、身近に会社で働いている人がいない中で、18歳になったら施設を退所して、それまでの集団生活から一人での生活が始まること、今後は何事も一人でやっていかなくてはならないことに漠然とした不安を感じていました。
ソーシャルスキルトレーニングの講習会に参加したきっかけは、施設の先輩からの誘いでした。社会の第一線で活躍する大人たちから、必要な知識やスキルを教えてもらうことはとても刺激的で、「できること」が増えていくプロセスは、自分の大きな自信になりました。
施設を退所後も、家族にお金をせがまれたり、携帯電話の名義を売られて高額な請求を求められたり、肉親にあまり恵まれなかった自分にとって、実の親のように温かく時に厳しく指導してくれる講師や、トレーニングで出会った友人たちは頼れる存在で、今でも定期的に連絡を取り合う仲です。私にとって大きな財産になっています。
「身近な人のサポートを受けながら、困難を乗り越えています」
施設を退所後、ギャンブルにはまってしまったり、会社に遅刻して、どのように対処したらよいか分からず、そのまま会社を辞めてしまった仲間もいます。私も児童養護施設出身ということだけで、理不尽な扱いを受けた経験もありますが、ソーシャルスキルトレーニングを通じて身近に相談できる存在ができたことで、困難な状況に直面した時も周りに相談し、サポートを受けながら、乗り越えることができています。
寄付は「社会福祉法人 中央共同募金会」および「あしなが育英会」へ届けられ、児童養護施設を利用中、また退所後の子どもの自立支援、奨学金貸与などに活用されます。
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社会福祉法人 中央共同募金会
赤い羽根共同募金は「じぶんの町を良くするしくみ。」です。子ども、高齢者、障がい者などを支援する活動を行っています。
支援内容
自立に向けた支援
対象
児童養護施設/自立支援ホームを
利用中・退所後の子ども -
あしなが育英会
保護者のいない孤児や、障がいにより親が働けないなど、貧困家庭の子どもたちを、物心の両面から支える活動を行っています。
支援内容
奨学金
対象
遺児・孤児
マテリアリティ「②人・情報をつなぎ新しい感動を創出」



本取り組みを通して人・情報をつなぎ新しい感動を創り出すことで、SDGsの目標「4、8、9」の達成と社会課題解決を目指しています。